日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線(羽田空港(第2)/館山駅前)


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便名 : 便名なし
日付 : 2025/07/xx
区間 : 羽田空港第2ターミナル(09:20)→館山駅前(11:00)
所要時間 : 01:40
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 2,700円(クレジットカード決済)
運行 : 京浜急行バス

朝いちの飛行機で高知空港から東京に戻ってきて、房総半島方面に向かう旅程。羽田空港からは今回利用する、横浜駅始発で羽田空港を経由して館山駅へ向かう路線を含め、東京湾アクアライン経由で房総半島へ向かう空港連絡バスの路線が比較的充実している。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

今回乗車したのは横浜駅東口を08:50に出発し、羽田空港を経由して館山駅へ向かう便。この路線の館山駅発着の便は羽田空港では第2ターミナルと第1ターミナルのみ停車し、第3ターミナルには停車しないので注意が必要。特に早朝深夜の便は特定のターミナルに停車しない場合がある。

(事業者公式サイトはこちら)

www.keikyu-bus.co.jp

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線

羽田空港/第3ターミナルは経由しないので注意

ターミナル内の自動券売機で乗車券を購入して乗り場に向かうと、出発10分前の時点では先客なし。早朝時間帯に羽田空港を出発する空港連絡バスは、TDRに成田空港、新宿駅など特定の路線のみ混雑していて、それ以外の路線は比較的のんびりした雰囲気。館山駅行きが出発する14番乗り場を先発する木更津駅行きもこの日は空席多数で出発していった。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 羽田空港T2

羽田空港T2/この時間帯の房総方面の乗り場は割と落ち着いている

暫くすると横浜駅からのバスが到着。時間帯に関わらず横浜駅東口から羽田空港までの所要時間は30分で設定されているから、湾岸線の道路状況によっては遅延して到着することもありそう。

路線としては京浜急行バス日東交通の共同運行だが、この便は京浜急行バスによる運行。始発の横浜駅から乗車した乗客はそれほど多くなく、座席は前方、後方ともに比較的自由に選べる状況で、2列目に着席。各座席にはUSB電源が用意されていた。なお乗車地、降車地とも複数あるため運賃は均一ではないから、事前に購入した乗車券は降車時に渡す運用。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線

バス車内/補助席付き2列+2列の座席配置

羽田空港第1ターミナルが最終の乗車停留所で、窓側席の大半が埋まった状況で出発。羽田空港発で館山駅行きは8本/日と便数が多いだけのことはあって、思っていたよりも全然乗車率が高い。他路線と比べても所要時間の割に運賃が高いから、収益性も見込めるのかもしれない。

羽田空港を出発すると来た道を戻るように横浜方面へ走り出し、川崎浮島ジャンクション東京湾アクアラインに乗換え。渋滞というほどではないものの割と交通量が多く、速度が上がらないまま海ほたるサービスエリアを通過して地上へ出た。房総半島へ向けて暫く海上を一直線に走る区間があり、ここでは走る車が多いことを改めて実感できる。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 東京湾アクアライン

東京湾アクアライン/上下線ともに高速バスが頻繁に走る

アクアラインからアクアライン連絡道を経て館山自動車道へ入ると程なくして木更津羽鳥野バスストップへ停車。ここでは下車がなくすぐに出発し、最初にまとめて降車があったのは次の君津バスターミナルで、ほぼ定刻通り10:00頃の到着。

バス停に隣接して比較的大規模な駐車場が開設されていたから、いわゆる「パーク&ライド」が比較的普及しているということなんだろう。この地域では他にも木更津金田バスターミナルや袖ヶ浦バスターミナルなど、同様に利用客数が高いバスターミナルが多数存在する。

(以前利用した袖ヶ浦バスターミナルについてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 君津バスターミナル

君津BT/大規模なバスターミナルが点在する

君津バスターミナルまではほぼ定刻通り走ってきたが、その次、富津浅間山バスストップは定刻よりも10分ほど早い10:10頃の到着。ここは2019年に開業したそうで、まだバス停の周りは開発中といった様相。降車があってもなくても必ず一旦停留所に停車するから、見通しは悪くない停留所とはいえ合流がなかなか大変そう。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 木更津羽鳥野BS

富津浅間山BS/2019年供用の比較的新しいバス停

富津浅間山バスストップの次の停留所は「ハイウェイオアシス富楽里」。2030年頃にパーキングエリアが供用開始予定になっているが、現在はハイウェイオアシスのみ営業している。パーキングエリアとサービスエリアの分類は割に曖昧で、個人的にはどちらがどちらなのかあまり明確な基準が見つかっていない。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 ハイウェイオアシス富楽里

ハイウェイオアシス富楽里/高速道路上にあるがPAでもSAでもない

この日は木更津から南下すればするほど雲が怪しくなってきて、館山自動車道の終点である富浦インターチェンジを通過する頃には大雨が降り出した。

ここから館山駅へは道なりに左折すれば辿り着くが、バスは一旦右折して「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」の停留所へ向かう。この辺りには「房総の駅 とみうら」なるジェネリック版道の駅のような施設もあり、中々ややこしい。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 道の駅

道の駅とみうら 枇杷倶楽部/意外にも利用者は多い

「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」は思いの外利用者が多く5名ほどが降車し、再び来た道を折り返して富浦インターチェンジ前を通過、終点の館山駅前へ向かう。それにしても房総半島のほぼ南端にも関わらずこの辺りは異様に高速バスの通行量が多く、かなりの頻度ですれ違う。

国道127号線を右折し、館山駅付近の細い路地を抜けると、途中で巻いた10分をそのまま維持して10:50頃にJR館山駅前の一角にあるバス乗り場に到着。暫く停車したのち、バス停の目の前にある日東交通の車庫へ回送されていった。

ちなみに後ろに見えている日東交通のバスは館山駅前11:00発の「房総なのはな」号。東京駅行きは朝05:00から夜は20:00まで毎時0分発で1時間おきに運行されていて、バス版のL特急といった感じ。今や「L特急」も死語のような気もするが。なお、この亜種で「新宿なのはな」号というのもあり、こちらは毎時30分発。最終は18:30発と少し早く、日中に少し間隔の開く時間帯があるが、それでもかなりの本数が確保されている。

(「房総なのはな」号事業者サイトはこちら)

www.nitto-kotsu.co.jp

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 館山駅前

館山駅前/ロータリーの端にあるバス停で降車

館山駅前のバス乗り場は駅舎前に高速バス(「なのはな」号関連)、少し離れたロータリーの隅に市街地路線と今回乗車した羽田空港横浜駅系統及び千葉駅行き高速バス、その他の路線が日東交通の営業所の中といったように分散している。どうやらかつて市街地路線も日東交通の営業所側にバス停があったようだが、現在は中距離路線のみここを発着するらしい。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 館山駅前

館山駅前/バスが停車しているところが車庫

館山駅発便のバス停をちらっと覗くと、今回乗車した羽田空港横浜駅行きの路線は座席定員制で予約は不要だが、時期によっては混雑することもある旨の注意書きが掲示されていた。長期休暇期間やGWなどの連休時期はかなり混雑するのかもしれない。また、土日祝日の午後は東京湾アクアラインがひどく渋滞することもあるため、飛行機利用の場合は時間に相当の余裕を持っておくことが必要。

横浜駅•羽田空港-君津バスターミナル•館山駅前線 館山駅前の注意書き

館山駅前/途中バス停用に空席を空けて出発することもあるそう

都心から房総半島へはアクアライン経由が最短で、その道中に羽田空港があるという位置関係から、横浜駅羽田空港から房総半島へ向かう場合は勿論のこと、空港連絡バスで羽田空港まで来て空港を乗換地点として利用するというのも意外と便利な使い方。割と羽田空港には高速バスのターミナルとしての潜在能力があるような気がする。

というお話。