【効果的な叱り方】〜怒鳴らなくても伝わる!子どもに響く伝え方7選〜
子どもが言うことを聞かないと、つい「いい加減にして!」と声を荒げてしまう…。
でも実は、“叱り方”を少し変えるだけで、怒鳴らなくてもちゃんと伝わるようになります。
叱る目的は「責めること」ではなく、「伝えること」。
ここでは、子どもに届く“効果的な叱り方”を7つご紹介します。
①端的に短い言葉で伝える
長い説明や説教は、子どもの集中力や理解力を低下させて逆効果です。
ポイントとして、一文で伝えるつもりで話すのを意識してみてください」
《NG》
「なんで○○したの?この前も○○してママが△△しなさいって言ったのに、あなた××って言って…」
《OK》
「〇〇は危ないからしません。」
②子どもが落ち着いてから伝える
泣いていたりパニックになっている時は、どんな言葉も届きません。
まずは気持ちを受け止めてから。
心が落ち着いたタイミングで伝えるほうが、しっかり理解できます。
その間にママも気持ちをお落ち着かせることを忘れずに!
《NG》
泣いてる時に、注意する
《OK》
まずは子どもを落ち着かせる声かけ
注意するのは、子どもが落ち着いてから
③わかりやすい言葉を使う
「ちゃんと」「しっかり」「いい加減にして」など、あいまいな言葉は子どもには難しいです。
子どもが“想像できる行動”に言い換えましょう!
《NG》
「ちゃんと座って!」
《OK》
「背中をまっすぐ伸ばして座ろう」
④落ち着いた口調で伝える
ママの声のトーンは、子どもにとって安心感のバロメーター。
大声を出すと、子どもにママの言葉が届きにくくなります。静かで落ち着いた声のほうが子どもの耳に残りやすいです。
《NG》
怒鳴りつける
《OK》
声のボリュームは小さくゆっくり話す
⑤質問口調で伝える
問いかけることで、子どもの“考える力”を育てられます。すぐに答えを教えず、考える余白を与えましょう!
《NG》
「〇〇しなさいって言ったでしょ!」
《OK》
「今は何をする時間だっけ?」
⑥指摘するのは“行動”
「あなたが悪い」という伝え方になると、子どもの人格を否定することになります。指摘するなら、行動に焦点を当てる言葉にしましょう!ポイントは、「〇〇したことがダメだった」と事実にフォーカスすることです。
《NG》
「あなたはいけない!」
《OK》
「おもちゃを投げるのはいけないね」
⑦最後は受け止めの言葉で終わる
ママが怒りをぶつけて終わり。にならないように気を付けましょう!
注意したとしても、最後はポジティブでプラスな言葉でおわりましょう!
《NG》
「わかった?次やったら許さないからね!」
《OK》
「次はきっと○○ならできるよね」
「わかってくれてよかった」
まとめ
叱ること自体が悪いわけではありません。
大切なのは「どう伝えるか」。
怒鳴らなくても、落ち着いて・具体的に・行動に焦点をあてて伝えることで、子どもは“怒られた”ではなく、“理解できた”という経験を積み重ねていきます。
ママが変わると、子どもの反応も変わります。
「伝わる叱り方」は、親子の信頼を深める第一歩になります。
伝え方を変えれば、優しさがちゃんと届きますよ。
この他にも子育てに役立つ情報を投稿しています!最後までお読みいただきありがとうございました。