アパラチア帰りの外道の先生生活日記   作:SCOPEWOLF

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どうもこんばんわ。
なんか突然カルト信者達とブラッドイーグルの連中の首無し死体を狙撃で量産したくなった今日このごろ。
まぁパークの影響で弾も集まりますし、ステルスしてたら一方的に殲滅できるので楽しいんですよね。
実のところ、基本的に私のビルドは狙撃主体の暗殺ビルドなんだとか。(でもサブウェポン兼愛銃でショットガンも使う)
サプレッサー付きの武器とステルス防具が手放せませんわ……。
それはそうと、本編をどうぞ


三十六話:便利屋襲撃②

『六番機、五番機、チャージレーザー使用不可。撤退します』

 

『十番機、カバーします』

 

『三番機、反応ロスト。回路に深刻なダメージを受けた可能性が高い。』

 

『一番機、修理完了。前線に復帰します。』

 

「くっ……!いくら撃ってもまったく減らない……!!」

 

私の周囲を囲むように展開しようとするロボットたち。

 

頭の目っぽいところを狙撃しているものの、どうやらそこが目というわけではないらしい。

 

だが時折撃ってくるビームっぽいのはそこから出ている。

 

だからなのか、そこを撃ち抜いてしまえば奴らは何もできずに撤退していく。

 

うち一体はさっき私が神秘を込めて撃った弾のおかげで、頭が爆散して完全に吹っ飛び機能停止。

 

しかも速射で二体連続頭を撃ち抜いたので、数が目に見えて一気に減った。

 

ただ……脅威はもう一つ。

 

「……そこ!」

 

「うわッ、ぶない!」

 

ロボットたちの張る弾幕の薄い場所……

 

そこを転々と陣取りつつ、こちらに奇襲攻撃を何度も仕掛けてくる生徒。

 

アビドス高校二年、砂狼シロコのその攻撃をいなしつつ後ろに下がる。

 

辛うじて今のところは捌けてはいるものの、相手はスナイパーにとって不利な位置……近から中距離を保ちつつ攻撃してくる。

 

ゲリラのようなその戦術に対し、私は防戦一方で押されていた。

 

(……こうなれば一か八かよ…!)

 

これ以上は引くにも厳しい。

 

一転、博打を打って攻勢に出る!

 

「これでも食らいなさい!」

 

――ズドンッ!バゴォォンッ!!

 

『%¥#%¥%@ッ!?キキキ……能………停止……』

 

「ッ!?アサルトロン!?」

 

マガジンの残弾一発により強く神秘を込めて撃ち込み、ロボットを五体ほど纏めて爆散させた。

 

 

 

 

 

 

 

神秘を込めた攻撃。

 

それは、一部の生徒が使う扱いの難しい強力な技。

 

例えばゲヘナの風紀委員長のヒナ。

 

彼女の場合、神秘を込めたあのマシンガンでビームを撃ってくることがある。

 

実際、私たちも一度だけそれを撃ち込まれてピンチになったことがあったわ。

 

だから……私もそれを扱えるように特訓した。

 

まぁ私の神秘の性質なのかヒナのような事は出来ないのだけど……

 

代わりに、「撃った銃弾が爆発する」という使い所に困る技を使えるようになった。

 

 

 

 

……いや、どういうことよぉぉぉっ!?

 

 

 

 

私が使ってるの、そこら辺で売ってるライフル弾よ!?

 

火薬も仕込んでないのにどうやって爆発してるのよ!?

 

……まぁ、マシンガンでビームとか撃ってくるヒナに比べればまだ理解できるかもしれないけど。

 

 

 

それはそうとして、おかげで邪魔なロボットたちはほとんど機能停止。

 

あのレーザーすごく痛かったし、それがなくなっただけでもかなり戦いやすくなった。

 

空の弾倉を引き抜き、それをすぐに砂狼シロコの方へと投げつけた。

 

突然投げつけられた弾倉に、彼女が少しだけ怯んだ隙をついて新しい弾倉を素早く装填。

 

過去最速だろうリロードを終え、怯みから回復しきれていない砂狼シロコの頭部へと狙いを定める。

 

(この距離なら……外さない!)

 

片手で愛銃「ワインレッド•アドマイアー」を持ち上げ、その引き金を………

 

 

 

 

 

 

 

 

――タタンッ! ガキャッ!!

 

 

 

 

 

 

 

「なっ……!?」

 

引くことが出来なかった。

 

側面から銃弾を受け、銃身と機関部を破壊された銃が私の手を離れて飛んでいった。

 

(しまった……!?)

 

そう思ったが最後……

 

「ん、これでチェックメイト。」

 

体勢を立て直した砂狼シロコが懐へと詰め寄り、彼女のアサルトライフルの銃床が私の腹へと刺さる。

 

「がッ……はぁッ……!?!?」

 

息が止まるような衝撃を受けながら吹き飛ばされ、壁に背中から衝突するような形で叩きつけられた。

 

辛うじて意識は飛んでいないが、それは幸というよりも不幸だろう。

 

痛みに苦しむ腹を抑え、視線を上げる。

 

私の額へと突きつけるように銃を構える砂狼シロコ。

 

その後ろには同じくこちらに銃口を構える生徒がいた。

 

「あな……たは……!?」

 

「まさか、あの時のお客さんが敵だったなんて……!」

 

怒りに燃えているかのような表情をする少女はターゲットの一人、黒見セリカ。

 

そして、今日昼食をとったラーメン屋の店員だった子だった。

 

恐らくだが、彼女が私の銃を撃った人だろう。

 

(……ここまで、なの……?)

 

まだ……まだ終わらせたくない……!

 

私はまだ……立派なアウトローに……!!

 

そう思っても、身体は動いてくれない。

 

急所こそ外れているが、それなりの威力でお腹に一撃を受けた。

 

叩きつけられた衝撃もそれなりに堪えているらしく、なんとかお腹を抑えている左腕以外まともに動かせそうにない。

 

「うへぇ〜。そっちも終わった〜?」

 

突然、そんな間延びした声が聞こえてきた。

 

声の方向を向くと、二人……いや、四人の人影。

 

「ん、この人で最後。」

 

「おお、ちょうどいい感じだったね〜。にしても、派手に壊してくれちゃったなぁ。」

 

一人はターゲットにして、依頼人から要注意人物として指定されていた生徒、小鳥遊ホシノ。

 

もう一人、ターゲットの十六夜ノノミもこの場にいるが……後の二人が問題だった。

 

「アルちゃん……!?」

 

「んんんんーーッ!?んんんんんんッ!!!!!」

 

十六夜ノノミに縛り上げられた状態で持ち上げられている二人……

 

呆然としたムツキと猿轡までつけられたハルカが、私を見て十六夜ノノミの腕の中から抜け出そうともがいていた。

 

「は〜い、おとなしくしましょうね〜♪」

 

「ぜんぜん抜けな〜い!ちょっとぉ、離してよ!」

 

「んんんんんんんんッ!!んんんんんんんんんんんんんんッ!!」

 

しかし、いくら暴れようとも彼女はまったく動じずに拘束し続けている。

 

『ハッハァ!さっさと歩きなさい犯罪者!!』

 

「グッ……ア……ル……」

 

続いて、なんか丸っこいロボットが縛られたカヨコを引きずるように連れてきていた。

 

まだダメージが残っているのか、意識がはっきりとしていない様子だ。

 

 

 

……便利屋68、壊滅。

 

 

 

もはや、私たちは為せる術を全て失っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ザッ、ザッ、ザッ

 

 

 

「よぉ、便利屋。」

 

そんな中、どこからともなく聞こえてきた聞き覚えのある声。

 

 

 

 

「掃除屋の……セイジ……?」

 

 

 

 

今日の昼に会った時とはまた違う雰囲気の笑みを浮かべ、彼は私たちの前へと姿を現した。




いかがでしたか?
ちょっと描写的にやりすぎたかとも思いましたが……
展開を進ませるためです、許せ。
そんな訳で、また次の話をお楽しみに
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