「後ろからハグして、とか言って、そういう方向に持っていこうとするんですよね。男はそういう誘いを喜ぶと思っているの知りませんが、少なくとも僕は風呂は1人でゆったりするために入りたいんです。それを信じないんですよね。なぜ風呂場でわざわざそんな感じになるだよ！とイラつきます。
『本当は絶対好きなくせに』と否定して、僕をからかったり、その気にさせようとしたりしてきます。妻はすでに義父に似てセクハラ体質になってしまっているのではないでしょうか」
明るく天真爛漫な妻を好きになったことは確かだが、結婚して同居してみて初めてそのあけっぴろげな性格や時代錯誤的な性の感覚が判り、以前と見る目が変わった、と話す隆也さん。60代の義父が令和の感覚にアップデートできていないことは多少理解できるが、若い妻までその傾向があるのは、やはり親や家庭環境の影響が大きいのではないか、と最後に語った。
取材・文 小澤みどり PHOTO：Getty Images
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