「銃撃直後ほぼ即死に近い状態だったと推察される」安倍元総理を司法解剖した医師が証言 取り押さえた警察官「山上被告は『当たったか』という言葉発した」安倍元総理銃撃・殺害事件 裁判員裁判3日目
■菊地弁護士「事件の凄惨さを裁判員に伝えて刑の重さに影響与える狙い」指摘
きょう=30日は検察側の証人として、取り押さえた警察官と司法解剖をした医師が法廷に立ちました。 菊地幸夫弁護士は「裁判員にこの事件がいかに凄惨なものだったのかを印象付けて、刑の重さに影響を与えようという狙いがあった」と指摘します。 【菊地幸夫弁護士】「裁判員の方に、この事件がどれだけ凄惨だったのか、どれだけ衝撃を持った事件だったのかっていうのをリアルに、臨場感を持って、警察官と医師の方の口から伝えるというのが目的だったんだろうと思います。 弁護側は宗教的な背景で、“同情を買おう”とする。それに対して検察側は“想像以上にこれは凄惨な事件なんですよ”ということを印象づけて、量刑(刑の重さ)に影響を与えようというところだと思います」 (関西テレビ「newsランナー」2025年10月30日放送)
関西テレビ
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