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七事式 -茶カブキ-

 七事式の一つ、茶カブキ(ちゃかぶき)。
 闘茶をもとに、味覚の修練のために作られたもの。まず、二種の試み茶を喫し、その味を覚えておき、次に本茶三種(前の試み茶二種にもう一種加えたところ)を喫して、その味の別をききわける式。連客に定数はないが、通常、点茶役1名、執筆者1名、普通の客4名の計6名で行われます。
闘茶
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/d99cf9496ae67d49ff2e7da123162600

 掲頌は、「干古干今裁断舌頭始可知真味/いにしえにいまにぜっとうをせつだんしてはじめてしんみをしるべし」
 舌三寸の味の判断ではなく、それを断ち切ることによって真味を知れとの教えです。味に対して熱い、冷たい、甘い、苦いなどの単純に批評をするのは仮の判断であって、無心で喫する時こそ、真の味を知ることができるとしています。
 禅の世界では二元的な観念を捨て、絶対「一」の世界=無心、天地一体となった世界が判るのが真味を知り得るということ、これを茶を喫することを通して教えている式だそうです。

 茶カブキ、私は一度しか経験したことがありません。それもまだ七事式の意味もわからず、皆で楽しみながらやるお稽古という認識で、先生や先輩方に言われるままに動いていた頃でした。細かいところは忘れましたがとにかくその際の二種の抹茶は全く違う味で、強烈に印象に残っています。先生がわかりやすいようにそういう抹茶を選んで下さっていたのだと思いますが、結局三種とも飲み分けることができました。執筆者の方が記入してあとで皆でコピーして頂いたはずなのですが、今記憶の限りでは私の手元には残っていません。残念です。今こうして意味を知った上でもう一度お稽古したいと思っています。

 ところで、”かぶき”は「かぶく(傾く)」という動詞の名詞形で、正統なものに対する異端のものを表す言葉でした。最初は社会道徳や秩序といった精神面、髪型や服装・動作・行動などの風俗面において風変わりなものを言い、さらには芸術の領域においても旧来の正統派、伝統的なものに対してその軌範をはずれていると認識されたものについてもカブキと称するようになりました。
 茶カブキもある種正当な茶の湯とは外れた闘茶をベースにしたことからこの名称が生まれたのではないでしょうか。これは全く私の私見なので、名称の由来をご存知の方がいらしたらお伺いしたいです。
 
 茶カブキについて、皆さんの経験、思い、教えて下さい。

(参考)七事式の掲頌
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/cf8f0415f3fce4070df97ed92da8c88e
七事式に関する知識は裏千家茶道教科本、淡交別冊”茶の湯と禅”を参考にしています。
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