”年齢や性別関係なく、人として大切なことが見えてくる”

はじめに

突然ですが、言動や振る舞いがダサい大人を目にしたことはありませんか？

私生活において、誰しも一度は見かけたことがあると思います。

「なんかこの人、年齢は成人だけど大人げないな」「失礼な言動が目立つ」「マウントを取りたがる性格なのかな」「本人は優秀だと思い込んでるけど、正直ちょっとダサいな…」と思ってしまうような言動。ボクも飲食店や公共交通機関などで目にしたことは何度かあります。

見た目や年齢ではなく、立ち居振る舞いや言葉の節々から、その人の“未熟さ”って滲み出るものなんですよね。ボクも過去に何人か会ったことはありますが、控えめに言って不愉快さMAXでした。他人に対するリスペクトや礼儀を欠いた人というのは、それだけで相手にする価値のない人間でもあります。

わざわざ相手にしてる時間とエネルギーがもったいないですよね？どんな場面で遭遇するかはその時の運次第かもですが、万が一 出くわした場合は即遮断してその場を離れてOKです。

相手にする価値がないと、そう判断されたらその時点で終わりです。誰も相手にしてくれなくなります。それは20代でも60代でも関係ありません。

自分の身は自分で守る、互いに切磋琢磨しあえる人や尊敬できる様な人と時間を共有したい、そう思えば日頃から接する相手は選んでいい。相手を選ぶ権利があなたにあります。

（国籍問わず、どこの国でも素行の悪さと礼儀を欠いた人々は一定数います。）

今回の記事では、「老若男女問わず当てはまる、ダサい大人の特徴」を10個に絞ってご紹介します。自戒を込めて、あなた自身にも、そして私自身にも問いかけてみたいと思います。

1. 「昔は〜」「今どきは〜」が口癖

時代の流れを否定し、「俺たちの頃はもっと厳しかった」と過去の価値観を押し付ける人。

変化を受け入れず、自分の知識や経験だけを絶対視する姿は、どう見てもかっこよくない。俗に言う”老害”に当てはまる人ほど上記に近い言動を繰り返す傾向にあります。思考回路がひん曲がってることや”腐ったリンゴ”と揶揄されたらもう手遅れです。

大切なのは、「昔はこうだった」ではなく、「今はどうあるべきか」を考える柔軟性。時代とともに、自分の価値観もアップデートしていける人こそ、魅力的です。

昔勤めてた会社でもいましたね。過去の栄光というか武勇伝を語りたがる人がいて、いずれも聞いてる時間が地獄でした。ボクはそこまで聞き手上手な性格ではないので、時間がもったいないと判断すれば即離れます。

2. 肩書きやブランドで自分を語る

「俺、◯◯会社の部長でさ」「この時計、ロレックスなんだよね」
こういう人って、話しているうちに“中身がない”のがバレてしまう。

実際に某有名ブランドの財布を持ってた時期はありましたが、控えめに言って何一つ費用対効果は得られませんでした。

紙幣や硬貨・カード類を保管する為だけに、高いお金を払ってまで手にする必要はあるんか？、そう思った直後ボクはただ高いだけのブランド物の財布や上着を手放しました。

必要な物だけを買う、いらない物はいらないと言い切る主体性を持つことが大切と判断するようになりました。

外見だけを取り繕ったところで内側が荒れてたらその時点でアウトです。ぶっちゃけ高価な服や化粧品・装飾品をつけたところの、人々はそこまで見てないですし興味もありません。

本当にかっこいい人は、ブランドやステータスをひけらかすより、言葉や行動で魅せる。逆に物や肩書きに頼ってしまう時点で、自分に自信がない証拠とも言えます。

3. 表面だけ若作りして痛々しくなっている

無理に若者言葉を使ったり、流行のファッションを表面的に真似したり…。
トレンドを楽しむこと自体は悪くない。でも、中身が伴っていないと“イタい大人”になる。

年齢を否定するのではなく、年齢相応の魅力を引き出す努力をした方が、よっぽど自然で素敵です。

4. 他人を見下したり、小馬鹿にする

「え、まだ独身なの？」「そんな仕事で食っていけるの？」「よくそんな貧乏くさいの食べますね笑」「まだそんなところに住んでるの？」「だからお前は出世できないんだよ」

こうした無神経な発言は、冗談のつもりでも聞く側にとっては不愉快極まりないものです。他人の活動や新しいことに挑戦する人に対して文句や小石を投げる例もありますが、相手にする必要は一切ありません。他者を攻撃する人というのはそれだけ普段から何も行動していない人です。

他人の人生をジャッジする前に、自分の足元を見つめたい。
誰かを見下して優位に立とうとする時点で、自分の弱さを露呈してしまっています。

5. 忙しいアピールばかりする

「最近めっちゃ忙しくてさ」が口癖の人。
一見ストイックに見えるけれど、冷静に見ればただの時間管理が下手な人かもしれません。

本当にかっこいい人は、余裕があるように見える。
それは、スケジュールの隙間ではなく、心の余白を持っているからです。

6. 他人の成功を素直に喜べない

誰かがチャレンジして成功すると、「あいつは運が良かっただけだろ」「裏で何かやってるに違いない」と否定的になる人。

それ、ただの嫉妬です。
素直に「すごいね」と言える人の方が、よっぽど人間としてかっこいい。
他人の輝きを認められるかどうかは、自分の器の大きさに直結します。

7. 自分のミスを認めない・謝れない

「いや、俺は悪くない」「お前がやり方間違えたんだろ」
失敗を人のせいにしたり、謝ることを“負け”だと思っている人。

でも、謝れる人の方が信頼されるし、成長もできる。
「ごめんね」と「ありがとう」が言えない人に、チームを率いる資格はありません。

8. 意識高いことばかり言って、行動が伴っていない

SNSで横文字ばかり並べたり、「挑戦」「成長」「仲間が大事」などの言葉を並べているけど、実態が伴っていない人。

結局は“やってる感”だけ出して安心しているだけ。
語る前に動く。小さな一歩を積み重ねてる人の方が、ずっとかっこいい。

9. 「ありがとう」が言えない

一番根本的で、でも一番見落とされがちなのがこれ。
何かしてもらっても「当然」のような顔。お礼すら言わない。

これだけで、その人の品格が見えてしまいます。
感謝が言えない人は、人間関係でも仕事でも信頼されにくい。
逆に、素直に「ありがとう」と言える人は、自然と応援される存在になります。

ボクも上記に該当する人を何度か目にしましたが、言葉を失いましたね。親の顔を見てみたいものです。あくまでも憶測ではありますが、今までEducationを受けてこなかったのかもしれないですし、それこそモラルの欠如に気づかず、フィードバックを受けられないまま過ごしてきたのかもしれないですね。それはそれで物凄く残酷なことでもあり、同時に悲しいことでもあります。何故なら周囲から完全に見放されてるからです。

改めて感謝の意を伝えることの大切さについて考えさせられた瞬間でもあります。

10. 人の話を最後まで聞かない

会話の途中で遮る。アドバイスばかりして、自分が喋りたがる。
相手に関心がなく、話している“ふり”をしているだけ。

相手の言葉を最後まで丁寧に受け取れる人こそ、本当に余裕がある人。
聞き方には、人としての器の大きさが出るのです。

そう！途中で遮る人っているんですよね。
キレる人や寛容さを失った人ほど遮る傾向にあります。

11. 苦情や怒りをすぐにぶつける（クレーマー気質）

これに当てはまる人は危険です。即離れるか、または執拗に攻撃してくる場合や第３者にSOSを求めるか・もしくは警察に通報してください。

何かあるたびに文句を言ったり、店員や他人に怒りをぶつける人。
それを「正義」や「正当な主張」と思っている場合もありますが、
実際にはただの感情の押しつけや未熟さの表れでしかありません。

本当に品格のある人は、相手の立場にも思いやりを持ち、冷静に伝える方法を選びます。

大声や怒鳴り声に、かっこよさはない。
むしろ、そういう人に限って中身が伴っていないことが多い。

社会やサービスに対して不満があるのは誰でも同じ。
でもそれをどう伝えるかに、人間性が如実に表れるのです。

かっこいい大人は、どんな人か？

これについては価値観や考え方によって大きく異なりますが、個人的には以下の項目に当てはまる人は尊敬に値します。

そんな人は、年齢を重ねるごとに魅力と深みが増していく。

逆に、ダサい人は「大人になるほど残念な存在」になってしまう。
それは"腐ったリンゴ"と揶揄されるのと同様に、誰からも一切相手にされなくなります。それはそれで物凄く残酷なことです。

（"腐ったリンゴ"は一度腐敗化が進むと、元の状態に戻すことはできません。それは現代科学でも不可能です）

おわりに

いかがでしたか？

今回紹介した11個のうち、いくつかドキッとした項目があったかもしれません。

このnoteは、「誰かを否定するため」ではなく、
“かっこよく歳を重ねたい自分”を取り戻すために書きました。

最後にもう一度。

「ありがとう」と言えない人に、かっこよさは宿りません。

誰も尊敬しないし、相手にされない、誰も一切見向きもしない。

でも逆にそれが言える人には、年齢を問わず人が集まってきます。
これまで成功してきた人や現役バリバリで活躍してる人、尊敬に値する人というのは、それだけに礼儀礼節・感謝の心を持つ人を表します。

もしこの文章が何かの気づきになれば、嬉しく思います。
読んでくれて、ありがとうございました。