khakiが提案する新定番。

こんにちは。

khakiの四枝です。

当店は取り扱いブランド数が少ないです。

なので、カテゴリーによっては弱いシーズンがあります。例えば今季カバンに関しては1型のみの取り扱でいまだ未入荷なので現状入荷ゼロです。おそらくシーズン通してカバンの入荷がここまで少ないお店はほとんど無いと思います。

だったらカバンメーカーやれば良いじゃんって声も聞こえてきますが、ここも僕の信念が邪魔をします。自分が使いたいと思わなければ仕入れたくない。僕が見ている限り使いたいと思う鞄がない。ただそれだけです。

そんな感じで色々と偏りまくりのお店です。

当店でインナーと言えば最強サーマルで皆様もご存知のIndian Hill Knitting Serviceごあります。しかし、このブランド物はとても良いですが、如何せん年に3~4型しか展開しない超特殊なブランドです。

そして毎回早い、とにかく旅立つのが早い。定番インナーなんて年中お店に無いといけないはずです、それが出来ていない現状を打破しようと思って僕が声を掛けたブランドが今季より取り扱いがスタートしたOlde Homesteader(オールドホームステッダー)です。

正直所有していない、でもずっと気になっていたブランド。

初めて展示会に行ってデザイナーの福原さんにまず言われたのは、とりあえず見て、着て下さい。

その言葉の意味はすぐに分かりました。これだけ沢山の洋服を見ていれば分かるんです、このカットソーはただのカットソーではない、相当やりきっていると。

着用する度にテンションが上がる僕を見て、同じようにテンションが上がる福原さん、要所で商品説明が入りましたが、着心地の良さにうっとりし過ぎてあまり覚えていません。すいません。

ちゃんと見て、着てみないとただのカットソーで終わると思いますが、しっかりと良さを伝える事が出来れば最高のカットソーである事は分かって頂けるはずです。

それでは説明を始めます。

Olde Homesteader (オールドホームステッダー) 24AW “Crew Neck Longsleeve / Interlock” ¥12,100-(intax)

今回入荷したのはブランドの定番でもあるクルーネックのロンTです。

1番の特徴はインターロックであること。

インターロックとは簡単に言うと両面が表面です。

大体のカットソーは表面に肌あたりの良い滑らかな生地をもってきて、汗の吸収などを加味して毛羽立ちや起毛感のある所謂裏地が裏面にきます。

それが通常であり、それがカットソーを製作する上で1番楽です。しかし、そこに手間をかけることで極上の着心地を再現しました。

両面天竺編みとなるので勿論生地を作る時間も倍かかりますし、コストも倍かかります。ただ着心地が良いだけではなく、耐久性の高さ、型崩れのしにくさも兼ね備えているのでカットソー、インナーとして必要な要素は全て持ち合わせています。

ネック回りのステッチワークもとても丁寧で素晴らしい仕上がりです。

デザイナーさんが何年もインナーとしてもヘビーに着たサンプルが展示会には並んでいましたが、全く首元はクタっていない、むしろ自分のサイズに馴染んでいるのでとても着やすく良いネックのテンションになっていました。

そのサンプルに関してもう1,2点、、、、色味がかなり良い感じにフェードしています。まさに古着屋に並んでいそうな味のある雰囲気です。そしてもう1点、何十回、何百回と洗われてきたであろう同モデルのカットソーですがとにかく気持ちの良い着心地とストレスフリーなサイズフィット。僕は最初これが製品かと思っていましたが、話を聞いてると福原さんが着まくった私物というから驚きでした。

ガシガシ着て数年が経ってこの雰囲気、、、、まさに僕の好きなガシガシ着て良くなっていく洋服でした。

リブはヴィンテージアンダーウェアでもよく見かけるあぜ編みです。

程良い締め付けと強度の高さが特徴で。

福原さん私物も少し伸びているかな?ぐらいでクタってきている印象は全くありませんでした。

リブもですが、1番驚いたのはフィット感の良さです。オールドホームステッダーのカットソーは比較的ジャストに作られていて、肩周りやアームは昨今のブランドが作るカットソーと比べるとジャスト目ですが、着ている人の動作やサイズ感に合わせて馴染んできます。馴染みきったカットソーは少し大袈裟かも知れませんが、まさにオーダーメイド級のフィット感と言えます。

サイズ感に関しては、42,44,46の3サイズ展開です。

176cm53kgのスタッフ肥後でサイズ44を着ています。よりインナー的に着るなら42ですが、当店の提案的には1枚でも着て欲しいのでワンサイズアップのがオススメです。

178cm76kgの僕は勿論最大サイズの46です。と言ってもそこまで大きくありません。

袖が溜まることもなく、着丈が長過ぎることもない。

身幅はお腹を引っ込めているので気になりませんが、ラーメン後だと少し気になるぐらいです。それも馴染んでくるので数十回着たら良いサイズ感になっているはずです。

今時期のインナーはサーマル一択だった当店が遂にカットソーをインナーとして勧める時がきましたね。程良い肉感もあるので保温性もそれなりには期待出来ます。スウェットとカットソーの中間から若干カットソーよりぐらいの厚みです、、、、伝わりますかね。

とにかく着心地が良いです。カシミヤブレンドのコットンかと思うぐらい良いです。それが洗うごとに増していくなんて嘘のような事が実際に起きるのだから凄い。

カラバリは10色以上もある中から今回は絶妙な色味だけ入れました。絶妙とはありそうでない、でもインナーで着たらめちゃくちゃ使えそうな色味の事です。

AUBERGEのサンフェードしたジャケットのインナーもいつもの当店なら最強サーマルをゴリ押しするところですが、色味をプラスする事で全く違う表情に。

HERILLのシャンブレーシャツのインナーも前立ては閉めてインナー無地の白Tがベタだろうけど、このカットソーがあれば羽織のように着ることも出来ます。むしろ見せないと勿体無いぐらい良い色味です。

今回の5色展開はどれも王道とは少し違う絶妙カラー。その絶妙が普段のスタイリングに良いスパイスとして味を出してくれます。

商品説明も無しにただ画像だけで昨日オンラインにアップしましたが、案の定全く売れず、しかし店頭では試着からの説明込みで未だ失敗知らずの100%MANです。

正直これを蹴る理由が見当たりません。

ちなみにこの価格どう思いますか?

これだけのクオリティーで12100円です。福原さんも困っていました。俺はこの値段で売っても飯食えないよ、、、、そうだと思います。だっとこのクオリティーだもん。

それでもこのクオリティーをこの価格で出す事に意味があると言う福原さんがカッコ良かったです。実は前職の会社が一緒だったり、趣味が近かったりと共通の話題があったりで普段話している時は気さくなお兄さんって感じですが、商品の説明をするときは目つきも変わって熱く熱く語り始めます。

皆さんが僕から洋服を買いたいと思っている様に、僕もこんな熱い漢から服を買いたいと思って取り扱う事を決めました。

これからkhakiのインナーとしての制服になってくるブランドなので是非今後にもご期待下さい。

カットソーだけでもプライスバグっているのにこんな立派な箱まで付けるから、利益減るんですよ。

商売が下手だけど、そんなところに惹かれています。

とにかくめちゃくちゃ良いので是非、お試し下さい。

khaki 四枝

取り扱いブランド

HERILL (へリル)/AUBERGE (オーベルジュ) /MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ)/KAPTAIN SUNSHINE (キャプテンサンシャイン)/Gorsch the merry coachman (ゴーシュザメリーコーチマン)/Indian Hill Knitting Service (インディアンヒルニッティングサービス)/ULTERIOR(アルテリア)/Gurank(グランク)/Olde Homesteader(オールドホームステッダー)/Marmolada (マルモラーダ)/forme (フォルメ)/Nine Tailor (ナインテイラー)/corgi (コーギー)/guepard (ギュパール)/JILL PLATNER (ジルプラットナー)/JUTTA NEUMAN (ユッタニューマン)/etc…

ACCESS

住所:〒892-0827 鹿児島県鹿児島市中町4-10 岩元ビル1F

営業時間:12:0020:00 定休日 水曜日

電話番号:0998039707

メールアドレス:khk.shop01@gmail.com

オンラインサイト:https://khkec.base.shop

Instagram:@khaki_kagoshima

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