皆様へ。刑事被告人の田端信太郎です。
「書類送検」は司法プロセスの始まりに過ぎません。この段階では、当然ながら、対象者は「推定無罪」として扱われるのが、人権感覚のある先進国社会の常識です。
にも関わらず、その段階で、日経225にも採用される大企業であるメルカリ社が、対象者をあたかも犯罪者のように印象づけたニュースリリースを会社名で出しておきながら、今になってそれを「あくまで従業員個人の行為」と説明するのは、一貫性と整合性を欠くと言わざるを得ません。(こちらのSUAN記事を参照ください。添付画像はSUAN記事よりのSUANとメルカリ代理人を名乗る弁護士事務所とのやりとりからの引用です。 suan.tokyo/251030-01/)
以下はメルカリ社が9月21日に出したリリースの引用です。ぜひ全文をご確認の上、どちらの説明が社会的に妥当で、公正な手続きの精神に沿っているか、ご自身の目でご判断ください。
私としては、本件は「言論と司法」「企業と個人」「権力と表現の自由」という、日本社会の根幹に関わるテーマが交差していると考えています。
公開の法廷は誰でも傍聴できます。
どうかより多くの方に、今後の裁判を見届けていただき、何が正義で、どちらが常識的か――皆様ご自身の目で確かめていただければ幸いです。
>対象者は、ソーシャルメディア上において、当社従業員等に対し、能力・人格を貶める侮辱的、攻撃的、その他ハラスメントと受け取れる表現などの執拗な投稿を繰り返しており、当社従業員等に精神的な負担をもたらすものとなっておりました。今回の警察による対応がこのような負担を解決する一歩となることを期待しています。
今後も、ソーシャルメディア上における誹謗中傷等のハラスメント行為に対しては、従業員等を守る責務を果たすことを目的に、発信者情報開示請求や刑事・民事訴訟等の法的措置を含め、毅然とした対応を行ってまいります。詳細は「ソーシャルメディア上での誹謗中傷その他ハラスメント等に関して」をご確認ください。
ソーシャルメディア上での誹謗中傷事案の書類送検に関する報道について
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