立民女性議員、国会のヤジに持論「政府の方針に疑義を感じる時、それを表明する表現の一つ」
立憲民主党の石垣のりこ参院議員が26日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「国会でのヤジ」について、持論をつづった。 【画像】「表現の一つが『ヤジ』です」/全文 24日に高市早苗首相が衆参両院の本会議で首相として初めて行った所信表明演説の際、一部の野党議員らからヤジが起きた件をめぐりネット上でさまざまな声が出ている。所信表明演説では、自民党は少数与党だが、演説が始まる際には「よーし」「頑張れ」など、自民党席から大きな声援や拍手が起きる一方、野党席からは「今まで何をやってきたんだ」「えーーーーー」などのヤジが飛び交い、議場が騒然となる場面が何度もあった。与党席から「静かにしろ」と野党のヤジをいさめるような声も出て、高市氏が少し演説を止める場面もあった。 このヤジをめぐり、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が自身のXで24日夜「子供に見せれない。恥ずかしいよ」「あのやじが仕事になる。国会議員の定数大幅削減だよ」と苦言を呈したり、一方で立憲民主党の小西洋之議員が自身のXで「ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です」と主張し、一部のヤジを引き合いに「素晴しいヤジだと思います」と称賛するなど、さまざまな論議を呼んでいる。 石垣氏は25日午後の更新で「国会でのヤジについて、『子どもに見せられない』『教育上よくない』といった批判がしばしば聞かれます。日頃から『人の話はきちんと聞きなさい』と子どもに教えている大人にとっては、テレビで議員たちが総理や閣僚の発言にヤジを飛ばす姿を見せられたとき、説明に困るのかもしれません」と書き出した。 そして「しかし、子どもへの教育と国会における議論とは、目的も立場もまったく異なります。確かに『人の話を聞く』ことは大切ですが、国会は意見の違いを前提とした政治の場であり、議員は国民の代表として、政府の方針に疑義や不満を感じるとき、それを表明する責任を負っています。その表現の一つが『ヤジ』です。もちろん、人格攻撃や差別的な言葉は許されませんが、政策や答弁への即時的な反応としてのヤジまでを、単に『無作法』と切り捨ててしまうのは、議会制民主主義の理解として浅いのではないでしょうか」と続けた。 さらに石垣氏は「むしろ、大人に問われているのは『人の話を聞くこと』と同時に、『理不尽やごまかしに対して声を上げること』の両方の価値を、どう教えるかではないかと思います」と述べた。