バンドメンバー募集サイトに満足できないので、僕はbandcrewを作った|はじめてのnote
はじめまして。
僕は、ひとりでbandcrew(バンドクルー)というバンドメンバー募集・加入プラットフォームを開発しています。
音楽が好きで、長年バンド活動をしてきた中で感じたのは、「本気で音楽を続けたい人が、人柄・技量・熱量などギャップなく安心して出会える場所」がほとんどどこにも存在しないという現実でした。
(特に初心者やアマチュアよりも、プロフェショナルを目指すような熱量の高いバンドを組みたい人こそ、この問題に直面している方も多いのでは?)
そこで思いました。
そういった場所がなければ、
経験を活かして自分で作ってしまおうと。
デザインもコードも、AIの設計もすべてひとりで行っています。
それでも作りたかったのは、“出会い”そのものをもう一度、人間らしくデザインし直すこと。
この記事では、僕がなぜbandcrewを立ち上げたのか、そして「音楽で出会う体験」をどう変えようとしているのかをお話しします。
“音楽の出会い”だけが、時代に取り残されている
どの分野でも、“出会い”のあり方は劇的に進化しました。
求人はAIがスキルや志向性を解析し、恋愛はアルゴリズムが価値観の相性を導き出す。いまや、マッチングは「感覚」ではなく「デザイン(設計)」で起きる時代です。
それなのに、バンドメンバー募集の世界は、2000年代頃のまま時を止めています。
UIは古く、スマホで見ると文字が読みにくく、体験がぎこちない。
ユーザーのプロフィール欄は数行しかなく、どんな音楽が好きで、どんな人柄なのかどうしても分かりにくい。
もちろんAIのサポートは当然ない。
「会ってみたら人柄や熱量が違う」「思っていたよりスキルがない」「そもそも良い人に出会えない」──。
わざわざスタジオ代まで払って直接会ったけど、こんなはずじゃなかった…
音楽を続けたい人ほど、報われない構造になっているのが現実です。
僕自身も苦い経験を何度もしています。
かつてはそれでも成立していました。
でも、求人も恋愛も学習も多くの分野で、“出会いの体験”そのものがテクノロジーと共に進化し、人々の感覚がアップデートされている。
結果として、“古いままの仕組み”では、理想的な出会い体験を提供できなくなっているのです。
僕はこのバンド界隈の構造的な停滞をずっと感じてきました。音楽は人と人との化学反応で生まれるものなのに、その最初の出会いを支える仕組みが、時代に追いついていない。
もちろん、なかには一生モノの出会いもあります。偶然の縁が奇跡を生み、人生が変わることもある。けれども、現実には多くの出会いが偶然に委ねられている。ほんの少しの運と、タイミング次第で未来が左右されてしまう。
本来、音楽仲間との出会いは、
もっと確かなものとして設計できるはずです。
本当は、もっと安心して、もっと自然に、音でつながれるはず。
“運”ではなく、“理解”でつながる出会いがあってもいい。
そう思って、バンドメンバー募集サイト「bandcrew(バンドクルー)」をつくりました。
目的はシンプルです。
「音楽を続けたい人が、もっと正確に、もっと誠実に、出会える世界をつくること。」
bandcrewは、
“音楽の出会い”をもう一度デザインし直すプロジェクトです。
なぜ、既存のバンドメンバー募集サイトはうまくいかないのか
いつの間にか時代に乗り遅れてしまったバンドメンバー募集界隈。一体何が現状の問題・課題なのか深掘りします。
① UI・UXが時代遅れ
2000年代からほとんど変わっていない設計。
操作は複雑で、スマホ対応も中途半端。
せっかくの熱意やセンスが、古い画面設計の中で埋もれてしまっている。
「使いにくい」ではなく、“使うことに前向きになれない”というのが現実です。
さらに多くのサイトでは、画面のあちこちに必要以上に広告が並び、
純粋に「音楽の出会いを探したい」という体験がノイズにかき消されてしまう。
スマートフォンアプリもいくつか存在しますが、
正直なところ「アプリである必然性」を感じにくいものもあります。
むしろ、ブラウザで完結する方が心地よいとさえ思う瞬間がある。
(もちろん、試行錯誤を重ねて開発を続けている制作者の方々には、深い敬意を抱いています。)
求人、恋愛、学習など、他の分野ではすでにUIもUXも圧倒的に洗練され、“探すこと自体が心地よい体験”になっている中で、バンドメンバー募集サイトだけが、その進化から取り残されている。
本来なら、音楽というクリエイティブな世界こそ、美しく、直感的で、触れていて気持ちのいいUI/UXであるべきだと思います。
②人柄がわかりにくい情報の薄さと信頼性の低さ
登録情報が少なく、プロフィールから人柄や音楽性が伝わらない。
結果として、会ってみると「思っていた人と違う」と感じるケースが多い。
でも、それはユーザーの努力不足だけではありません。
そもそも、“自分をきちんと伝えられる仕組み”が用意されていないのです。
多くの募集サイトでは、自己紹介欄が大きく1つしかなかったり、好きなジャンルや影響を受けたアーティスト、これまでどんなことをやってきたのか、これからの活動の目的などを漏れなく書ける導線があまりありません。
良くも悪くも投稿するユーザーの裁量となっています。
これでは“音楽を通して人を知る”ための最も大切な情報が、最初から欠けた状態でマッチングが始まってしまう。誤解やすれ違いが生まれるのも当然です。
音源がないこともざらにあります。
特に初心者やアマチュアの方は、音源すらない、アップするには敷居が高いなどの事情もあるからこそ、他の項目=文章の部分で、その人や募集の魅力を最大限に引き出してアピールできる仕組みが必要ではないでしょうか。
また、最近はSNSやLINEのオープンチャットでバンドメンバーを募集する人も増えています。ただ、投稿の多くは「活動エリア」「音楽性」「方向性」など、基本的な情報が抜け落ちてしまっていることが少なくありません。
タイムラインの特性上、過去のツイートは流れ去り、募集内容が断片的にしか届かない。どれだけ真剣に発信しても、興味を持った人がその投稿に辿り着けないまま、チャンスが失われていくことも多いのです。
SNSは素晴らしいコミュニケーションツールですが、そもそも「メンバー募集」や「音楽的マッチング」を前提としたプラットフォームではありません。
だからこそ、“本気で音楽を続けたい人が、安心して自分を見せられる場所”
が必要だったのです。
③ ユーザーが分散していて、出会えない
いま、バンドメンバーを探す人たちはサイトやSNSに散らばっています。ある人は掲示板、ある人はX(旧Twitter)、また別の人は別サイト。
その結果、せっかく投稿しても、必要な相手に届かないという状況が起きています。
誰もがどこかで発信しているのに、“同じ熱量の人と出会う”ことが難しくなっている。音楽を続けたい人たちが、それぞれ別の場所で孤立してしまっているのです。
④ 安全性・サポートが曖昧
多くの募集サイトでは、トラブル防止やサポート体制が不十分です。
通報機能がなかったり、更新が止まった投稿が放置されていたり。どんな人が登録しているのか分からないまま、連絡を取るしかない状況も少なくありません。
プロフィールの情報が薄いために、「どんな人なのか」「どんな目的で活動しているのか」が見えづらく、やり取りをしていても、どこか不安が残る。中には、実際に会って怖い思いをしたという声もあったり。
音楽は信頼と人柄の上に成り立つもの。
それなのに、安心して関われる環境が整っていない。
せっかくの“音楽でつながりたい”という気持ちが、この不透明さによって途切れてしまうことがあるのです。
つまり、あらゆる点において「音楽でつながりたい人」にとって、環境が整っていないのです。
bandcrewが他とメンバー募集サイトと決定的に違うポイント
僕らは、“ただの募集掲示板”を作りたかったわけではありません。
作りたかったのは、
「本気で音楽を続けたい人」同士が、
安心してつながれる環境。
そのために、ゼロから見直して再設計しました。
ここまで前置きが長くなりましたが、こういった課題に向き合って生まれたbandcrew(https://band-crew.com/)は唯一無二の機能をもつバンドメンバー募集サイトです。他のサイトやアプリではない魅力ををお伝えします。
ギャップを最小限にするプロフィール項目
募集発信に必要な基本項目はもちろん、他にも細かな「活動の方向性」、プロセスがわかる「これまでどんなことをやってきたか」「これからどうなりたいか」今がわかる「メイン機材・楽器」「よく使うDAW」「56個のスキル」「15ミュージシャンタイプ診断」など、これまで直接やり取りをする前に知っておきたかった内容を登録できます。
AIによるサポート
AIコンシェルジュが、募集文やプロフィールを一緒にブラッシュアップ。
現状を把握して「どう書けば伝わるか」「どうすれば届くか」を提案し、あなたの魅力を、より多くの人に正確に届けます。
プロフィール充実度による信頼スコア
良い出会いをするためには、プロフィールや募集文言の詳細な登録が欠かせません。「しっかりいろんな項目を書いている人」が自然と見つかる仕組みを導入しました。数値が高いと、検索希望に合うおすすめユーザーとしてAIがピックアップします。“誠実な人が報われる”新しいマッチングの形です。
AIがおすすめユーザーを自動ピックアップ
登録プロフィールや募集・加入希望をもとに、AIがあなたにマッチしそうな相手を自動提案。プロフィールの項目を多く登録するほど、提案の精度が上がります。
時代に合った項目や設定
活動エリアを具体的な地名ではなくオンライン完結という枠、Spotifyで配信をしている人のためのリンク設定、行ったことのある音楽フェス、最終ログイン状況、足跡など、時代に合った項目や他分野のマッチングサービスでよくある標準機能が備わっています。
15タイプのミュージシャン診断
数千件以上のバンド事例・音楽活動傾向を分析して作られた統計学×心理学ベースの“音楽志向”診断を通じて、“合う・合わない”を運ではなく理解で見つける。音楽的相性を、データで導く仕組みです。相性だけでなく、バンド活動での苦手分野、あなたを活かす役割など嬉しい情報もわかります。
バンド運営に欠かせない56個のスキルアピール
今やバンドは演奏のみならず、セルフプロデュース力が求められる時代。
DAW操作やセルフレックなどの制作から、グッズ企画、イベント企画、デザイン、配信手続きなどの運営、SNS広告まで、実務ベースのスキルを細かく登録でき、本気でバンドをやりたい人ほど強くアピール。「こんなはずじゃなかった」という“会ってからのミスマッチ”を最小限に抑えます。
似ているユーザーの表示機能
良いユーザーを見つけたけど返事がない!ログインが最近ない!といった場合、傾向が似ているユーザーをご提案します。閲覧しているプロフィールページの直下に表示されるので、すぐに気になるユーザーを見つけられます。
公式ラジオ&コラムによる知識提供
注目されているユーザー紹介やバンド活動に役立つ情報などを、公式ラジオとコラムで定期配信。“出会い”だけでなく、その後の活動までを支える設計します。特にラジオは聴きながらメンバーの検索やプロフィールのブラッシュアップ作業ができる全く新しい体験ができます。
安心・安全の仕組み
通報・ブロック機能を整備し、24時間365日体制で運営管理を明確化。
SNS連携登録時にも登録情報が直接投稿されない仕組み、実名非表示対応も。“怖い思いをしなくていい音楽の場所”を目指しています。
現代的なUI / UX設計
スマホ中心の美しく直感的なデザイン。余計な広告や情報を最小限に取り除き、“音楽にだけ集中できる”環境を実現しました。 使いやすさと心地よさを両立した、いまの時代にふさわしい体験です。
ここで紹介した機能は一例です。
目まぐるしいスピードでbandcrewは進化しており、日々便利な機能は増え続けています。
数字が語るbandcrewの信頼と成長
リリース半年で登録ユーザー約1,000人を突破。月間サイトビュー37,000回越え
同時期に稼働している他の募集サイトの中でも、最速クラスの成長率を記録しています。
これらの数値が示しているのは、
「音楽でつながること」がちゃんと機能し始めているという事実。
bandcrewは、単なる募集プラットフォームではなく、“音楽を続けたい人が集まる、生きたコミュニティ”へと進化しています。
音楽を続ける人が、報われる世界を。
音楽を続けることは、簡単じゃありません。
練習も、時間も、お金も、そして何より“仲間”も必要になる。
それでもやりたいと思うのは、誰かと音を重ねた瞬間にしか得られない、
あの高揚とぬくもりを知っているからだと思います。
でも今の時代、そんな想いを持つ人が報われない瞬間がまだ多い。
「見つけてもらえない」「出会えない」「続かない」。
bandcrewは、そんな状況を少しでも変えたくて生まれました。
AIやデザインの力で“効率的な出会い”を実現しながらも、本当に目指しているのは“人の想いがちゃんと届く出会い”です。
誠実に活動する人が評価され、努力がつながりに変わる。
音楽を続けたいと願う人が、ちゃんと希望を持てる。
それが、僕がbandcrewに込めた想いです。
バンドメンバー募集はbandcrew
メンバー募集・加入情報が見つかる登録無料!
バンドマンが作ったバンドマンのためのマッチングサイト。
https://band-crew.com/
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