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Conversation

よく聞く話なんですが、自分で設計した装置なのに、組立で守るべき手順や特記項目が思い出せない。そんな経験ありませんか? 例えば、昔設計した装置の改修を行う際、当時の記憶が薄れて忘れてしまっている。図面を見ても手順や注意点は描かれていない…結局、現場で試行錯誤して組み立てる。 これを解決するために、設計検討中に考えた組立手順や注意点を図面に残せばいい…という単純な話ではない。組立情報を図面に残す場合、「三面図のどこに情報を残すと分かりやすいか」といった見やすさ等を考えて情報を残す必要がある。その結果、「手間で情報を残さない」「書き忘れる」のが実態。 だからこそ設計検討中から組立情報を決めたタイミングで簡単に残せることが重要。 その解決策の一つとして、3Dモデルの属性情報へ入力する方法や注記で組立情報を残す方法がある。このような方法であれば、組立準備の専用ツールや複雑な運用ルールを構築することなく、設計情報を残し後工程で活用することができる。