テレビ埼玉で元日恒例となった特別番組「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」。近年は放送時に交流サイト(SNS)で「埼玉の奇祭」と呼ばれるなど局の看板番組の一つだ。34回目を迎える来年の放送では、同局の野口美和アナウンサー(29)が3年連続で司会の一人を務める。年内に行われる収録を前に野口さんは「一年の初めに、またあの場で出演者の方々と再会できるのはうれしい」と収録日を心待ちにする。
番組は県内の大物政財界人が生演奏をバックに本気で歌う姿が人気を集める。初めて起用された際は「埼玉の正月といえばチャリティ歌謡祭のイメージ。県内出身なので光栄だった。1年目の収録は自分でも楽しんでいた」と振り返る。
もう一人の司会で、元NHKアナウンサーの堀尾正明さん(県立浦和高出身)と出演者のやりとりも番組名物の一つだ。2年目は視聴者の代表を意識して、素直なリアクションを心がけたという。「出演者の方たちは緊張すると思うので、少しでも安心できるようにリハーサルからコミュニケーションをとるようにした」と明かし、「出演者や客席の応援団の皆さん、SNSに投稿する視聴者の皆さんなど、みんなで作ってみんなで笑える正月番組。今度も自分の役割に徹したい」と意気込みを語る。
子ども時代は母のなりたかったキャビンアテンダント(CA)に憧れた。アナウンサーを志したきっかけは大学2年の夏休みに経験した宮城県...
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