由利本荘看護学校、2027年度の募集停止 入学者減り赤字運営
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秋田県由利本荘市の由利本荘医師会(松田武文会長)が運営する由利本荘看護学校は2027年度の学生募集を停止する。少子化に伴う受験希望者の減少により定員の確保ができず、財政的に学校運営を維持することが困難と判断した。医師会は、同校を県内のほかの看護学校を本校としたサテライト校として27年度から学生募集ができないか関係機関と協議を続けている。
由利本荘看護学校は3年制で2005年に市水林に開設された。1971年開校の県医師会付属本荘准看護学院が前身となっている。現在は3学年の定員計120人に対し、在学生は51人(17日現在)。入学者数は10年ほど前から減少し、昨年度は21人、本年度は11人となった。同校によると、入学者数が30人以上いなければ経営的に厳しく、学校運営は赤字になっているという。
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