カプセルトイ専門店「ガチャマンボウ」を展開していたネクサスエンタープライズ(大阪)が破産開始 負債約65億円
(株)ネクサスエンタープライズ(TDB企業コード:475007038、資本金5000万円、大阪府大阪市中央区千日前1-4-8、代表原本憲一氏)は、10月28日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、野城大介弁護士(きっかわ法律事務所、大阪府大阪市北区中之島3-2-4、電話06-4708-5691)が選任されている。 当社は、2010年(平成22年)5月創業、2012年(平成24年)5月に法人改組されたアミューズメント施設の運営業者。クレーンゲームやカプセルトイなどを設置したゲームセンターや、キッズコーナーの運営を手がけるアミューズメント事業を主軸に、レディースカジュアルや服飾雑貨、トレーディングカードの小売り、古本買い取りも行っていた。 アミューズメント事業の店舗は、ショッピングモールの空きテナントに出店するほか、通路やエントランスなどの空きスペースの有効活用策としてゲーム機を設置するビジネスモデルで、カプセルトイ専門店「ガチャマンボウ」を中心に、北海道を除く国内全域の商業施設内に拡大。ベンチャーキャピタルから出資を得るなど、成長性の見込めるスタートアップとして注目され、2024年4月期には年売上高約48億3500万円を計上した。 しかし、2025年1月に入って創業代表が死去し、経営体制が混乱。後任の代表者が定まらないなか、子会社の(株)ラフェリオ・ジャパン(TDB企業コード:545006506)が2月28日に事業を停止する事態となっていた。 また、3月下旬には取引金融機関に借入金の返済猶予を要請し、その過程で過年度における不適切な会計処理が発覚。再建計画の策定もままならず、資金繰りが限界に達したことから、9月19日までに事業を停止していた。 負債は申請時点で約65億円。