気が付けば人生にハムスターがいる
あなたが初めて飼ったペットはなんだろうか?
犬?猫?小鳥?
生まれた時には既にペットがいた、という人もいるだろう。
友人にも犬猫を夫婦で飼っていて、そのうちに自分達に子供が産まれて、まるで兄弟のように育っているという人がいる。
そういえば、幼稚園の頃、友達の家に行くとイグアナがいた。今思うとかなり珍しいペットだったな、と思う。
私の初めてのペットは、ゴールデンハムスターだ。
アニマルライツが叫ばれて久しい現代では考えられないかもしれないが、平成1桁ガチババアの私が小学校1年生の頃、クラスの教室にはゴールデンハムスターが何匹かいた。当時の担任の先生が飼っていたものだ。休み時間になるとみんなで掌に乗せて触った。今考えるととんでもない高ストレス環境だったような気もするが、なんとそのハムスター達に子供が産まれた。ネズミの繁殖力はすごい。出産が近づく頃、ケージに布を垂らし、先生が良しと言うまでその布をとることは禁じられた。そうして数週間、夏休みに入る前だったと思う。私たちは3匹のハムスターの赤ちゃんを目にすることになった。もう目も開いて毛も生え揃っていた。みんなで産まれた赤ちゃんをかわいいかわいいと言祝ぎ、その毛並みを撫でた。真っ黒なやつと、いわゆる「ゴールデンハムスター」といった感じの茶色と白のやつが2匹。そして先生が言った。
「ハムスターを飼いたい人はいませんか?」
※以下は有料だが、ハムスターの画像を挟んでいくので許して欲しい。とりとめのない自語りと、ハムスターの画像何枚か続く。
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