部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか? 作:何様だって!?部外者様だよ!!
あれから企業戦争が終わった。ネフティスはネフティスで工場に甚大な被害を負ったし、カイザーはカイザーで俺が事前にヴァルキューレに証拠をタレコミしといたのでいろいろ調査が入ったらしい。ギリギリ理事の首は飛ばなかったらしいが、俺たちの襲撃の件もあって株価がアホみたいに暴落してて正直面白かった。
「いや〜...株価暴落してて笑えるなこりゃ」
さて、カイザーの株価を横目に、今日も飯食って仕事しますか。とりあえず手紙が来ないであろうポストを...手紙あるし
「どこからの手紙だ?」
宛名は...アウトサイダー、俺のことを理解して送ってきたのか。差出人は...連邦生徒会長
ん?
差出人は...連邦生徒会長
!?!?!?!?!?
「は?!なんで権力の塊みたいな人がウチに手紙送ってくるんだよ!!偽物か!?」
まぁ...中身を読まない事には始まらないよな。読むか。
拝啓、アウトサイダー様へ。
この度は、唐突となるご連絡をどうかお許しください。明日、この学園都市の命運を守る為に、私が指名した『先生』と呼ばれる人物がやってきます。貴方には、その人物を守って頂きたいのです。彼は外の世界から来たため、ヘイローが無く、容易く致命傷を喰らってしまう可能性があります。そこで、傭兵王と呼ばれたあなたなら、きっと先生を守れるはずです。どうか、『あまねく奇跡の始発点』まで、先生を守って下さい。あ、ちなみに自宅とか口座は特定してあるので断ったらどうなっても知りませんよ?あと報酬は無しで!よろしくお願いしますね♡
連邦生徒会長より
「は?」
こんのクソアロナめ...報酬なしであの綱渡り世界をど真ん中で潜り抜けろって言うのかよ!!断ったら多分家に生コンクリートとかぶち込まれるだろこれ!しかもちゃんと印鑑あるなぁ!!本物だなこれ!!
とりあえず明日連邦生徒会にクレームぶち込みに行くか...
.....,.....................................
結局今日先生が来るのか、まぁミレニアムの風力発電所がシャットダウンしたとかのニュースはあったからそろそろだとは思ってたけどさぁ...
こんなクソ案件強制的に背負わされるとは思わなかったわ流石に。ブラックマーケットにもこんな悪質な奴中々いないぞ。
「取り敢えず連邦生徒会行くか」
.....,.....................................
電車の中だ。ここは、どこだ?
「......私のミスでした。
私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況
結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったこをと悟るだなんて......。
......今更図々しいですが、お願いします。」
誰なんだ君は...
「先生。
きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。
何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから......。
ですから......大事なのは経験ではなく、選択。
あなたにしかできない選択の数々。」
選択...
「責任を負うものについて、話したことがありましたね。
あの時の私には分かりませんでしたが......。今なら理解できます。
大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。
それが意味する心延えも。」
...
「......。」
「ですから、先生。
私が信じられる大人である、あなたなら。
この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を......。
そこへ繋がる選択肢は......きっと見つかるはずです。
だから先生......どうか。」
...........................
「......い。」
「......先生、起きてください。」
「先生!!」
"はっ!?"
「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。なかなか起きないほどに熟睡されるとは。」
"ご、ごめんね"
「夢でも見られていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください。もう一度、改めて今の状況をお伝えします。私は七神リン、学園都市『キヴォトス』の連邦生徒会所属の幹部です。」
「そしてあなたはおそらく、私たちがここに呼び出した先生......のようですが。」
"どういうこと?"
「......ああ、推測系でお話ししたのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。混乱されてますよね、分かります。」
「こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今はとりあえず、私についてきてください。」
「どうしても、先生にやっていただかなくてはいけないことがあります。」
"やらなくちゃいけないこと?"
「学園都市の命運をかけた大事なこと......ということにしておきましょう。」
リンについて行く。
「『キヴォトス』へようこそ、先生。キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です。これから先生が働くところでもあります。」
「きっと、先生がいらっしゃったところとは色々なことが違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが......」
「でも先生なら、それほど心配しなくてもいいでしょう。あの連邦生徒会長が、お選びになった方ですからね。」
「それに、連邦生徒会長が頼りになる護衛を用意しておいたと言っておりましたので...」
エレベーターが止まる
「ちょっと待って!代行、見つけた!待ってたわよ、連邦生徒会長を呼んできて!」
「うん?隣の大人の方は?」
「主席行政官、お待ちしておりました。」
「連邦生徒会長に会いに来ました、風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」
「あぁ...面倒な人たちに捕まってしまいまし
ガッシャアアアアアアアアアン!!!!!
ガラス戸を突き破って、何かがやって来る
「「「「「!?!?」」」」」
「おらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!連邦生徒会長のマヌケは何処だあああああああ!!!!」
"な、何!?どういうこと!?"
青いパイプを片手に、灰色のコートと仮面をつけた人間が飛び込んできた。
「連邦生徒会長のマヌケがよぉぉ~~、俺に報酬なしで依頼を飛ばしてきやがったんだよ!!」
「まさか連邦生徒会長が用意した護衛とは...この人?」
「おっと、自己紹介がまだだったな、名前はアウトサイダー、皆からは傭兵王って呼ばれているな。連邦生徒会長が俺に報酬なしで護衛の依頼をしてきたもんだからついクレームを入れに来たってわけだ。」
うわ〜〜〜、マジでアニメ先生じゃんアゼルバイジャン、このイケメンが足舐めするってマジ?
「コホン...そのことは後にして、こんな暇そ...大事な方々がここを訪ねてきた理由は、よく分かってます。」
「今、学園都市に起きてる混乱の責任を問うために......でしょう?」
「そこまで分かってるなら何とかしなさいよ!連邦生徒会なんでしょ!数千もの学園自治区が混乱に陥ってるのよ!この前なんか、うちの学園の風力発電所がシャットダウンしたんだから!」
「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱出したとの情報もありました。」
「スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒を襲う頻度も、最近急激に高くなりました。治安の維持が難しくなってます。」
「戦車やヘリコプターなど、出所の分からない武器の不法流通も2000%以上増加しました。これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます。」
「ンなことどうでもいい、連邦生徒会長のマヌケはどこに居るんだ?」
「そうよ!いやどうでも良くはないけど...こんな状況で連邦生徒会長は何をしてるの?どうして何週間も姿を見せないの?今すぐ会わせて!」
「連邦生徒会長は今、席におりません。正直に言いますと、行方不明になりました。」
「......え?」
「......!!」
「やはりあの噂は......。」
「依頼するだけして逃げやがってカスがよぉ...」
「結論から言うと、サンクトゥムタワーの最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。認証を迂回する方法を探していましたが......先ほどまで、そのような方法は見つかっていませんでした。」
「それでは、今は方法があるということですか、主席行政官?」
「はい。この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです。」
「「!?」」
「へぇ、奇遇にも俺と一緒じゃねえか」
そういやそんな単語も出てきてたなぁ〜〜...
「この方が?」
"私が?"
「ちょっと待って、この先生はいったいどなた?どうしてここにいるの?」
「キヴォトスではないところからきた方のようですが、先生だったのですね。」
「はい、こちらの先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した方です。」
「行方不明になった連邦生徒会長が指名......?ますますこんがらがってきたじゃないの......。」
"よろしくね、皆"
「こ、こんにちは、先生。私はミレニアムサイエンススクールの......い、いや、挨拶なんて今はどうでもよくて......!」
「そのうるさい方は気にしなくていいです。続けますと......」
「誰がうるさいって!?わ、私は早瀬ユウカ!覚えておいてください、先生!」
"よろしくね"
「......先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。連邦捜査部『シャーレ』。単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、際限なく加入させることすらも可能で、各学園の自治区で、制約なしに戦闘活動を行うことも可能です。」
「おぉ~すげえな、何処でドンパチやっても合法ってわけだ!」
「なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかはわかりませんが.......。」
「シャーレの部室はここから約30km離れた外郭地区にあります。今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に『とある物』を持ち込んでます。先生を、そこにお連れしなくてはなりません。モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど......。」
「シャーレの部室?.......ああ、外郭地区の?そこ、今大騒ぎだけど?」
「大騒ぎ......?」
「矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になってるよ。連邦生徒会に恨みを抱いて、地域の不良たちを先頭に、周りを焼け野原にしてるみたいなの。巡航戦車までどこかから手に入れてきたみたいだよ?それで、連邦生徒会所有のシャーレの建物を占拠しようとしてるらしいの。まるでそこに何か大事なものでもあるみたいな動きだけど?まあでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大したことな......あっ、先輩、お昼ご飯のデリバリーが来たから、また連絡するね!」
通信が切られてしまったようだ
"だ、大丈夫?深呼吸でもする?"
「......だ、大丈夫です。......少々問題が発生しましたが、大したことではありません。ちょうどここに、各学園を代表する、立派で暇そうな方々と、ブラックマーケットを代表する、暇そうで強力な護衛がいるので、私は心強いです。キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう。」
「誰が暇人だ」
え、俺護衛って思われてるん?やめて?まだ受けるって言ってないよ?
今日のページ解説?残念ながら無いです。
今回こんな手抜きになってしまって申し訳ないです、次回からちゃんとやります。