自維連立を加速させた高市氏・吉村氏の直接通話 『40分の隙間』に両者をつないだのは"維新の黒子"だった―― 激動政局の舞台裏をキーマンが自ら明かす【維新・遠藤敬 総理補佐官インタビュー】
取材した武田氏「覚悟を見て取れた」実行できなければ“連立解消”も?『議員定数削減』
維新が“連立のセンターピン”としているのが「議員定数削減」。遠藤氏は「臨時国会で法案提出・採決を目指す」と述べています。遠藤氏への取材を終えたジャーナリストの武田一顕氏は… 「(遠藤氏は)『大阪だからかも知れないが、地元に帰ると“議員定数削減しろ”という声がものすごく強い』と言っていました」(武田一顕氏) また、削減数について遠藤氏は「比例の50減が現実的。実行できなければ“連立解消”の可能性も」と述べています。この点について武田氏は、次のような見立てをしています。 「遠藤さんは『連立を離脱するかどうか決めるのは自分たちではない』という趣旨のことを言っていた。『世論から“維新は中にいてもしょうがない”という声が湧き起こってきたら、自分たちは連立を離脱する』と。そういう世論が起こったら、いつでも連立離脱するという覚悟は見て取れました」(武田一顕氏)
「なんでそんな削減するんだ」自民党員が“高市氏ではなく”遠藤氏にクレーム!?
遠藤氏はこの議員定数削減について「自民党内から強い反発ある」としていますが… (武田一顕氏)「自民党の面々が、高市さんに言わずみんな遠藤さんのところに連絡してくると言っていました。『なんでそんなに削減するんだ』と文句を言ってくる、と。遠藤さんはもともと自民党の方ですから」 ほかにも、企業・団体献金の禁止をめぐって野党がまとまった場合など、維新はどのよう動くのでしょうか。 「野党側が(案を)出してきたとき維新は困るでしょう。連立に入っていて、遠藤さんは官邸の中に部屋があるわけですから。賛成できないというジレンマを、維新もこの臨時国会中に抱えることになります」 長年国会を取材してきた武田氏が「遠藤さんは昔かたぎの政治家。昔はこういう人が何人かいたが、今では本当に珍しい。絶滅危惧種みたいなタイプの政治家」と印象を語った遠藤氏。維新が強く打ち出している議員定数削減などをめぐり、今後どのような動きを見せるのでしょうか?