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クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ロールセンター理論のはてな?その2

2025-04-01 10:34:27 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ロールセンターを作図で求めるとき、サスペンションアームから延長線を引きます。

この時アームの角度を延長するだけなので、アーム長さも取り付け点も制約がありません。

さらに拡大解釈すると、ロールセンターを先にプロットしておいて、そこからアーム長さも
取り付け点も決まっていないエリアに、テキトーに線を引いても成立するということです。

アームと取り付け点を自由に設定しても、ロールセンター高ささえ共有すれば、考慮しなければいけない要素は
他にもあるとしても、基本的な動きがどのクルマも同じになるでしょうか?

もう一つ、タイヤの接地中心から上下アームの交点に向かって線が引かれ、左右線の交点がロールセンターとされています。

これだとタイヤ径が変わればロールセンター高さが変わることになります。

もちろんタイヤ径が変われば車体ごと上下するので、ロールセンター高が変わるのは頷けます。

しかしサスペンションアームの角度を動かしていないのに、瞬間中心が移動するのはなぜ?

タイヤ接地中心から「重心」に向けての線なら車高変化で力の角度が変わります。
しかしロールセンターとは車両が「傾く時の中心」を示すもの。

そこにタイヤ接地中心から、"力の方向を表す線"が導かれる理由がわかりません。

なぜここにこだわるのかと言えば。仮にタイヤ外径がロールセンター高さに影響する説を「正しい」とします。

サスペンションを変更する人はそう多くいませんが、タイヤは交換します。

タイヤ外径に無頓着な人がいれば、無意識の内にロールセンターを変更してしまうことが考えられます。

新品タイヤから摩耗が進めば半径が数ミリ変わります。

夏タイヤと冬タイヤの外径が同じとは限りません。

タイヤ空気圧の管理を怠れば動半径が変わります。

こういったことが日常にあるので、ロールセンター高さを車両運動の元と捉えて、神経質に考えなくてはいけないのか。
それとも少々のことでは問題にならないのか。ここもロールセンター理論のはてな?です。

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