非常識人 第一話 深夜高速
海の中道から天神まで続く平日夜の高速道路は車通りが少ない。AM3:20となれば尚更だ。
メーターは180km/hを回る。ハンドルが重たい。
「キャンディくん!スピード落としてください。」
後部座席からフィリーズが回る。120km/h前後まで減速し受け取る。美味い。
2パフで助手席に渡す。
「いま200g持ってるんだから気をつけてくださいよ!」
「いや知らんよ!聞いてないし!」
俺はすかさず言い返す。
職質対策に障害者マークを前後に貼り付けているがナンバーは420。みんなタトゥーまみれ。怪しすぎる。
「物運ぶなら軽のレンタカーにしなよ。罰としてもう一本巻いて!」
半分冗談半分本気だ。
彼は嫌そうにもう一本巻き出す。そしてまた速度を150km/hまで戻す。
「んじゃ解散する前にどっか飯いかん?」
「この時間空いてるとこあるかなー?」
そんなことを言いながら僕らはマクドナルドのドライブスルーを食べ、帰路についた。


コメント