お昼休みにはこんな光景も。
ネパール出身の学生が作っていたのは、インスタントラーメンとキュウリなどを細かくして混ぜた母国のオヤツ「チャトパテ」
「うまい」
留学生のそのほとんどは、アジア圏出身の学生です。
「ネパールです」
「どうして徳島に?」
「専門学校のために来ました」
日本に来る留学生はアジア圏の学生が多く、出身別ではネパールの学生が前の年より1.5倍になるなど急増しています。
県内でも中国、ベトナムに次いでネパールは3番目の多さで、2024年より48人増えています。
留学生が日本に来る理由とは?
(留学生・ネパール)
「日本は他の国より安全だから、都会過ぎない所幾つかを紹介してもらったけど、徳島に一番興味があって」
(留学生・ネパール)
「将来の夢はいい会社で働きます」
「ホテルスタッフになること」
「ホテル旅館で内定もらいました」
(留学生・スリランカ)
「私たちは就職してもいいポジションにならないけど、5年のうちにチームリーダーになって営業したい」
「ずっと日本で働きたい」
(ミャンマー出身)
「介護福祉士になりたい」
「(将来母国で)自分の会社を建てたい」
留学生の目標は、日本で就職すること。
それぞれ将来の夢を持ち海を越えて来ています。
「さよなら、きょうはありがとうございました」
そして学校が終わると。
「学校終わったらアルバイトに行かないといけない、学費払わないといけないから」
専門学校では、学生を支援するため事故や病気など日本での生活の相談にのるサポートセンターを設置しているほか、フードバンクと連携し、食料品を週4日支援しています。
(穴吹学園・留学サポートセンター木村 将士さん)
「(留学生が)大変なところは、日本語が通じない所があるので、コミュニケーションをとるのがやはり一番大変」
「母国との違い、生活の違い、勉強だけでなく日本のルールマナーを学ぶのが大変だと思う」