テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生氏が25日、同局系「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時30分)に出演。24日に行われた高市早苗首相の所信表明演説の印象を述べた。
千々岩氏は演説の見解を求められると「国会の風景が一変しましたね」とコメント。「これまで石破さん、その前の岸田さん、結構総理の演説って静かだったんです。野党も含め結構静かだったんですけど、昨日は、自民党も議員は減ってますけど、にもかかわらずめちゃくちゃ熱かった。とにかく拍手も多かったし」と議場の熱量を振り返った。高市氏の演説に応じて大きな拍手が起こり「ここまではこれまで見たことなかったんです」と驚いた。
また「一番象徴的だったのは終わった後」とし、「議長が『散会』といって、終わりますと言うんですけど、その後も残って高市さんが去って行くまで、特に中堅若手の自民党議員はずっと立って拍手してるんです。こんな風景見たことなくて」。千々岩氏は「野党のヤジも多かったですけど。安倍カラー安倍カラーって高市さん言われますけど、国会の風景もすごく対立が激しかった安倍政権の時代に戻ってきたなという感じすらしました」と話した。