BLUE ARCHIVE -SONG OF CORAL- 作:Soburero
次話の投稿が遅れたら、察してください……。
コンナ、ワタシモ、アイシテ、ホシイノヨ~♪
覆面水着団との銀行強盗騒ぎの後、俺はそのままブラックマーケットに残ることにした。
あれからマーケットガード、いや、ブラックマーケット全体で俺に手を出して来る奴はほぼ居なくなった。
その後も公示や指名の仕事を続け、実績を重ね続けた。
この依頼が届いたのは、そんな折だった。
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『独立傭兵レイヴン。カイザーPMCから依頼を提示する。』
『我々は現在、アビドスの荒野で地形調査を行っているが、本社から調査領域を拡大せよとの通達があった。』
『だが、我々がアビドスで使える資源は限られている。既に調査と防衛で人員を割いており、調査領域を安全に拡大することが困難なのだ。』
『そこで貴様には、我々が指定したポイントを、先んじて制圧してもらいたい。』
『そこは既に、不良生徒の拠点となっている。そこに貴様が突入、制圧した後、我々が派遣した部隊によって確保する。これが今回の作戦だ。』
『偵察隊からの報告で、装甲車も確認されている。十分注意しろ。』
『以上だ。独立傭兵レイヴン、確実な遂行を期待する。』
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(ついに来たな。)
本命の、カイザーからの依頼が届いたのだ。
自然と体に力が入る。
そもそもこのために名を揚げてきたのだから。
(ええ、ついに来ました。ただ、通信ログを拾ってみたところ、カイザーはあなたを使い捨てる気でいるようです。聞いてください。)
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『レイヴンに依頼を出しました。指名依頼かつ、相場の倍の報酬です。必ず食いつくかと。』
『よろしい。その後の手筈は?』
『適当な理由を付けて、レイヴンを追い払います。戦闘直後で消耗しているでしょうし、鎮圧は難しくないでしょう。』
『無駄な戦いを選ぶほど、愚かでは無いようですから。』
『うむ、それで報酬を踏み倒し、我々は目的の成就に一歩近づく、というわけだ。』
『素晴らしい、そのまま続けろ。』
『……もし鎮圧に失敗したら、どうしますか?先日のマーケットガードの件もあります。』
『我々に対する報復も考えられますよ。』
『その時はお前たちで対処しろ。いくら実力があるとはいえ、物量で押し切れば、さしもの奴も堪えるだろう。』
『……了解です。P-3、アウト。』
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通信で話していたのは、基地の司令官と、おそらくはカイザー本社の人間だろう。
とりあえず、俺の感想が1つ。
(……ナメられているな。)
司令官の方は比較的まともなようだが、役人の方は俺を完全にナメている。
上の意向に現場が振り回されるのは、どこでも変わらないようだ。
(ですが、同時に懐に飛び込む好機でもあります。)
(増援を排除し、彼らの基地に侵入することが出来れば、通信網を利用してカイザーのサーバーにバックドアを作れます。)
(作戦はそれでいいだろうが、作った後は誰が調べる?お前が掛かりきりになるわけにもいかないだろう。)
(その通りです。私のほかに、ハッキングの心得がある人が居れば、その人にお任せするのですが……。)
確か、ミレニアムという学校にハッカー集団がいると聞いているが、あいにく彼らとのコネクションはない。
フリーのハッカーを雇うにしても、腕前が不明では不安が残る。
それに、連中の会話で出てきた、ある単語が気がかりだ。
(それに、奴らの言う目的とは何だ?アビドスの土地に繋がっているのは間違いないだろうが……。)
(いずれにせよ、サーバーを調べなければ何も分かりません。一先ず、先生に連絡を入れましょう。)
エアの言う通りだ。考えるには手掛かりが足りない。
いっそ、ハッカーの手配も先生のコネクションを頼るとしよう。
手を動かすことなくメッセージアプリを立ち上げる。
強化人間はこういう時に便利なのだ。
《ブリーフィングを送付する。》
≪データが送信されました。≫
《知らせてくれてありがとう、レイヴン。》
《君のことだから、そのまま終わらせる気は無いんでしょ?作戦はある?》
先生も俺の扱い方が分かってきたらしい。
獰猛な野犬とでも思われていそうなのが癪だが。
《それを名目に基地に侵入し、連中のサーバーにバックドアを仕掛ける。》
《問題は、サーバーを誰が調べるかだ。》
《エアじゃダメなの?》
《できれば他の人にお任せしたいのです。》
《分かった。私の生徒にそういう事が得意な子が居るから、その子に任せるよ。》
《名前は、アロナ。腕前は確かだから、心配はいらないよ。》
やはりこいつに頼むのは正解だったようだ。
代わりのハッカーを探す手間が省けた。
《バックドアの存在を気づかれたら終わりだからな。》
《アロナから、『任せてください!スーパーアロナちゃんが、完璧にこなして見せますよ!』だって。》
一気に不安になったぞシャーレ。
だいぶ子供っぽい奴のようだが、本当に仕事ができるんだろうな?
そう思ってアロナについて聞いてみれば、銀行強盗の時に通信を封鎖していたのが、このアロナだというのだ。
仕事がこなせるなら文句は無いが、余計なことをしないかだけが心配だ。
《実は、私からも伝えたいことがあるんだ。》
《空﨑ヒナって子、覚えてる?ゲヘナの風紀委員長の。》
《その子から、カイザーがアビドスで探し物をしてるって教えてくれたんだ。》
《その時教えてもらった場所が、君がカイザーから仕事を頼まれた場所に近いんだ。》
《もしかしたら、ここがカイザーの基地なのかも。》
≪通信ログか送信されました。≫
≪位置情報が送信されました。≫
送られてきたデータには、基地の空撮写真も含まれていた。
警備レベルは普通なのだが、掘削機械が多い。
アビドスの地下に埋まっている物を探すために土地を確保していたのか。
風紀委員会、いい仕事をする。
だからだろうか、あの行政官の行動には改めて腹が立つ。
《移動される前に叩いておきましょう。》
《分かった。私が手伝えることはある?》
《何かあったら、エアが連絡する。》
《分かった。アビドスと便利屋の皆に頼んでみるよ。》
《気を付けてね、レイヴン。》
アプリを閉じて、移動準備を始める。
今回も長旅になる。食料と甘いフィーカを多めに持っていこう。
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崖の上からヘルメット団の拠点を見下ろす。
俺がアビドスに来る前から、何度も攻撃を仕掛けては失敗しているのに、連中が懲りる様子は一切ない。
メンバーは入れ替わってるかもしれないが、些細なことだ。
やはり、一度見せしめにしてやった方が良いとは思うのだが、その後に先生の説教が待っていると考えると億劫だ。
今回はやめておこう。
『目標を確認、数は20人ほどです。』
「了解、手早く済ませるぞ。」
これは前哨戦だ。
こいつらに時間もリソースも使いたくはない。
そう考えていたところで、エアから1つ提案があった。
『……ところでレイヴン。』
「何だ?」
『カイザーの増援を撃退するとき、どう対応しましょうか?』
「……どう、と言うと?」
少し嫌な予感がする。
エアは時間があるときは、この世界の情報を集めているのだが、時折何かから影響を受けている時がある。
その時のエアの声は、未知を知ることが出来て楽しいのか、少し弾んでいることが多い。
今のエアの声は、同じ弾み方をしている。
『派手に仕掛けるのも良いですが、ここは静かに対応したほうが良いと思うのです。』
『味方が訳も分からずやられたとなれば、いくら実戦経験があれど、平常心ではいられないはずです。』
『余計な増援も防げますし、相手の恐怖も煽れます。まさに一石二鳥です。』
「……エア、最近何を調べた?」
『………………。』
黙りこくってしまった。
最近エアの性格が変わっている気がする。
それも大分愉快な方向に。
『……ホラー映画を、少し。』
この通り、今回は映画の影響を受けていた。
どうも、見えない怪物が人々を襲っていく映画らしく、俺の能力なら再現できるのではとはしゃいでいた。
出来ないことは無いが、実行するのは俺だという事を忘れないでもらいたいものだ。
「……ハァ、まあいい。その作戦自体は有効そうだからな。」
「暗くなるまで待つぞ。」
待っている間は、件の映画でも見ようじゃないか。
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「――ッ!ぉ、オイ、マジかよ……!?夢なら覚め――ッ!」
ズドンッ!
「……呆気ないな。」
戦闘開始から約1分、最後の1人の頭をショットガンで撃ち抜く。
急襲したとはいえ、抵抗らしい抵抗を受けることなく仕事は終わった。
これだけなら俺が受ける必要は無かったのだろうが、本命はカイザーだと考えを改める。
『ただの不良生徒ですからね。仕方ないでしょう。』
『とにかく、ポイントの制圧は完了しました。カイザーに報告しましょう。』
エアの指示に従い、カイザーとの通信を開く。
僅かな遅延の後、回線が繋がった。
「P-3、こちらレイヴン。ポイントの制圧が完了した。」
『こちらP-3、了解した。すぐに応援がそちらに向かう。待機しろ。』
よし、ここまでは手筈通りだ。
俺たちはカイザーが裏切ってくることも知っているが、カイザーはそのことを知らない。
出来るだけ奴らの策に乗ってやる必要がある。
(エア、通信傍受は?)
(今繋ぎます。)
エアが繋いだ回線から、反響したエンジン音が聞こえてくる。
恐らく、装甲車の中の連中の無線だろう。
『――いいか、相手はあのレイヴンだ。油断はするな。時間もかけるな。奴が動き出したら終わりだと思え。』
『何ガキ1人にビビってんだよ。まさか、マーケットガードの話、本当にレイヴン1人がやったって信じてんのか?』
『ああそうだ。奴は普通じゃない。俺達が束でかかっても勝てない相手だ。』
『じゃあ賭けでもしましょうよ。アタシは隊長がやられる方に賭けるッスよ。』
『じゃあレイヴンが負けたら、今日の晩飯は俺が奢ってやるぜ!ハッハッハ!』
どうやら、例の襲撃事件、真実だとは思われていないようだ。
常識的に考えるなら、信じられないという方が正しいのだが。
『一部を除いて油断しきっているようです。これなら楽に終わりそうですね。』
「……エア、やるのは俺だって忘れてないか?」
『……ええ、もちろんですよ。』
「だといいがな……。」
程なくして、タコのロゴが描かれた装甲車が到着した。
中から重武装された兵士たちがぞろぞろと降りてくる。
そのうちの、隊長と思わしきオートマトンがこちらに近づいてきた。
「レイヴンだな。これから状況を確認する。少し時間をくれ。」
「了解。」
「――はい。――――ええ、問題ありません。――――。……了解しました。」
隊長は周りを確認しながら通信しているフリをしている。
通信はエアが傍受しているため、無線を使えばこちらにも筒抜けになるはずだ。
そもそも、俺を始末するために送られているのだから、確認する必要もない。
ただ、俺が依頼に失敗したという体で切り捨てるための芝居だ。
全く、面白くないな。
通信を終えた隊長が合図を送ると、全員がこちらに銃を向けた。
「……どういうつもりだ?」
「本部からの通達だ。お前を排除しろ、とな。」
「理由は?」
「契約不履行箇所が見つかった。お前に報酬を支払う義務は消失したんだ。」
「……いいだろう。それならこちらにも考えがある。」
ブシュー!
手の内側に隠し持っていたスモークグレネードをそのまま落とす。
一瞬にして、辺り一面が白い煙に包まれた。
「うわっ!?ゴホッゴホッ!」
「煙幕!?」
ついでだ、残りのスモークも使ってしまおう。
グレネード2つのピンを抜きそれぞれ異なる方向へと投げる。
視界ゼロの空間がさらに広がった。
「あの野郎……!探し出せ!」
『こんばんは、カイザーの皆さん。私は独立傭兵レイヴン、オペレーターです。』
「なッ!こいつ、どうやって回線に!?」
『今回は、皆さんに教訓を与えておこうと思います。』
「クソッ、こいつに構うな!レイヴンを――。」
ガシャン!
オートマトンの後ろに回り込み、脇から手を突っ込んでコアを掴み、強引に引き抜く。
映画で出てきた攻撃だ。
たしか、モツ抜き、と言ったか。
「――ッ!」
『あなた達は、猟犬の狩場に踏み込んだのです。』
バキンッ!
ゴシャッ!
1人は顎と頭を掴んで、勢い良くひねって首を破壊する。
オートマトンにも有効なのは新たな発見だ。
もう1人は口を押えそのまま引っ張り、脊椎に向けて膝を打ち込む。
「――ッ!?どこだ、どこにいる!?」
『レイヴンは、あるハンドラーから、訓練を受けています。』
メギョッ!
ゴキンッ!
頭に向けて両方の拳を打ち合わせるように殴打。
腕を掴んでへし折ったら、下がった頭に向けてストンプ。
「臆病者が!隠れてないで出てこいッ!」
『一度敵となった者には、一切容赦するな、と。』
ドサッ
ゴンッ!
後ろから足をすくい上げて転ばせてから、顔面を渾身の力で殴りつける。
俺と地面、両方から同時に殴られるのは効いたようだ。
「誰が残ってる!?応答しろッ!!」
『レイヴンは、あなた達を狩り尽くすまで、決して止まりません。』
ザクッザクッザクッ
残ったのは隊長1人。
こちらはまだまだ余裕なので、ごく普通に歩いて近づいていく。
「ハアッハアッハアッ……!」
『誰を敵に回すかは、よく考えた方が良いですよ。』
ザクッザクッ
「い、いやだ……っ!」
ブチッ!
ゴトン
引きちぎった頭を適当に投げ捨てる。
全く、妙なことに付き合わせないで欲しいものだ。
「……これで最後だな。エア、満足したか?」
『ええ、とても。ありがとうございます、レイヴン。』
「ならいい……。」
『では基地に向かいましょう。彼らが乗ってきた装甲車が使えます。』
エアが興奮冷めやらぬ様子で語りかけてくる。
やっぱり今日のエアは様子がおかしい。
「性格変わってないかお前?」
『気のせいですよ、レイヴン。私は私のままです。』
「そうか……。」
カイザーのロゴが描かれた装甲車の運転席に乗り込む。
初めて運転するが、まあACよりは簡単だろう。
そうであってくれと願いながら、エンジンをかけた。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「――はい。バンシー届いてます。これから実地試験です。」
「――了解です。P-3、アウト。」
「ハァー……。上層部め、現場を何だと思ってるんだ……。」
通信を切ると同時に椅子にもたれかかる。
連日の成果の見えない発掘作業と基地の移設準備、ヘルメット団との交渉で疲れ切ってる所に、本部からの無茶振りが入ったのだ。
試作兵器、“バンシー”の実地性能試験、それを実戦形式で行えとのお達しだった。
「どうした?なんて言われたんだ?」
「バンシーの試験、実戦でやれだとさ。まだ実験段階の代物だってのに、壊したら責任取るのは俺達だぞ……。」
「へっ、上の連中、相変わらずだねぇ。」
「いい加減にしてほしいよ、まったく……。」
連中、現場のことが何も分かってない。
そも、レイヴンを雇う事だって個人的には反対だったんだ。
本部が人員を回してくれれば、余計な手間を取らずに済んだのだ。
レイヴンの対処はうまくいっているだろうか。
奴が怒って暴れていなければいいのだが。
「A1-1、こちらP-3、状況を報告しろ。」
『………………。』
無線で呼びかけるも応答がない。
嫌な予感がする。
「A1-1、応答しろ。A1-1、どうした?」
「クソッ、通じないか、面倒な……。」
「やられたんじゃねえのか?アイツ、なかなかやるって話だろ。」
「そうじゃないといいんだけどな。じゃなきゃ始末書ものだ……。」
とにかく、現地の状況を確認しなければ。
ドローンを飛ばしてもいいが、この基地が察知されるとまずい。
ここはオーソドックスに行こう。
「こちらP-3、総員に告ぐ。A1-1との通信が途絶えた。これより追加の部隊を編成する。追って指示が出るまで待機せよ。」
「まったく、こんな所さっさと引き上げて、D.U.に戻りたいよ。ジャック、D.U.のいい店知ってるか?」
「……ジャック?」
返事がない。
というか、物音がしない。
この基地は射撃場も併設しているから、銃声が聞こえてもいいはずなのだが。
ただ、風が流れる音だけが辺りに響いている。
胸騒ぎを覚えながら、相方の方へ振り向くと――。
「――ゥワァアアッッ!!!」
さっきまで話していた、相方の首が無くなっていた。
無くなった頭は、相方の足元に無造作に転がっている。
敵襲?いったい誰が?でもどうやって?
「い、一体、一体誰が、こんな……ッ!」
その答えは、直ぐに分かった。
「動くな。」
首筋に当てられる刃。
カイザー製のサバイバルハチェットだ。
姿こそ見えないが、その声には聞き覚えがあった。
つい先ほどまで通信で話していたのだから。
「――ッ!?まさか、レイヴンッ……!?」
両手を上げながらゆっくりと姿勢を整える。
やられた。ここまで侵入されるとは。
俺は、まだこいつの実力を測り切れていなかったらしい。
物音を立てずに侵入したという事は、他の連中も侵入に気づいていないだろう。
「……他の仲間はどうした?」
「……歩け、ゆっくりな。」
首から刃が外れた代わりに、銃口が背中に押し付けられる。
指示に従い、外に向けてゆっくりと歩く。
月明りを浴びた瞬間、信じたくない光景を目にすることになった。
「……ッ!?」
先ほどまで談笑していたであろう者たちが、訓練をしていたであろう者たちが、明日に備え眠っていたであろう者たちが、ことごとくやられていた。
音を立てることなく、全滅したのだ。
通常であれば不可能だ。それこそ、“バンシー”でも使わなければ。
恐らく、そういう事だろう。
「……何なんだ、お前は。」
「お前が知る必要はない。」
「……望みは何だ。」
「お前からはいらない。」
直後、己の首に振りぬかれるハチェット。
ゆっくりと視界が傾いていき、重力に従い地面へと吸い込まれていく。
「もっと上から貰う。」
地面に倒れこみ、首の断面からバチバチと火花を飛ばす自身の体。
先ほどまで自分と相方が居た建物に悠々と入っていくレイヴン。
頬を撫でる、砂交じりの風。
それが、俺の最後のメモリーだった。
Q.“バンシー”って何?
A.ほぼ〔COD AW〕のミュートチャージです。
ノイキャンイヤホンと同じ原理で周りの音を消してくれる優れものです。
まあそれもレイヴンにかっぱらわれたんですけどね。
次回
混沌の中の規律
(その服装で)アンタ本当に、行政官かよ……。
次回も気長にお待ちくださいませ……。