「魚の缶詰をガスコンロで・・・」住宅を半焼する火事 住人が一時意識不明に 福岡・飯塚市
25日、福岡県飯塚市で住宅1棟を半焼する火事があり、住人の70代の男性1人がのどや頭などにやけどを負い、一時意識不明となりました。男性は「魚の缶詰を温めるためガスコンロを使ったあと酒を飲んで寝ていた」と話しています。
警察と消防によりますと、25日午前11時ごろ福岡県飯塚市下三緒で「住宅の1階部分から炎が噴出している。」と消防に通報がありました。
火は約1時間後に消し止められましたが、住宅1棟を半焼したということです。
この火事で、住宅に住む濱崎良三さん(74)が意識不明の状態で病院に搬送されました。
濱崎さんはのどや頭、両足などにやけどを負いましたが、その後、意識が回復したということです。
警察の調べに対し、「魚の缶詰を温めるためガスコンロを使ったあと、酒を飲んで寝ていた。ガスコンロを切ったかどうかは覚えていない」と話しているということです。
警察は、濱崎さんがガスコンロを消し忘れた可能性も含め、出火原因を詳しく調べています。