【前政権から大転換】コメ政策“増”から“減”へ
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鈴木憲和農水大臣
「今の状況は不足感がある状況では、もはやないと思っています」
「来年については安定的な生産に向けて需給バランスをとれる生産の目安を示していく」
▼約5%の減産見通しに
コメの生産量
2024年…679万t
2025年…748万t(増加見込み)
2026年のコメの需要量は最大711万tと想定
→生産量見通しも711万t程度に調整される見込み
▼前政権では2カ月前に“増産”表明
石破前総理(8月)
「今後の政策の方向性を次のように明確にします。増産かじをきる」
石破政権では米価の値上がりを“コメの増産”で対応すると表明
鈴木憲和農水大臣
「石破総理がどういう思いでああいう言い方をされたかは、石破総理から直接伺っていないので正直分からないですけど、ずっと増産トレンドでとれすぎちゃったもの、需要を超えたものは輸出をすればいいという発想だったのかなと推測をしています」
すぐに海外輸出を増やすのは現実的ではない
→「国内の需要に応じた生産が基本」と説明
価格も市場の中で決まるべきものとの考えを示す
▼コメ農家は困惑の一方で―
沼南ファーム 橋本英介さん(51)
「短期間で発言が変わるというのはすごく嫌ですね」
「備蓄米を放出したり、価格介入を政府はしてきた」
「それに対して鈴木大臣はブレーキというか、“市場に価格は任せる”ということをおっしゃっているので、“頑張れば稼げる”というマインドになりつつある」
2023年時点では95%の農家が赤字というデータも
コメの平均価格は5kgあたり4142円
→増産からの方針転換で高止まりが続くという見方も
▼お米券の配布などを検討
鈴木憲和農水大臣
「今まで農林水産業の世界は、残念ながらこのデフレという経済もあって、安いものを極度に追い求めざるを得なかった実態もあって、コスト割れでも生産をせざるを得なかった」
「ぜひ私は消費者の皆さんにご理解をいただきたいことは、やっぱり最低限、翌年も再生産ができる」
「これは翌年だけではなくて機械設備の更新もかかりますから、10年先や20年先に向けて設備投資もできる、そういった価格で買っていただける」
「そのことをぜひご理解いただきたい」
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