虎ナインが秋の大舞台で悲願の〝鷹超え〟へ、闘志を燃やしている。阪神は25日にみずほペイペイドームで開幕する「SMBC日本シリーズ 2025」で、ソフトバンクと激突する。

 1964年、2003年、14年と過去3度、日本シリーズで顔を合わせているが、いずれもホークスが勝利。交流戦でも通算74試合で29勝41敗4分けと分が悪いが、虎ナインは気後れする気配はない。

 史上最速でセ・リーグを制覇した勢いそのままにCSファーナルステージではDeNAをスイープ。先発陣はエース村上を筆頭に才木浩人投手(26)、高橋、大竹、そして助っ人右腕・デュプランティエと盤石。中継ぎも石井、及川、岩崎と豪華リレーが控える。

 攻撃陣も近本光司&中野拓夢(29)の鉄壁1・2番から森下、2冠王・佐藤輝、大山と続く強力クリーンアップが火を噴く準備も万端だ。

 選手会長を務める中野は「やるべき野球をしっかりやれば勝てる。何かを変えるのではなく、シーズン同様タイガースらしい野球を一戦一戦やっていけば日本一になれる」と力強く言い切る。

 さらに今季最優秀防御率のタイトルを受賞した才木も「普通にやればウチらが勝つと思うので。いつも通り、自分たちの試合をしていけたら」と自信たっぷり。セ王者のプライドを胸にパ・リーグ覇者とぶつかる。

 藤川球児監督も、24日の前日会見で「私たちはビジターに乗り込んでゲームをするのが得意なチーム。非常にワクワクしています」と2年ぶりの日本一奪還に向けて気持ちを高ぶらせた。頂上決戦で虎が鷹を狩り、歴史を塗り替える時が来た。