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キンタロー。さんの“高市早苗モノマネ”はなぜ炎上したのか。モノマネの危うさ、そして最も大切な要素とは #エキスパートトピ

中西正男芸能記者
写真:イメージマート

ピン芸人のキンタロー。さんがインスタグラムに投稿した高市早苗首相のモノマネ写真が物議を醸しています。24日にアップしたもので「さすが」「仕事が早い」など肯定的な意見も多々ある一方「バカにしすぎ」「不愉快」といった否定的なコメントも目立つ状態になっています。これまでも攻めたモノマネを連発し「さすが!」と称賛が集まることが多かったキンタロー。さんですが、今回は風向きが異なってもいます。

ココがポイント

「侮辱だ」「不快」キンタロー。の高市首相モノマネにSNSが物議!なぜ「いつもの芸風」が今回だけ“批判の的”になったのか
出典:LASISA 2025/10/29(水)

「バカにしてる」「不愉快」キンタロー。の高市早苗首相の“誇張モノマネ”に不快者続出
出典:週刊女性PRIME 2025/10/28(火)

【ヤフコメで話題】「清水ミチコの高市早苗氏モノマネは唯一無二」「キンタローのモノマネは賛否両論」
出典:Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2025/10/29(水)

エキスパートの補足・見解

モノマネには二つの領域があります。

本人と区別がつかないほどの歌声を披露する完成度重視のモノマネ。スピード感と勢い重視のモノマネ。前者は青木隆治さんや荒牧陽子さんら、後者はキンタロー。さんや「レイザーラモン」RGさんらが代表格だと考えます。

RGさんが初めてドナルド・トランプ氏のモノマネをしたのは2016年。一期目の大統領選前「こんな目を引く人が出てきた」という段階でスピード感重視でコント用の雑な金髪かつらを流用し「トランプあるある、人差し指と親指をくっつけがち!」とシャウトしていました。

アメリカの話。まだ候補者のトランプ氏。多分に“シャレの余地”がある。高市さんは日本国内の話だし、もう注目され切ってもいる。長年モノマネを続けてきた清水ミチコさんもいる。だからこそ誇張の味付けが強くなり、モノマネで最も大切な“愛”の要素がいがらっぽさでかき消されてしまった。

権力を風刺するのは芸人さんの本分。即時性を大事にしつつ勢いたっぷりにやるのもキンタロー。さんの持ち味。ただ、配分や“間”が少しずれると雑味が勝る。難しい芸ではありますが、全てを糧にしてキンタロー。さんにしか走れない道を突っ走ってほしい。それも強く思います。

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ありがとうございます。
芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「中西正男のエラいすんまへん…。」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」特別賞など受賞。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?。この連載と連動したYouTubeチャンネル「芸能記者・中西正男の正味の話」を展開中。原稿の裏話やよりリアルに説明する動画を日々アップ。

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