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中国古代思想

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中国古代思想

◎宇宙観
  一、「理」と「気」
万物生成の根源となる「窮極の原理」があり、これを「太極」と名付ける。
かかる形而上的(形として捉えられるもの)「理」が存在する処には、必ず
形而下的(形のあるもの)「気」という本源的物質が存在する。この「気」
の原義は水蒸気であり、変化(水の三態)と循環(雲や雨や地水など)の
物質的性格を持つ。この「気」は陰陽の二気さらには下層の五行(木・火
・土・金・水)の五気に分かれ、その組み合わせによって「気」の質に差が
現れてくる。
  二、万物生成
宇宙に充満する「気」が凝結して万物の形体が作られ、この形体に「天理」
が宿って万物が完成する。「気」の混じり具合によって万物の多様性を生じ、
人間はその間にあって最も優れた「気質」を稟受し、天賦の「理」と相俟っ
て善なるものとして創造される。(性善)
  三、万物の心
すべて物には心(心臓)があり、必ずその中は虚である。この心の中の空所
に「理」が宿り、この心がその物のすべてを支配する。人間の場合、神妙なる
叡智の「理」が宿って、その一身を統率する事になる。
◎儒学の思想
  一、変遷
孔子以前の原儒時代(礼教重視)から孔孟の儒教時代(道徳論の展開)を経て、
朱熹の新儒学(宇宙観の導入と理論付け→朱子学)えと続く。
  二、心と性・情
「気」が凝結して人が生み出され、その心が形成されると、「理」は天の命と
して直ちにそこに内在し、その「理」は受け手の人間から「性」と呼ばれ、天徳
の五常(仁・義・礼・智・信)に細分される。(これが朱子学の大真理とされる
「性則理」の思想である)  調和し理想的な関係にあった「理」と「気」は、
内在化した途端にその関係に隔たりが生じる。本来中正である「気」が「理」に
影響を及ぼすためで、「理」としての「性」は理想態の「本然の性」と、現実態
としての「気質の性」に分裂する。即ち、外界の影響を受けて「性」の徳目
(仁・義・礼・智)に対応する「情」(惻隠・羞悪・辞譲・是非)が働きだし、
「気質の性」が「本然の性」を覆い隠して人情・人欲が表に現れてくる。(これも
朱子学の大真理とされるもので、「心は性・情を統ぶ」の思想である)
  三、教義
儒教の中心教義は次の五つの徳目(五常)である。仁→人間の自然の愛にもと
ずいた真心の徳義→人として実践すべき正当な行動礼→社会秩序を保つため守る
べき軌範智→物事を正しく捉え理解する能力信→人を欺かぬ言動の実践
孔子は「仁」を理想の道徳、「礼」を理想
の秩序とし、孟子は「仁」に加えて「義」に重きを置き、人を愛おしむ感情
(惻隠)を仁の端緒、羞恥の感情(羞悪)を義の端緒、謙遜の感情(辞譲)を
「礼」の端緒、善悪の感情(是非)を智の端緒と称して、この四端の感情を持つ
人間は誰でもこれを拡大・充実して聖人の境地を目指せと説く。
  四、修養の法
朱子学の目指すところは聖人に至ることであり、その為に学ぶべき手段について
触れている。先ず、意識が発動する前の段階(これを未発の中という)では、天
から与えられた本然の良心を失わぬようにして、その善なる「性」を養い育てる
こと。(これを存養という)
次に、
意識が発動した後の段階(これを已発の情という)では、天理(善なるもの)に
加えて人欲(悪なるもの)が兆すので、その善悪の基準を明らかにして(これを
格物致知という)人間の本性を悟り(これを窮理という)、天理・人欲の別を精
しく観察し(これを省察という)、人欲の芽生えを防ぐこと。
更に、
ともすれば乱れがちな心を、敬みを以て精神を集中して自律すること。(これを
居敬という)
                                    以上
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