アパラチア帰りの外道の先生生活日記   作:SCOPEWOLF

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どうもこんばんわ。
ブルアカのガチャで新キャラが出ましたが、私のアカウントの先生の名前(拙作の東方死霊録主人公)的に引いたらまずいキャラが居たので引こうにも引けないという問題が発生した今日このごろです。
まさかのヤンデレが少し混じったキャラとは……
人によっては大喜びなんでしょうけど、よりにもよって彼の地雷を踏み抜くキャラだとは思わなんだ(´・ω・`)
おかげで青輝石の貯蓄ができてはいるんですけどね。
えっ?なんで私自身の名前を使ってないんだって?
……色々と理由はありますが、一番は「スコープウルフ先生」とか呼ばれるのはちょっとむず痒いものでしてね。
ブルアカ始めた頃はセイジの名前は設定してませんでしたし、その時点で使える名前が彼しかいなかったというのもあります。
そんなことはありましたが、本編をどうぞ


四十九話:ブラックマーケット①

ブラックマーケットに到着後、一行は二手に分かれて調査を開始した。

 

〇〇先生率いるアビドス組は堂々とブラックマーケットに足を踏み入れていたが、セイジと便利屋はそうもいかない。

 

セイジは主に立場の都合故に変装が必要であり、便利屋たちも現状狙われる可能性が高いためにこちらも何かしらのカモフラージュを施す必要があった。

 

そんな訳で彼らは現在、カタカタヘルメット団の衣装(鹵獲品)や自前のロボット市民への変装用衣装を着てマーケットに潜入している。

 

変装の設定としては、一般の闇トレーダーとその護衛に雇われた元ヘルメット団ということになっている。

 

もちろん万が一に備えて偽装に抜かりはなく、偽の身分証から商品と思われるものまで徹底して準備済みである。

 

『……なんかすごく不思議な気分ね。ヘルメットを被ってるだけなのに、ここにいるのは私じゃない気分よ……』

 

『まぁまぁアルちゃん、今の私たちは元ヘルメット団の護衛だからね?便利屋の私たちだと余計なトラブルも舞い込んじゃうし今はガマンだよ♪』

 

『むしろそのほうが今のお前たちにも都合がいいのは承知だろう?下手に奴らに見つかれば碌なことにならん』

 

『そ、それはそうなんだけど……』

 

納得がいかないような声を通信機越しに上げるのは、カタカタヘルメット団員Aこと陸八魔アル。

 

見た目で目立ってしまう愛銃の代わりとして、セイジが調達してきた精密射撃向けのカスタムがされたM4A1カービンライフルを手に持ち、護衛の演技をしながらそんな言葉を漏らしていた。

 

その他、ムツキが変装しているトンプソン装備の団員M。

 

カヨコが変装しているサプレッサー装着のM1911を装備した団員K。

 

ハルカが変装しているレミントンM870を装備した団員H。

 

彼女たちもしっかりと護衛としての演技を行っている。

 

なお今は通信機として使われているが、このヘルメットはいわゆるボイスチェンジャーの機能が付いている。

 

元々はミレニアムのエンジニア部が製作したヘルメット型の通信機(Bluetooth機能付き)であり、色々とやっているうちにボイスチェンジャー機能まで付けてコストが嵩張った失敗作だった。

 

それを元にいくらかの改善や改造を加えた結果、内蔵型のアタッチメント……というよりかはいわゆるモジュールのようなものへと生まれ変わった経緯があった。

 

そして今回、そのテスト運用も兼ねつつ使用しているというわけだった。

 

『……まずはいくらかここのバイヤーに取引を持ちかけつつ情報収集を行う。お前たちも何か気になることがあれば通信越しに送れ』

 

『『『『了解(よ/です)』』』』

 

こうして、セイジ率いる便利屋組は地道かつ着実に情報収集を行うのだった。

 

……アビドス組があるトリニティ生を助け、思いっきり目立ちながら不良たちと戦闘しているとは知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――数時間後

 

 

 

『……随分とまぁ杜撰なものだったな』

 

『そうだね……。隠蔽工作があからさますぎて誘われてるのかと思ったよ』

 

『ま、まあ楽に情報を手に入れられたし良かったじゃない!』

 

現在、ここはブラックマーケットの裏路地の一角。

 

集めた情報をまとめつつ休憩を取る為に、一行は廃墟と化していた工場の中に潜伏していた。

 

どうやらこの場所、元は違法な兵器を密造する工場だったらしく、錆びついてジャンクと化したパーツ等がそこら中に転がっていた。

 

休憩用に使われていたらしい椅子を引き出し、セイジはくつろぎながらノートパソコンをカタカタと操作して情報をまとめていたのだった。

 

 

結論から言えば、密偵の情報通りにカイザーが真っ黒であった。

 

情報の隠蔽こそ徹底されていたが、こんな末法じみた場所では少々お行儀が良すぎたらしい。

 

この場所の古参の住人たちによって盗み聞きや盗撮、場合によっては「私、見たんです」と証言する人物までされていた以上、住人たちからは周知の事実として捉えられていたそうだった。

 

もはやセイジは呆れるしかなかった。

 

これで印象が多少なりともよければ黙認されていただろうに、そこら中で陰口のごとく叩かれまくっていた。

 

マーケットガードを恐れて公に批判するやつこそいないものの、ちょっとしたチップや"お裾分け"がてら聞いてみれば証言から証拠までたんまりと流してくれた。

 

人の口に戸は立てられないとは言うが、取引の記録以外の管理が杜撰にも程がある。

 

なんなら使いっパシられたらしい運び屋達まで口が軽いとは、どれだけ人望がないのか。

 

というより、彼女たち曰く「報酬渋られた」とのことだが……

 

普通に考えて口止め料すら無く報酬をケチるとは、どれだけ裏の人間を舐め腐っているのだろうか?

 

恐らくだが、"ちょっと場を整えてやる"だけでほったらかしにしてても瓦解するのではないのだろうか?

 

まぁ破れかぶれで大逆上カマして大惨事を引き起こす可能性もあるのだが。

 

『……ハァ。これだからこの手の連中は厄介なんだ』

 

『くふふ、先生も弱音を吐くことがあるんだね?』

 

『俺をなんだと思っている。機械でもない限り弱音の一つや二つぐらい……いや、機械でも言うか』

 

『……ちょっと意外ではあるかも。先生、あまり顔や言葉に感情を出さないから』

 

『カヨコも大概じゃない……?なんで参謀役の人達ってこんなにポーカーフェイスがうまいのかしら?』

 

『表面上はうまく取り繕ってても、内心で白目を剥いてる貴様に言われたくはないぞ陸八魔』

 

『な、なんですって!?……って、どうして私の心を読めてるのぉぉっ!?!?』

 

サラッとセイジが言い放った言葉に対し、アルはヘルメットの中で驚愕の表情を浮かべていた。

 

まさか実際に心の中だけで白目を剥いていることを見抜かれるとは思っていなかったのだ。

 

『言っとくが感情を表に出すのが悪いわけではない。だが、俺たちのような連中は隠された互いの手札を顔から読まないといかん』

 

『感情を普段からむき出しにしてると、ふとした時にあっさり足元を掬われちゃうからね。……それに、ずっとそんな調子だと疲れるし』

 

そう二人が肩をすくめてそんな言葉を返したときだった。

 

 

 

――ピガー……『"セイジさん、聞こえる!?"』

 

 

 

セイジのPip-Boyに通信が入ってきた。

 

『すまん、少し通信を切るぞ。……どうした?」

 

セイジはすぐに便利屋との通信を一旦切り、Pip-Boyの方へと通信機を繋げた。

 

『"えっと……ちょっとね……"』

 

通信相手の〇〇先生は最初何かを口ごもった様子だったが、意を決したのかセイジへと現状を説明し始めた

 

 

 

 

……先生説明中……

 

 

 

 

「なるほどな……。ブラックマーケットの闇銀行か」

 

『"うん……みんなは強盗をしかけて書類とかを入手するつもりみたいだけど……"』

 

「強盗か……」

 

セイジはそこで思考を回す。

 

現在の状況や手元の資料、それに証拠や諸々を加味したうえで彼が下した結論は……

 

「〇〇……」

 

『"……やっぱり、ダメだよね。わかった、みんなには私から……"』

 

「いや、逆だ。変装したうえでバレない程度にやれ」

 

『"…………………え?"』




いかがでしたか?
因みに自前の変装に使った頭パーツはなんだと思います?
多分最近もアパラチアで暴れ回っていたレジデントの方々であれば心当たりがあるかもしれません。
ゼータ星人を許すな(唐突)
そんなことはさておきまして、また次の話をお楽しみに
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