PCの寿命は5年じゃない?何年?故障のサインと長持ちさせるコツを解説
「パソコンを買いたいけど、パソコンの寿命ってどれくらいなの!?」
「最近パソコンの調子が悪いけど、これってもう寿命なのかなあ……」
なんて思ったことありませんか?
今や1人1台が当たり前となったパソコンですが、年々値上がりが……
そんなたか~い必需品であるパソコン、出来れば長持ちさせたいですよね。
本記事ではそんなお声に応えるべく、パソコンの寿命からコストを抑えて長持ちさせるためのノウハウを解説していきたいと思います。
本記事を読んで、新規購入を検討されている方や、今現在パソコンを使用している方のお悩みを少しでも解決出来たら幸いです。
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パソコンの寿命は何年か
デスクトップのPCの寿命
一般的にデスクトップPCの寿命は5~10年とされております。
5~10年と曖昧な年数になっているのは、パソコンの「状態・使い方」によって劣化具合が異なるためです。
つまり、「悪い状態・間違った使い方」を続けていると、5年未満でも故障してしまうことがあります。
ノートPCの寿命
一般的にノートPCの寿命は3~5年とされております。
デスクトップPCと比べて短いのは、持ち運び時の衝撃などによる故障のリスクが原因です。
内閣府の調査によると…
内閣府の消費動向調査 令和6年 3月実施調査結果」によると、 二人以上の世帯において、パソコンの平均使用年数は7.6年となっています!
その中でも、買い替えの理由で半分以上を占めるのは、「故障」となっています。
買い替え理由別の割合(%)
出典:https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/honbun202403.pdf
記憶装置(HDD/SSD)や周辺機器は?
HDDは3~5年、SSDは5~7年とされております。
バッテリーは2~3年。
CPU(プロセッサ)は5~7年。
GPU(グラフィックボード)は3~5年。
ファンは7~8年。
ディスプレイは5~10年。
……などなど、機器によって寿命は様々です。
パソコンはこれら様々な機器が連動して動作しているので、当然故障(寿命)の原因も様々となります。
故障の原因と長持ちさせるための対策
では、様々な故障のリスクを抱えているパソコンを、長持ちさせるためにはどうすればよいのでしょうか。
ここからはパソコンの故障原因と長持ちさせるための方法をお伝えしたいと思います。
パソコンが故障する原因として、ハードウェアとソフトウェアの故障が考えられます。
ハードウェアとは物理的な機器のことで、ソフトウェアは機器を動かすためのプログラムのことだと考えてください。
ハードウェアの故障
故障の原因には、以下のようなものがあります。
- ・ハードディスクの故障
- ・ディスプレイの割れ・欠け
- ・バッテリーの消耗
【故障の原因】
これらの状況に至る要因として、強い衝撃が加わる、水に濡れる、機器の限界温度を超えた高熱、経年劣化などが考えられます。
特に、パソコンの頭脳ともいえるCPUは熱に弱く、100度程度で故障や接触不良に繋がることもあるため注意が必要です。
また持ち運ぶ機会の多いノートPCは、機器の破損や接触不良に陥るリスクが大きいです。
「ノートPCを持ち運ぶ際、イヤホンを挟んでしまい液晶を割ってしまった……」 なんて事例もございます。
丁寧に扱うことを心がけましょう。
【長持ちさせるための対策】
普段何気なく使っているパソコンがこんなにも繊細な精密機器であることに驚かれましたか?
では、故障リスクを減らすためにはどうすればよいのでしょうか。
私たちが気をつけるべきポイントを5つにまとめました!
・熱に気を付けるべし!
直射日光が当たらず、通気が良い場所に置いてください。
・こまめに掃除するべし!
パソコンの筐体内のほこりを出すことで、冷却機能の働きが向上し、機器の寿命が延びます。
・衝撃に気を付けるべし!
動かすときは丁寧に。ノートPCを持ち運ぶときはクッションなどを使い衝撃を和らげましょう。
・電源を入れっぱなしにするべからず!
つけっぱなしはダメ!しかし、こまめにOFFにするのもNG!
使わない時間が1時間を超える場合、電源を切ることを意識しましょう。
・水を避けるべし!
パソコン周りに水を置かないことはもちろん。
観葉植物や梅雨の時期の湿気にも注意しましょう。
ソフトウェア
機器の破損以外の原因として、ソフトウェアの障害が考えられます。
故障の原因には、以下のようなことが考えられます。
- ・Windows更新中のトラブル
- ・ウイルス(マルウェア)感染
- ・OSの不具合
- ・データ・システムファイルの破損
- ・空き容量の不足
【故障の原因】
これらの要因としては、不用意なソフトのインストールやWindows更新中に電源を切るなどがあります。
また、ウイルスのような悪意のあるプログラムに感染してしまうと、動作が遅くなったり正常な動作が行えなくなったりすることもあります。
【長持ちさせるための対策】
パソコンを大切に扱うのは物理的なことに限った話ではありません!
ソフトウェアに関して気をつけるべきポイントは3つです!
・メンテナンスをするべし!
不要なファイルの削除など、パソコン内のお掃除もしましょう!
・OSのアップデートをするべし!
セキュリティの向上などが見込まれます。
逆にアップデートをしないままだと脆弱なセキュリティのままパソコンを使用することに……
・ウイルス対策ソフトを入れるべし!
ワンクリックで天国から地獄にウイルス対策は常に万全の状態を。
「めんどくさ!」
と思われたかもしれませんが、
データの復旧には10万円以上かかることも……
あなたのパソコンは大丈夫!?故障のサイン
ここまで、故障の原因とその対策をお伝えしてきましたが、
「そんな対策今までしたことなかったよ!私のパソコン大丈夫!?」
と思われた方はいらっしゃいませんか?
ここからはパソコンが不調の時に出す故障のサインをお伝えしたいと思います。
故障の前兆
【動作が遅い、頻繫にフリーズする】
「インターネットで検索していたら……」
「動画が全然再生されない……」
パソコンの動作が遅く、画面がいきなりフリーズ(固まって動かなくなること)したことはありませんか?
インターネットの接続が悪いだけかと思っていたら、原因はパソコンの方にあった! なんてことも……
原因としては、
- ・メモリの容量不足
- ・PCの熱暴走(CPUが高温になりすぎる)
- ・コンピューターウイルス
- ・ストレージ/ハードの劣化
などが考えられます。
【異音がする】
「起動時に変な音がする」
「電源をつけているときのパソコンから出る音が大きい」
意外と気づきにくい落とし穴。
毎日聞くものだから少しの変化に気づくことが難しいです。また、イヤホンをしている方はなおさら難しいでしょう。
・ファンの異音「カラカラ」「ブォー」
・ハードディスクの異音「ギュイーン、ギュイーン」「カタン、カタン」「ジー」「ガリガリ」
・光学ドライブの異音「ギュイーン、ギュイーン」「キュルキュル」
これらを目安に、今一度よくパソコンの音を聞いてみてください。
【充電が切れる、電源が落ちる】
何もなく電源が落ちることはありえません。パソコン内で何かが起きた合図です。
ノートPCの場合
・ACアダプタの接触不良
・バッテリーの劣化
デスクトップPCの場合
・電力不足
・高熱や高負荷の処理によってCPUに負荷がかかりすぎた
・電源機器の不良
などが考えられます。
【異常な発熱がある】
「何か、部屋が暖かいような……」
パソコンの温度は40~70度が適応温度だとされています。これを超える数値を示している場合、異常があると判断しましょう。
原因としては、
- ・冷却装置(ファン・CPUクーラー)の不具合、または故障
- ・ほこりがたまって筐体内に熱がこもってしまっている
などが考えられます。
【画面が暗い、シミのようなものが出る】
「あれ?なんか画面が暗いような……」
「モニターにシミのような黒い斑点がある……」
軽い症状だと思って放っておくと、ハードディスクやメモリの破損につながることもあるため注意しなければなりません。
原因としては、
- ・液晶モニターの故障(液漏れ)
- ・パソコンの故障(ハードディスク・電源機器の故障)
などが考えられます。
【PCが起動しない】
「ついに寿命か……」
お待ちください!機器の交換で直る可能性がございます!
原因としては
- ・電源機器のトラブル
- ・メモリの問題
- ・熱の問題
- ・帯電している
などが考えられます。
ひとつひとつは小さな異常でも、積み重なれば大きな故障につながります。
修理費用も小さな故障であれば1万円以下で済むこともあれば、大きな故障となると10万円以上かかることも……
これらの症状があったときにすべきこと
上記の異常に心当たりがある方、ない方も今後の異常に備えていただくだめに、ここからは私たちがおこなうべきことについてお伝えしていきたいと思います。
クリーニングをおこなう
最後にパソコンを掃除したのはいつですか?
もしかしたら一度もしていない!?なんてことも……
まずは筐体内部のホコリを外に出すところから。
日々のメンテナンスがパソコンの寿命を延ばします。
「そんなこといって、パソコンの中を開けるなんて無理!」
「掃除するにもスペースがないよ……」
ノートPCなら外部ほこりをはらい、液晶をきれいにするだけですが、デスクトップPCはそうはいきません。
ですがご安心を、パソコン修理業者にはクリーニングオプションもございます!
※「パソコン修理24」のクリーニングオプション例
・データの整理をする
パソコン内のデータ容量が多いと、パソコンの動作が重くなります。
もう使わない古いデータを消すことで、パソコンの容量に空きを作りましょう。
ドキュメントや画像などのファイルデータ、ソフトウェアにブラウザの履歴まで、あなたが忘れてもパソコンは一字一句記憶しています。
それらを消去することで、パソコンの動作を軽くすることができます。
・見積もり診断をおこなってもらう
「クリーニングをおこなっても、データの整理をしても、状態が改善されない!」
そうなると故障の可能性が高いです。
そんな方はパソコン修理店で見積診断をおこなってもらいましょう。
パソコン修理店によっては無料見積もり診断をおこなっている場合もあります。
修理か買い替えか
使用年数によっては買い替えも検討
デスクトップPCの寿命は5~10年。
ノートPCは3~5年。
この寿命を目安にして、寿命近くの使用年数なら買い替えの方が良い場合が多いです。
また、使用しているOSのサポート期限が近い場合なども、買い替え時期としては適しています。
修理のほうが良い場合も
一方で、買ってからそんなに期間が経過していない場合は修理の方が適していることが多いです。
購入から1年以内なら、メーカー保証が受けられることが多いので連絡してみましょう。
また、「パソコン修理24」の料金表では修理費用は1万~3万円、高くても5万円以内となっており、パソコンを新しく買うよりも安価であることがわかります。
今のパソコンのスペックに満足している方は修理を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
「パソコン修理24」の料金表:https://www.smaphodock24.jp/price.php
専門家にお任せ!
「パソコンを修理に出そうと思っても、どの修理業者が良いかわからない!」
そんなあなたに、おすすめのパソコン修理業者をご紹介いたします!
「パソコン修理24」
出典:https://www.smaphodock24.jp/
- ・業界最安
- ・即日修理可能、また優先診断&特急作業等スピードコースも
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- ・中古PCへの買い替えも可能
まずは無料で見積もり診断を
「修理?買い替え?結局どっち???」
修理か買い替え、決め手は様々ですが、大きな決め手となるのはやはり値段でしょう。
ですので、ぜひ一度修理業者へ無料見積診断をおこなってもらうことをおすすめします!
まとめ
パソコンの寿命は……
デスクトップPCは5~10年。
ノートPCは3~5年。
と言われておりますが、内閣府によると7.6年となっております。
つまり、パソコンの「状態・使い方」によってはこれ以上にもこれ以下にも!
よくある故障の原因・対策
パソコンは精密機器です。ハードウェア・ソフトウェアともに優しく丁寧に扱いましょう。
また、定期的なクリーニング、メンテナンスを心がけてください。
修理のサイン
動作が重い、異音がするなど故障の前兆に気づいたら、すぐに行動を!
まずは、無料見積もり診断をしてもらいましょう!
パソコンの無料見積診断から修理まで「パソコン修理24」にお任せ!
※症状から故障のおおよその原因を判断し、目安料金を見ることも可能です。
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2024年4月26日 5:22 PM |
カテゴリー: ・その他