中東諸国歴訪中の小池百合子東京都知事は27日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府と産業分野などでの交流・協力に関わる合意書を締結した。
都によると、合意書は①インフラ・交通②文化・エンターテインメント③産業・スタートアップ④教育⑤防災・都市の強靭化⑥デジタル―の分野で交流・協力を行うとしている。
ドバイ紙ガルフニュースによると、ドバイ執行評議会のバスティ事務局長との間で調印され、マクトゥーム皇太子が立ち会った。
小池氏は25日に東京を出発してUAE、サウジアラビア、クウェートを訪問。31日に最後の訪問国エジプトに向かい、カイロ近郊に全面オープンする大エジプト博物館の開館式典に出席した後、11月3日に帰国する予定だ。
小池氏は8月、エジプト経済界との間でエジプト人労働者の就労協力の合意書を結んでいる。
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