10月29日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、同国が28日に朝鮮半島西側の海上で巡航ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。写真は北朝鮮の旗。韓国側から2022年7月代表撮影(2025年 ロイター)
[ソウル 29日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は29日、同国が28日に朝鮮半島西側の海上で巡航ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。
トランプ米大統領は29日、韓国を訪問し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)フォーラムに出席する他の首脳やビジネスリーダーらに加わる予定だ。また、30日には中国の習近平国家主席と会談する見通し。
KCNAによると、巡航ミサイルは垂直に発射され、あらかじめ設定されたルートに沿って約7800秒飛行して目標に命中した。金正恩朝鮮労働党総書記は視察しなかった。
また、今回の発射について、朴正天・党中央軍事委員会副委員長は朝鮮労働党が定めた計画に従って北朝鮮の「核戦力」を実質的に開発する上で「重要な成功が得られている」と述べたという。
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