分数の計算の中でも、通分をともなう足し算や引き算は、つまずきやすい単元の一つです。
正しい手順をしっかり押さえて、落ち着いて計算できるようにしておきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
(1/2)−(1/3)
分母がそろっていないので、まずは通分をしてから計算しましょう。
解説
今回の問題の答えは「1/6」です。
計算の手順は次の通りです。
(1/2)−(1/3)
=(3/6)−(2/6)
=1/6
どのように考えるのか、順を追って確認していきます。
分数の引き算では、分母が異なるままでは計算ができません。
そのため、まずは通分をして分母を同じ数にそろえる必要があります。
通分では、分母の最小公倍数を使います。
2と3の最小公倍数:6
それぞれの分母を6にそろえるため、次のように分母・分子を同じ数で掛け算します。
1/2=3/6 (←分母・分子を3倍)
1/3=2/6 (←分母・分子を2倍)
分母がそろったら、あとは分子どうしを引き算します。
(3/6)−(2/6)
=1/6
したがって、答えは「1/6」となります。
ちなみに、今回の計算「(1/2)−(1/3)」は、分母の差が1で、分子が共に1となっています。
このような分数の引き算は、分母は各分数の分母の積(掛け算)、分子は1になります。
分数の計算方法を正しく理解していれば、簡単に計算が可能ですね。
まとめ
分数の引き算は「通分→引き算」という手順をしっかり守ることが大切です。
分数の計算は、電卓では計算できないことが多いため、自分の力で解けるようにしておくと安心です。
基本を繰り返し練習して、確実に身につけていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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