ミス・ワールド・ジャパン埼玉代表 日本大会出場を知事に報告

 ことしのミス・ワールド・ジャパンの埼玉代表が大野知事を訪ね、日本代表選考会への出場を報告しました。

 県庁を訪れたのは、ミス・ワールド・ジャパン埼玉代表に選ばれたソプラノ歌手のアリサさんと、準ミス・ワールド・ジャパン埼玉代表で毛呂山町に住む大学1年生大室恵美里さんです。

 2人は、ことし8月に行われた埼玉大会で、書類審査や自己PRなどを通過し、埼玉代表に選ばれました。

 今回74回目を迎えるミス・ワールド・ジャパンのスローガンは、「目的ある美」。

 多くの応募者から選ばれた34人のファイナリストは、今月22日、都内で行われる日本代表の座をかけた選考会に出場します。

 アリサさん「声を生かして、笑顔とこの歌の力で皆さんに希望を届けていければと思っています」
 
 大室恵美里さん「私の魅力は笑顔なので、精一杯笑顔で自分らしく、自分が思いを伝えることが特技でもあるので、それも伝えていきたいと思っています」

さいたま市 月給・ボーナス 4年連続増額

 さいたま市人事委員会は14日、職員の給与について民間との差を解消するため、4年連続で月給、ボーナスともに引き上げるよう清水勇人市長に勧告しました。

 市の人事委員会によりますと、調査は、ことし4月から6月までに、市内にある従業員50人以上の493の民間事業所の中から無作為に抽出した119の事業所を対象に行われました。

 この中から国の人事院勧告に合わせ従業員100人以上の事業所を抜き出し比較したところ、市の職員の月給は、民間に比べ1万2033円、率にして2.9%下回っていました。

 また、ボーナスも民間とくらべて年間で0.06か月分下回っていました。

 このため、人事委員会は、市の職員の月給を2.9パーセント、ボーナスについては0.05か月分、それぞれ引き上げるよう勧告しました。

 人事委員会によりますと、月給、ボーナスともに引き上げるのは4年連続で、月給の上げ幅は、政令指定都市となった2003年以降、最大です。

 また、これからの時代にふさわしい公務員の人事管理の実現に向け必要な人事や給与のアップデートを求めていて、初任給は大卒で1万7200円高卒で1万8300円に引き上げるよう勧告しています。

第75回全国植樹祭「植樹式」

 ことし5月、埼玉県で66年ぶりに開催された全国植樹祭の事業の一環として、14日、県庁の玄関前で植樹式が行われました。

 植樹式には、全国植樹祭県実行委員会の会長と副会長を務める大野知事と白土幸仁県議会議長などが出席しました。

 ことし5月に秩父ミューズパークで行われた全国植樹祭には、天皇陛下お一人が参加し、ケヤキやスギなどの苗木をお手植えされ、ヒノキとアカシデの種をお手播きされていました。

 14日の植樹式では、大野知事と白土議長などが、ことし5月の全国植樹祭を欠席された皇后陛下がお手植えされる予定だったヒノキ、コナラ、ヤマザクラの苗木の植樹と、お手播きされる予定だったスギ、イタヤカエデの種を播きました。

 県全国植樹祭推進課によりますと、14日植樹した木は、全国植樹祭の式典会場だった秩父ミューズパークに移植されるということです。

所沢市 自宅に遺体を遺棄 37歳の男逮捕

 所沢市の自宅に遺体を放置し遺棄したとして、県警は14日、37歳の男を逮捕しました。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、所沢市下富の無職、上野龍容疑者(37)です。

 上野容疑者は、今月9日ごろから13日まで、自宅に男性の遺体を放置し遺棄した疑いが持たれています。

 遺体に目立った外傷はなく死後かなりの時間が経過したとみられています。

 警察の調べに対し上野容疑者は、「逮捕されることに納得がいかない」と容疑を否認しているということです。

 この家には、上野容疑者と67歳の父親が2人で暮らしていて現在、父親と連絡が取れないことから警察は、見つかった遺体が上野容疑者の父親とみて遺体の特定や死因などを調べています。

青葉園 「御霊に捧げるコンサート」

 さいたま市の青葉園で14日、クラシックギターによる「御霊に捧げるコンサート」が開かれました。

 さいたま市西区三橋にある青葉園で行われたコンサートは、盆や彼岸のピークが過ぎ来園者が減るこれからの時期に、故人が寂しい思いをしないようにと行われ、ことしで2回目です。

 演奏を行ったのは、数多くのコンクールで受賞するなど、国内外で活躍をしているクラシックギター奏者の鈴木大介さんです。

 鈴木さんは、来園者や園内に納骨されているおよそ7万3000人の故人に向けて海外民謡、「赤とんぼ」「オーバー・ザ・レインボー」などを演奏しました。

 14日は近隣の住民などが訪れ、鈴木さんの演奏に聴き入っていました。

スパリゾートハワイアンズ キャンペーンをPR

 福島県の大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」の埼玉県出身のフラガールらが大野知事を訪ね、来月1か月間のキャンペーン「埼玉県民感謝月間」をピーアールしました。

 県庁を訪れたのはスパリゾートハワイアンズの運営会社・常磐興産の蛭田啓子執行役員と埼玉県出身のフラガールHANAさんとSAYUさんらです。

 スパリゾートハワイアンズは11月14日の「県民の日」にあわせて来月1か月間、県民を対象にしたお得なキャンペーン「埼玉県民感謝月間」を展開します。

 キャンペーンでは、窓口で住所が分かる証明書を提示すると日帰り入場料が2割引になるほか、創業60周年を記念して県出身のフラガールやファイヤーナイフダンサーのサイン入りステッカーがプレゼントされます。

 大野知事は「例年、県民の日はどのくらいの県民が来場するのか」と質問すると、担当者が「来場者の35%が埼玉県民です」と答えていました。

行田市 妖怪祭~サカぐチタカユキ ぐっ産展5~

 市内在住の絵本作家による妖怪の作品展が行田市で開かれています。

 作品展は、久喜市出身で現在行田市に住む画家で絵本作家のサカぐチタカユキ氏が、様々な妖怪を描いた作品や絵本の原画などおよそ100点を展示しています。

 サカぐチさんはこれまでに妖怪をモチーフにした多くの作品を制作していて、去年、絵本「だるまやくるぞ」で第12回絵本出版賞大賞を受賞しています。

 「おどろおどろしくおどろうおどろう」は、天狗やだるま、一反木綿や虹色の鬼の兄弟など多種多様な妖怪たちが、楽しそうに踊る様子を色鮮やかに描いています。

 「妖怪、地球やめるってよ」は、3枚の絵が繋がった作品で、妖怪たちが荒れ果てた地球から別のきれいな星へと向かう姿が描かれていて、腕を伸ばして他の妖怪を呼ぶ赤鬼や、ろくろ首の長い首が3枚の絵に渡って描かれています。

 妖怪たちの世界を堪能することができる作品展、「妖怪祭サカぐチタカユキぐっ産展5」は今月26日まで行田市産業文化会館のアートギャラリーで開かれています。