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地震で一時は帰国検討も…大学が異例の支援 愛知淑徳大のミャンマー人留学生奮闘

2025年10月26日 05時10分 (10月26日 05時10分更新)
 3月のミャンマー地震で大きな被害が出た中部マンダレー管区出身の愛知淑徳大(愛知県長久手市)1年、ナインさん(21)が、「日本人と外国人をつなぐ存在になりたい」と奮闘している。一時は留学を断念しかけたが、大学による異例の学費免除で続けられることになった。学内外の活動にも積極的な姿に、大学は他の学生の刺激となることを期待する。(竹田佳彦)

日本での留学生活について話すナインさん=名古屋市千種区で

 倒壊した家屋に舗装が隆起した道路。入学直前の3月28日、ナインさんはミャンマーの惨状を伝えるニュースに目を疑った。故郷の両親や姉弟となかなか連絡がつかず、誰もけがをしていないと分かったのは2日後。「日本にいて何もできずもどかしかった」と振り返る。...

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