安倍晋三元首相銃撃事件で殺人や銃刀法違反などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判が28日午後2時、奈良地裁で始まります。山上被告は何を語るのか。法廷内の様子を中心にタイムラインで詳報します。
13:18
山上被告を乗せた車が到着
大阪拘置所に勾留されている山上被告を乗せた車両が、前後を警備車両に挟まれながら奈良地裁に到着した。
周囲には一時、交通規制が敷かれ、車の窓は外から見えないように覆われていた。
初公判は午後2時に開廷する予定だ。
12:15
奈良地裁は厳重警戒
初公判まで2時間を切った奈良地裁前には報道陣が多く集まったが、一般の人たちの出入りは規制されていた。
敷地内外では奈良県警の警察官らが警戒にあたっていた。山上被告の公判が行われている間は、地裁では他の裁判は行わないといった厳重な警戒態勢が敷かれる。
11:45
抽選結果を発表 外れた人は「残念」
奈良地裁が、一般傍聴席32席の抽選結果を発表。オンラインで発表するとともに、抽選券の配布場所でも当選番号を張り出した。
奈良市の40代の女性会社員は抽選に外れ、「自分の目で見たかったので残念。明日以降も仕事の都合がつけば傍聴に訪れたい」と話した。
同じく外れた奈良市の女性会社員(58)は「自分も息子がいるので、(山上被告の)母親にどんな思いがあるのかを知りたかった」と話していた。
一方、兵庫県西宮市の無職男性(74)は抽選に当たった。「テレビや新聞では伝わってこない人物像や空気感を直接、責任感を持って注視したい」と語った。
11:10
傍聴券抽選に並んだのは727人
奈良地裁は、傍聴券の抽選に並んだのは727人だったと発表した。
正午前に抽選結果が発表される予定だ。
10:00
現場に居合わせた村議「人をあやめる行為は許されないが」
奈良県山添村の大谷敏治村議(49)は事件当時、現場に居合わせて一部始終を動画で撮影したといい、「3年以上たって現場も様変わりしているが、今でも動画を見返すと気持ちが沈む」と話す。
「人をあやめる行為は許されないが、どんな経緯で事件に至ったか、法廷での山上被告の声や姿勢から感じられるものがあれば、自分の中でも事件に一区切りつけられるかもしれない」と傍聴券の抽選に並んだ。
東京都内の大学に通う佐藤彰紀さん(20)は今朝、埼玉県からの夜行バスで駆けつけたという。
「衝撃的な事件で、SNS上では山上被告を非難する声、同情する声、陰謀論まで流れていた。本当は何が正しいのか、自分の中であいまいだったので、法廷で被告自身の口から聞いてみたい」
9:33
銃器評論家「根拠のない陰謀論消えてほしい」
銃器評論家の津田哲也さん(66)も傍聴券を求めて並ぶ場を訪れた。「裁判で銃や遺体の鑑定内容が明らかになり、根拠のない陰謀論が消えていってほしい」と話した。
ネットでは事件後、山上徹也被告が撃ったのは空砲で、遠くからライフルで銃撃されたという「陰謀論」が広がった。「空砲と実際の狙撃の音を合わせるなんて不可能に近いが、まことしやかに語られて広がった」と振り返る。
根拠に基づいて裁判が進み、銃器に対する理解が深まってほしい。専門家としてそう願った。
9:30
男性信者の姿も 「どうしてそこまで献金したのか」
傍聴券抽選の列に並び719…
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安倍晋三元首相銃撃事件
2022年7月8日、奈良市で選挙演説中の安倍晋三元首相が銃撃され、死亡しました。殺人や銃刀法違反などの罪で起訴された山上徹也被告の裁判員裁判の初公判が、10月28日に開かれます。山上被告の母親らが証人として出廷します。関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]