米南部テキサス州のパクストン司法長官(共和党)は28日、鎮痛剤「タイレノール」の製造元であるジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とケンビューが自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)との関連性を意図的に隠していたとして提訴した。写真は2023年5月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[28日 ロイター] - 米南部テキサス州のパクストン司法長官(共和党)は28日、鎮痛剤「タイレノール」の製造元であるジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N), opens new tabとケンビュー(KVUE.N), opens new tabが自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)との関連性を意図的に隠していたとして提訴した。
トランプ米大統領は9月、妊娠中のタイレノールの服用が子どもに自閉症を引き起こす可能性があると発言していた。医師ではないトランプ氏の主張は立証されておらず、科学的証拠も示されていない。
J&Jは60年以上にわたり、アセトアミノフェンを成分とするタイレノールを販売。その後、2023年にJ&Jから分社したケンビューが引き継いでいる。
ケンビューはタイレノールの安全性を繰り返し主張し、声明で今回の提訴に対しても反論すると述べた。「アセトアミノフェンは、妊婦が服用できる最も安全な鎮痛剤だ」とした上で、「安全性に関する誤った情報が広まっていることを憂慮する」と表明した。
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J&Jは今回の提訴にはコメントせず、タイレノールなど市販薬の販売に関連する全ての責任はケンビューが担うと指摘した。
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