「仏教ないし宗教というのは、科学と対極にあると思われがちですが、実はそうでなかったりもするのです」お世話になった教授の1周忌のときの坊さんの話がちょっと面白かった

たつ-outsider1-RH @ryu1outsider

@InsHatanCountry これは面白い 宗教そのものは知性と哲学の発露で、付随するものは、人生の教本というか、補助輪というか、礼儀作法や生活サイクルを学ぶツールみたいに認識してたけど、こういう考え方もあるんだなぁ

大慈 @Daiji_zen

上手い話の持っていき方だね。 それはそうと、そもそも科学は神学（キリスト教）と方法論をめぐって決別した“仲の悪い兄弟”であって、真理の探究という目的自体は一致してるんよね。そして仏教など諸々の宗教はその兄弟喧嘩の巻き添えで対立してるとレッテル貼られただけなんよね x.com/inshatancountr…

破綻国家研究所 @InsHatanCountry

数年前にだいぶお世話になった、 出身大学教授の1周忌のときの坊さんの話がちょっと面白かったので共有 お坊さん： ご参列の皆様には大学関係・科学関係の方々が多いとお見受けします。 仏教ないし宗教というのは、科学と対極にあると思われがちですが、実はそうでなかったりもするのです。 弥勒菩薩様をご存じでしょうか？ 弥勒菩薩というのは未来の仏様で、現在は天界で仏になるための修行を積んでいるとされる仏様です。 そして56億7千万年後に現れ、人々に仏の教えを説き、人々を救済するとされています。 でも現実には50億年後には地球は太陽に焼き尽くされるんですね（笑）←ここで会場も笑う けれども、ここが大事なところでして。 「56億7千万年後に救う」というのは、実際の年数というよりも、「果てしない時間をかけても、人間の心は必ず成長し、悟りに至る」という象徴的なメッセージなんです。 科学は、物質や現象を解き明かす力を持ちます。 一方、宗教や仏教は、人の心や生き方を照らす力を持ちます。 科学が「なぜそうなるのか」を追い求めるように、 仏教も「なぜ人は苦しむのか」「どうすれば苦しみを越えられるのか」を問い続けてきました。 方法は違っても、根底には真理への探究心が共通しています。 今日この場に大学関係者や科学の世界に身を置く皆様がいらっしゃることは、 とても貴重な場と思い科学と宗教について語ってみました。 弥勒菩薩の教えもまた、 いつか来る未来の誰かが救うではなく、 いまこの瞬間に、私たち一人ひとりが少しずつ智慧を積み重ねることの大切さを説いていると思われます。

2025-10-28 11:56:35

大慈 @Daiji_zen

もっとも、仏教の言う真理は「苦を離れて楽を得る目的に資する何か」とか、「苦楽が生じる以前の寂滅な何か」的な方向性が効いたものだと私は理解している。なので科学の言う真理と仏教の言う真理は対立しないけど完全一致するわけでもないとは思ってる

おおすっぽん @ohsuppon

@InsHatanCountry 科学の面白さを知った小学生の頃から、 宗教に対する嫌悪が芽吹いて暫く育った 今も、神も仏も霊魂も信じていないが、 しかし、人と宗教が分かち難いものであると知り、 各々が信じたいものを信ずればよいのだと自分なりに悟った 何かを追い求めるという点では、 お坊さんも立派な学者なんだなあ

むひょん @nonnon33aiai

@InsHatanCountry 「宗教のない科学は不具であり、科学のない宗教は盲目である」 宗教と科学、相反するものと思いがちだが、両者は密接に絡み合っている。 このお坊さんが説く言葉は、まさにこのこと。

みえないてゃん @mienai_teyan

今は宗教＝カルトみたいなイメージが付いてるけど本来の宗教って人がその地で生きる知恵だったり悩んだ時の考え方だったりするモノだから読み解くと面白いんだよね。コレも太陽が爆発して地球生命は無くなる運命だけど自暴自棄にならないで希望を持って生きられるようにってスケールのデカイ救いだよな x.com/InsHatanCountr…