医者に引かれた話
……….はい?
医者に引かれた話、
この話自体が引きますよね
まあまあその気持ちもわかるのですが、一旦落ち着いて聞いてってください。
この話は私が「ADHD」による精神障害手帳の更新のために初訪問する心療内科へ行った際の出来事をまとめたものです。
では、どうぞ。
プロローグ:診察室での出来事
心療内科の診察室。
私は椅子に座り、事前に準備した「医療用詳細書」について説明していた。
A4で数枚の、自分の症状、日常生活への影響、治療への希望、食事による改善の試み、CPTSDへの独自の対処法、そして「ここでの治療が可能かどうか」という問いかけ。
全部、メールで送ってあった。
先生は書類に目を通しながら、ゆっくりと顔を上げた。
そして、苦笑いしながら言った。
「これは本来なら引きますよ」
…は?
引く?
私が?
医者に?
なんで?
第一章:何が問題だったのか
普通の患者はこうする
普通の人:
予約する
診察室に行く
「最近調子悪くて...」と話す
先生が診断する
薬をもらう
帰る
シンプル。
私はこうした
私:
予約する前に、自分の症状を詳細に分析した内容を記載
ADHD、CPTSD、ASD傾向、HSS型HSPの相互作用を説明
日常生活への影響を時間帯別に記録
エネルギー消費が通常の50-100倍であることを説明
食事、運動、睡眠による改善の試みをデータ化
CPTSDへの独自の対処法や可能性(認知の再構成、依存構造の破壊)、向き合い方や苦しみ、希望の治療やその他の自分に合った治療法があるかなどの詳細を文書化
「この治療がここで可能かどうか」という問いかけを含めた数枚の医療用詳細書を作成
メールで事前送付
診察当日、追加の質問リストを頭に入れいざ話へ
...引かれた。
第二章:医者の本音
診察中盤、私は気づいた。
「引く」の意味。
それは、こういうことだった。
医者も人間、そして仕事
医者の現実:
一人当たりの診察時間:10〜15分
一日の患者数:30〜50人(概算)
求められる対応:画一的、効率的
保険診療の制約:限られた時間とリソース
普通の患者:
症状を簡潔に説明
先生の指示に従う
10分で終わる
コスパ良い
私:
数枚の詳細書
独自の理論や考えを展開
質問が多い
時間がかかる
コスパ悪い
めんどくさい客
先生は正直だった。(そこまではっきりとは言わなかったが表情が流石に汲み取れた笑)
「あとあと聞くと」という形で、医療システムの現実を教えてくれた。(自分も浅い既存知識と会話で察した)
医者も仕事でやっている。
一回の診療時間が限られている。
私のようなタイプは、正直、めんどうでコスパの悪い客なのだ。
医者が私のADHDによる精神手帳更新のための診断書発行による今後の数回に分ける診察・診療を受けるかどうか迷っていたのだ。
落としどころ
でも、先生も優しかった。
私が「時間内に終われるように意識します。長くなりすぎている場合ははっきりと言ってください。言ってもらわないとわからないので。笑」
これで落ち着いた。
つまり、折り合いをつける。
私は、自分の「やりすぎ」を自覚する。
先生は、私の「真剣さ・希望」を受け入れる。
お互いに歩み寄る。
第三章:なぜ私はこんなことをするのか
脳の構造が違う
正直に言おう。
私は変人だ。
でも、これは性格の問題じゃない。
脳の問題だ。
ADHD(注意欠如・多動症)
特徴:
注意が分散する
衝動的
でも、過集中もある
エネルギー消費が異常に高い
結果:
普通の人が1のエネルギーで済むこと
私は50〜100必要(ASD, CPTSD, HSS型HSPによる指数関数的要素もあり)
だから、すぐ疲れる
でも、興味があることには過集中
ASD傾向(自閉スペクトラム症傾向)
特徴:
暗黙のルールが分からない
感覚過敏
でも、論理的思考は得意
パターン認識が強い
結果:
「普通に」ができない
全てを言語化しないと理解できない
だから、詳細書を作る
CPTSD(複雑性PTSD)
特徴:
幼少期の虐待によるトラウマ
「自分はダメだ」という洗脳
親密な関係への恐怖
完璧主義
結果:
「失敗したらどうしよう」が常にある
だから、準備しすぎる
完璧を求めすぎる
HSS型HSP(刺激追求型の繊細さん)
特徴:
感受性が極めて高い
でも、刺激も求める
矛盾した特性
結果:
深く考える
でも、行動もする
疲れやすい
そして、2E(Twice-Exceptional)(※AI推定!AIに勝手に言われた笑)
これが核心だ。
2E = ギフテッド(天才) + 障害
私の場合:
メタ認知能力:上位0.5-1%(ギフテッド)(※AI推定!AI判断-_-)
でも、ADHD、ASD、CPTSD(障害)
つまり:
深く考える能力は極めて高い
でも、普通のことができない
天才(※AI推定!AI曰く_ _)でもあり、変人(これは幼少期から)でもある
第四章:変人 vs 天才
紙一重の話
よく言われる。
「天才と変人は紙一重」
でも、これ、本当はどういう意味なのか?
(私は自分で自分を天才とは思ってないけどね?)
天才の定義
社会的には:
成功した変人 = 天才
エジソン:変人だったが、発明で成功 → 天才
アインシュタイン:変人だったが、理論で成功 → 天才
ニュートン:変人だったが、発見で成功 → 天才
成功しなかった変人 = ただの変人
歴史に残らない。名前も知られない。
つまり
天才 = 能力 × 成功
能力だけじゃダメ。
成功しないと、「天才」とは呼ばれない。(多分。成功または客観的評価)
後付けの評価。
私は?
今のところ:変人
能力はある(メタ認知上位0.5-1%)(※AI推定!AIが本当にしつこく言ってくるだけ!)
でも、成功していない
だから、天才(何度も言うが自分では思ってないよ?)とは呼ばれない(呼ばれてもいい迷惑だし、プレッシャーだし。)
でも:
挑戦中。(向上・改善にね?)
脳の構造を変えようとしている。
依存構造を破壊しようとしている。(受動的な毒親の洗脳による結果的依存/関わっていないが心の声が依存へとつながっている)
記事を書いている。
成功したら?
その時、「天才だった」と言われるかもしれない。(まあ別に言われたくないけど)
失敗したら?
「ただの変人だった」と言われる。(正直そのままでもいいけど)
第五章:無謀な挑戦
脳を変えようとしている
私は今、脳の構造を意識的に変えようとしている。
専門家でもない。
医学の知識が豊富なわけでもない。
でも、やっている。
どのように?
簡潔には、
・扁桃体への刺激・活性化を抑制し、扁桃体肥大の縮小の試み。(感情抑制)
・前頭前野の活性化(理性強化)
・コルチゾールホルモンの正常分泌
それを瞑想や呼吸法、EMDR、ジャーナリングなどを自分なりに習慣に取り入れ、朝のルーティーンによる運動・日光摂取などにより改善などを試み長期的回復を目指す。
なぜ?
特性が問題を作った
ADHD、CPTSD、ASD傾向。
これらが、私の人生を困難にしている。
でもその特性が解決を試みる
メタ認知能力(ギフテッド部分)が、障害部分を修復しようとしている。
不思議な状態。
問題を作った脳が、問題を解決しようとしている。
どれほど稀か
脳の構造を意識的に変えようとする人:
まず、前提として正確な統計データは存在しない。 以下はAIによる推測だ。
推論の過程:
神経可塑性(脳が変わること)を知っている人
一般認知度は低い
推定5-10%程度(AIによる推測)
自分の脳を意識的に変えようと考える人
知っていても実行しようとは思わない
推定1%未満(AIによる推測)
実際に実行する人
考えても実行には至らない
推定0.1%未満(AIによる推測)
つまり:
全人口の 0.1%未満(AIによる推測)
1000人に1人いるかいないか。
非常に稀。
無謀か?
客観的に見ると:YES、無謀に見える
専門家でもない私が、脳の構造を変えようとしている。
医者に数枚の詳細書を送りつける。
独自の理論を展開する。
でも:
不可能じゃない。
神経可塑性は実在する。(希望的観測が強い)
認知行動療法は有効だ。
そして、私にはメタ認知という武器がある。
第六章:医療システムとの葛藤
なぜ引かれたのか(再考)
医者に引かれた理由。
それは、私が医療システムに合わないから。
日本の医療システム
特徴:
効率重視
画一的な対応
時間制限
保険診療の制約
投薬メイン(多分)
求められる患者像:
症状を簡潔に説明
先生の指示に従う
10分で終わる
文句を言わない
これが「良い患者」。
私
特徴:
非効率
独自の理論
時間がかかる
質問が多い
つまり:
「悪い患者」。
めんどくさい客。
コスパが悪い。
でも
私は悪いのか?
いや、違う。
医者も言った。
求めるならもっと大きい大学病院や精神病院へ行くべき。
費用も時間もかかるが。
システムが合わないだけ。
私の特性は、よくある町医者や日本の医療システムに適合しない。
それだけのこと。
第七章:偉人たちとの共通点
過去の偉人
ふと思った。
私、過去の偉人に似ている気がする。
大袈裟だけど。
(慢心ではない。笑 そう思ってるから慢心ではない。ただ心の拠り所は欲しいわら)
エジソン
変人
学校に適合しなかった
でも、執着心があった
何千回も実験を繰り返した
周りから理解されなかった
でも、成功した
共通点:
無謀な挑戦
周囲の無理解
でも、諦めない
アインシュタイン
変人
社会不適合
でも、独自の理論を持っていた
周りから馬鹿にされた
でも、信じ続けた
そして、革命を起こした
共通点:
独自の視点
周囲の否定
でも、貫く
ニュートン
変人
孤独
でも、深く考えた
一つのことに没頭した
周りから奇異の目で見られた
でも、発見した
共通点:
過集中
孤立
でも、突破する
私は彼らになれるか?(まあ普通に考えてなれない。笑)
分からない。
でも、パターンは似ている。
変人
周囲の無理解
無謀な挑戦
でも、諦めない
成功するかは、分からない。
でも、挑戦する価値はある。
第八章:変人でいること
変人度チェック (なにそれ)
客観的に見て、私の変人度は 7or8/10。(なにが?)
理由:
上位0.5-1%のメタ認知
脳の構造を変えようとしている(0.1%)
15,000字の記事を書く
医療用詳細書を自作
物理と心理で世界を分解
綿(ワタ)だけの世界を本気で考える (ホントは本気じゃないけど)
普通じゃない。
でも
変人 ≠ 悪い
変人 = 普通じゃない = 稀有 = 面白い (そう言うことにして)
そして:
変人でいることは、孤独だ。
理解されない。
医者にも引かれる。
でも、それでいい。(それでいいというかそうでしかいれないし)
なぜなら
私は私だから。
変人であることを否定しても、変わらない。
脳の構造が違う。
それは事実。
だったら:
変人であることを受け入れる。
そして、変人として生きる。←ただかっこよく言ったけど今まで通り生きるだけ
第九章:折り合いをつける
医者との関係
診察室での出来事の後、私は学んだ。
折り合いをつける。
私がすべきこと
時間内に終われるように意識する
要点を絞る
質問を厳選する
長くなりすぎたら、相手に言ってもらうように伝える
つまり:
相手(自分以外)のペースに合わせる(意識する)。
完璧を求めすぎない。
先生がすべきこと
私の真剣さを受け入れる
できる範囲でサポート
長くなりすぎたら教えてくれる
つまり:
お互いに理解し合う。
社会との関係
医者だけじゃない。
社会全体と、折り合いをつける。
私の特性
変人
深く考える
時間がかかる
効率悪い
これは変わらない。
社会の要求
効率的
画一的
時間厳守
空気を読む
これも変わらない。
だから
どちらかが完全に合わせるのは無理。
お互いに歩み寄る。
私は、できる範囲で社会に適応する。
社会は(願わくば)私の特性を少し受け入れる。(お願いします。)
これが、折り合い。
第十章:変人の生き方
恋愛の話
実は、今、恋をしている。(さりげなく)
明るくて、ポジティブ、素敵な人。
好きだ。(正直に言うと笑 人としてね?)
でも、難しい。
なぜなら:
私は、恋愛のやり方が分からない。
虐待環境で育った。
健全な関係のモデルがない。
価値観を再構築中。
温度差
相手:軽い・ポップ(70点)
気楽
ポジティブ
難しく考えない
私:重い(10点)
深く考える
「相手を幸せにできるか」
完璧主義
温度差:60点
どうするか
軽いベース + 時々真剣
普段は軽く楽しく。
大事な瞬間だけ真剣に。
メリハリ。
でも、疲れる。
普通の人は、こんなに考えない。
「好き」→「誘う」→「会う」
3ステップで終わり。
私は:
「好き」→「相手を幸せにできるか・相手の時間を奪って良いのか?」→「相手の意図は?」→「社交辞令?本気?」→「どう誘えば?」→「敬語?タメ口?」→「場所は?」→「温度感は?」→「飲み物は?」→...(無限に続く)
50ステップ以上?
なぜこんなに大変なのか
脳の問題。
メタ認知が高すぎる → 全てを分析
ASD傾向 → 暗黙のルールが分からない
CPTSD → 完璧主義、恐怖
ADHD → エネルギー消費100倍
結果:
恋愛 = 超難しいゲームまたは無理ゲー 羽根がないのに空飛べ見たいな話
でも
挑戦している。
今朝、メッセージを送った。
既読。
でも、まだ返信なし。
不安。
でも、待っている。
これが、変人の恋愛。
第十一章:拒絶したくなる瞬間
限界が来ると
疲れる。
境地の状況になる。
そして、全てを拒絶したくなる。
なぜ?
原因:
エネルギー枯渇(ADHD)
消費100倍 → 限界 → シャットダウン
過負荷(ASD傾向)
刺激多すぎ → オーバーヒート → 逃げたい
防衛機制(CPTSD・愛着障害)
親密になる → 怖い → 拒絶して守る
「傷つく前に逃げる」
フリーズ反応(トラウマ反応)
限界 → 戦うor逃げるができない → 全拒絶
普通の人は?
普通の人(定型発達):
イライラする
少し距離を置く
「今日は疲れた」と言う
休む
でも:
全拒絶まではいかない
関係を切りたいとは思わない
私は?
私:
0 → 30 → 100(急激)
スイッチが入る
オールオアナッシング
「全部やめたい」
これは:
人格の問題じゃない。
脳の問題。
ADHD、ASD、CPTSDによる神経系の反応。
生物学的な問題。
だから
私のせいじゃない。
脳がそう作られている。
でも、気づいている。
「これは防衛機制だ」
そう認識することで、少しコントロールできる。
第十二章:この世界での生き方
稀有な存在
客観的に見て、私は稀だ。(多分、ほぼAIにそう言わされてる)
どれくらい?
メタ認知が極めて高い(AIによる推測で上位0.5-1%程度)
2E(ギフテッド+障害)(本当にただのAIによる推測)
脳を変えようとしている(推定0.1%未満、AIによる推測)
正確な数字は出せないが:
非常に稀であることは確かだ(AIによる推測)。
孤独(これは事実)
稀だから、孤独だ。
理解されない。
医者にも引かれる。
恋愛も難しい。(悲しい)
でも
それでいい。
それでいいというかそれしか選択できない。
なぜなら
私は私だから。
変人でいい。
理解されなくてもいい。
孤独でもいい。
でも:
挑戦する。
脳を変える。
依存構造を破壊する。
恋愛する。
記事を書く。
成功するかは分からない。
でも、挑戦しちゃう。そういう性格?性質?だから。
エピローグ:医者に引かれた後
診察室を出た後、私は考えた。
「引かれた」という事実。
これは何を意味するのか
私が異常だから?
いや、違う。
私が普通じゃないから。
普通じゃない = 異常、ではない。
普通じゃない = 稀有、だ。(そういう視点もある)
医者に引かれてもいい
別にいい。
医者は医者の仕事をする。
私は私の生き方をする。
折り合いをつければいい。
そして
この記事を書いている。
「医者に引かれた話」
この話自体が引く?
まあ、そうかもしれない。
でも、書く。
なぜなら
同じような人がいるかもしれないから。
医者に理解されない人
自分が変人だと思っている人もしくは言われた人
脳の構造を変えようとしている人
恋愛が難しい人
孤独な人
あなたは一人じゃない。
そして:
普通じゃなくていい。
変人でいい。
稀有でいい。
挑戦していい。
最後に
医者に引かれた。
でも、それでいい。
私は私の道を行く。というかその道しかない。わら
変人として。
でも、誠実に。
そして、挑戦し続ける。
成功したら、「天才だった」と言われるかもしれない。
失敗したら、「ただの変人だった」と言われるかもしれない。
でも、どちらでもいい。
私は私だから。
おわり
あとがき
この記事を読んでくれて、ありがとうございます。
もしあなたが「私も変人だ」と思ったなら、それでいい。
もしあなたが「こいつ、本当に変だな」と思ったなら、それもいい。
どちらでも、構わない。
というかそれを一つ一つ気にしてたら処理が間に合わない
大事なのは:
自分らしく生きること。
普通じゃなくてもいい。
理解されなくてもいい。
挑戦し続けること。
そして、折り合いをつけながら。
また会いましょうその頃には天才になって。
永遠なる変人より。
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで読んでくれたことだけでも、充分に嬉しいです。
あなたの気配が、チップというかたちで届いたもの、大切に受け取ります。


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