Ｒシリーズ。

今回は、平成の御世では極めて珍しい
「戦闘特化型の素面敵女コンビ」
ディノガールズの大暴れをリファインします。

若者を中心に絶大な人気を集める歌姫ミーコ。
アイドル、のくせにどの写真もエロくてたまらないのが反則です。

ミーコのおみ足。
典型的なトランジスタグラマー顔なのに実はスタイル抜群、というのが手強いです。
・・・今回は敵じゃないんだけどね（笑）

この流し目！

そして、扇情的なこの表情！手強い！
・・・ごめん、どうしても中村静香見ると敵女妄想がはじまっちゃう（笑）

そんな、熱狂のミーコライブに迫る悪の気配・・・

果たして、この女たちは一体・・・？

ワアアアアアアッ！！
歌姫ミーコの熱唱に大声援で応える満場のファンたち。

そんなステージが・・・ドーーーーン！！
「きゃああああッ！」

ステージ上のミーコに迫る突然の闖入者たち！

ステージの上には、あの黒と白の女たちが！
彼女たちはディノガールズ。獰猛の戦鬼に付き従う女戦士です。
白の戦士レムネアがミーコを突き飛ばし・・・

ジャキーーーン！
黒の戦士アーシーがミーコに剣を突きつけます。

アーシーはミーコをグッと引き寄せ、そこにレムネアも迫ります。

「何なのよあんたたちィ！」
突然襲ってきた恐怖に絶叫するミーコ。

「あなたいい声ね？とろけちゃ～～～う！」

ギンッ！
うげッ・・・こいつ人間じゃねェ・・・

「一緒に来てェ、ミーコ・・・」
甘えたような口調でミーコに話しかけるレムネア。
「さもないと・・・」

ギンッ！
うげッ！・・・やっぱりこいつも人間じゃねェ・・・

「ここにいるお客さんたち・・・」

「みィ～んな絶滅よ★」
口調は甘ったるいけど言ってることは鬼エグです。
レムネアのこの言葉に場内は大パニックに陥ります。

「やめてェッ！」

そこへ・・・
「キョウリュウチェンジ！！」

乱入者に不意を突かれた表情のレムネア。

「たあッ！」
大パニックの会場に颯爽と登場したのはキョウリュウジャーの一行。
友人であるミーコのピンチにダイゴが躍動します。

ミーコ救出のためにステージに上がってきたダイゴをレムネアが迎え撃ちます。

ビュンッ！
「おっとォ！」
レムネアの突きを間一髪かわすダイゴ。

「はッ！」
ダイゴはレムネアにバックブローを仕掛けますが、レムネアは余裕のガード。
どうやらこの女、あのキングと五分の戦闘能力を持っているようです。

ダイゴは、レムネアとの攻防もそこそこに、ミーコ救出を急ぎます。
「きゃあッ！」
アーシーから逃れようとするミーコ。ダイゴはアーシーとのマッチアップです。

ブオンッ！
鋭く剣を一文字に振るアーシー。ダイゴはステップバックしてこれをかわします。

「おらあッ！」
アーシーめがけてダイゴの鋭い右ハイキック！

アーシーはこれを避けるようにして空中で一回転！

スタッ！
鮮やかにステージ下に着地します・・・まさにアーシー・・・

キッ！
剣を突き出してすぐさまステージ上のダイゴを振り返るアーシー。
彼女もまた、かなりの使い手のようです。

「あらやだ・・・あんたたち・・・」

シャキン！
「何者だ」

「行くぜ！・・・ファイヤー！」
ステージ上にキョウリュウジャーの５人が揃い踏み！
キョウリュウジャーとディノガールズのバトルがスタートします。

ブラック対レムネア。
「きゃあッ！」
ブラックの攻撃をしなを作ってかわすレムネア。

「ばーーーん★」
見た目に似合わずパワーがスゴイ！
パワー自慢のブルーを吹っ飛ばし・・・

「ばーーーん★」
「！！」
不用意に近づいたブラックに光弾を放ちます。

ブルー対レムネア。
「よいしょお！」
ブルーのバックブローが炸裂！しかしレムネアはこれをしっかりガードし・・・

「ばーーーん★」
なんと、細い左腕一本でこれを弾き飛ばしてしまいます。

一見してか弱そうな美少女の思わぬ反撃に面食らったブルー。
うろたえた様子のブルーを愉快そうに見つめるレムネア。
すかさず潜り込んでブルーのボディを一突き！
「ばーーーん★」

「うわああああッ！」
ドドーーーン！
なんと、軽い一突きでブルーが吹っ飛ばされてドンガラガッシャンです。

さらにレムネアの大暴れはおさまりません。両手から光弾を撃ちまくり！

「んんんんん・・・ばーーーん★」
パワーをためて一気に放出！あっという間に辺り一帯が火の海に！
とにもかくにもレムネア、とんでもない火力です。

一方のアーシー。
キョウリュウジャーきっての剣の使い手グリーンとの激しいつばぜり合いです。

力の入った攻防。
キョウリュウグリーンを相手に五分に渡り合える剣の使い手などそうはいません。

互いに意地の張り合い。
グリーンはもちろんですが、相当腕に覚えのありそうなアーシーも
ここは絶対に譲れない様子です。

「はあッ！」
両者の攻防はなぜか空中戦に展開します。
互いに飛びながら激しく打ち合うふたり。

しかし、戦局は徐々にアーシーが優勢となり・・・

「はッ！」
ジャキーーーン！
「うわッ！」

ズンッ！
キョウリュウグリーン、まさかの墜落！

スタッ！
対するアーシーは、鮮やかな着地を見せます。
達人同士の一騎打ちは、アーシーに軍配です！

ディノガールズ相手に苦戦のキョウリュウジャー。
そこに彼女たちの親玉獰猛の戦鬼ことデスリュウジャーも加わっては、
最強のブレイブを誇る５人の戦士も、ひとたまりもなく敗北です。

あのキョウリュウジャーを相手に実力の差を見せつけたデスリュウジャー軍団。
ダイゴが必死に守ろうとしたミーコが、Ｄの手に落ちてしまいます。

「行くぞ・・・」
ああ、歌姫ミーコが、悪の手に・・・

Ｄの狙いは、この地に眠る獣電竜トバスピノを我が物にすること。
そしてミーコには、トバスピノを覚醒させるための祈り歌の力がありました。
Ｄは、ミーコの祈り歌を編曲し、トバスピノを悪の化身に変えて
この地上によみがえらせようとしたのです。

「あああああああッ！」
ミーコの歌の力が、Ｄの持つ獣電池に充填され・・・

「アンギャーーーーッ！！」
伝説の獣電竜、トバスピノがついに復活しました。
・・・ただし、悪の化身として。

悪の化身となったトバスピノは地上で破壊の限りを尽くします。
自らの歌の力によって街が破壊されていく衝撃に立ち尽くす絶望のミーコ。
その左右には、同じ光景を満面の笑顔で見つめるディノガールズ。

Ｄは、ミーコの命のすべてを歌のエネルギーに変えて
さらなる破壊を進めようとしていました。
「ああッ・・・あああッ・・・」
このままでは、街はさらに破壊され、そして、ミーコの命も・・・

ミーコの命、そして人々を救うため、キョウリュウジャーは再び立ち上がります。
「悪あがきを・・・」
そこに立ちはだかるデスリュウジャー、そしてディノガールズ。

「各々方、いざ尋常に・・・」
「キョウリュウチェンジ！！」

臨戦態勢のアーシー。
「ぞくぞくするわぁ～・・・」

「とろけちゃ～～～う！」

こちらも準備万端のレムネア。
「みぃ～んな」

「絶滅よ★」

「行くぞォ！」
Ｄを先頭にキョウリュウジャーに突撃をしかけるデスリュウジャー軍団。
レムネアがギンガマン走りみたいな感じです。よゆうあんねちくしょう。

「はああああッ！」
大爆発をバックに華麗な飛び蹴りを放つアーシー。その名の面目躍如か。

そして、見た目に似合わぬ圧倒的火力の持ち主レムネア。
手にエネルギーを蓄えて光弾を生成すると・・・

「んんんんん・・・」
それを十分に引きつけて・・・

「ばーーーん★」
空を駆けるキョウリュウブラックめがけて発射！

ブラックはこのレムネアの猛攻撃をなんとかかいくぐって
「獣電ブレイブフィニーーーーーッシュ！！」
カウンターでとっておきの必殺技を放ちます。

レムネアめがけて一直線に飛んでいくブラック必殺の一撃！
しかしレムネア、体を半身ずらしてこの攻撃を右手で受け止め・・・

「ばーーーん★」
え・・・ウソだろおい・・・


ドカーーーーン！
なんと、ブラックの最強の必殺技を片手一本で弾き飛ばしてしまった！？

「うわああああッ！」
最強の必殺技を破られたブラックは、ディノガールズの連携攻撃を食らい・・・

ドスン！
まさかのＫＯ負け！？

いたずら大成功、な笑顔のレムネアと、満面ドヤ顔のアーシー。

キョウリュウジャーに完勝、で、互いに見つめ合ってニッコリ。
このふたり、ハンパない強さです。

キョウリュウジャー、美脚＆美乳の凄腕女戦士コンビの猛攻に完全敗北。

剣とキックのアーシーと、徒手空拳のレムネア。
色や性格、戦い方に至るまで鮮やかに対比が徹底されているのがお見事です。
繰り返しになるけど、「戦闘特化型」というのがまたたまりません。
同系の素面敵女コンビになるとウルクキルトくらいまで遡らなきゃダメ、かも？