つばさの党の黒川敦彦代表が30日、同党のYouTubeチャンネルを更新し、みんなでつくる党(旧政治家女子48党)の破産が確定したことに言及した。
みんつく党は20日付で大津氏側の破産手続き開始決定に対する抗告が最高裁に棄却され、破産が確定した。黒川氏は立花孝志氏が代表だった旧NHK党や大津綾香氏が党首となった旧政治家女子48党で幹事長を務めた。お家騒動勃発後は大津氏側についたが、途中で解任となった。
黒川氏は「解任の理由が要は大津氏が好き勝手やりたいんだということ。以後、好き勝手やった結果、党の理念もない、みんつく党という名前とは真逆の全然、みんなでつくってこなかった。大津氏の自己満足とごく少数の大津氏の取り巻きおじさんたちの党になった。考え直せと何度も言ったが、受け入れられず解任となった」と振り返った。
続けて「立花氏と大津氏が代表権争いしていたころは税金が投入されている党で、立花氏のお金の使い過ぎ問題もあったので、運営を透明化して、社会貢献するという理念があった。しかし、今となっては立花氏と大津氏の争いはただのお互いの私怨、個人的恨みの争いになってしまった。社会の役に全く立っていない。立花氏も大津氏も私怨ではなく、党のため、社会のために動いていたら旧NHK党は国政政党として存続できていたじゃないか」と指摘した。
現在、債権者集会が開かれ、手続きが終了しても債務は残る。立花氏はみんつく党に対し、2回目の破産申し立てを予告している。
黒川氏は「不毛以外、何ものでもない。私も関係者でしたので、改めて大津さんに言いたいのはもう辞めたらと。全然政治活動もできていないし、もともと政治的理念もないんですから、個人的な恨みで戦って、2人はまだやり続けると言っているが、本当にもういい。破産手続きを終わらせて、違う人生を歩んだ方がいい」と忠告した。












