アパラチア帰りの外道の先生生活日記   作:SCOPEWOLF

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どうもこんばんは。
最近やることが多くて死にそうになりながらも、とある配信者さん経由でシャドバを始めたり、ブルアカで水着イズナを10連チケットを使った十連ガチャ一発当てを決めたり、ついでにミサイルサイロアルファの単独攻略に失敗したり……
まぁ色々とやってましたね、はい。
そんな訳で、本編をどうぞ

追記:因みに、単独で攻略したのは一緒にやれる人が知り合いにいないからですね。
Fallout76をプレステでやる人なんて身近に全くと言っていいほどいないのは悲しいところ。
さらに言えば攻略情報に頼らず初回攻略だったもので、物資がほとんど尽きたそうな……。


三十三話:温もり

今日の依頼は少しおかしいのかもしれない。

 

まず、最初に出されていたカタカタヘルメット団への襲撃。

 

彼女たちのアジトに到着した途端に依頼人から中止の旨が通達されたわ。

 

どういうことかと思って調べてみれば、既にアジトはもぬけの殻。

 

さらにカヨコがネットの方で探ったら、カタカタヘルメット団は既に解散して指名手配まで解かれているということが判明したわ。

 

お陰で支払われるはずだった依頼料も入らずに、次はアビドス高校への襲撃……

 

こんな状態でまともにやれるのかしら…?

 

会社の資金もほとんど数合わせの傭兵を雇うのに使っちゃって、手元に残ったのは小銭がいくらか……

 

お陰で、ラーメン一杯を4人で分け合って食べないといけないぐらい金欠よ!!

 

あぁもう、一体誰よ!

 

急にカタカタヘルメット団を壊滅させて解体したのは!

 

そのせいで、小遣いにしても少ない程度のお金しか残らなかったじゃない!

 

このままじゃまずいわ…!

 

今回の依頼、絶対に失敗なんてできないわよ!

 

こんなところで躓いてたら、私の目標……キヴォトス一番のアウトローなんて夢のまた夢なんだから!

 

そうと決まれば、少しでもお腹を満たさないと……

 

「おまたせしました、紫関ラーメンです!」

 

内心でそんな事を考えていると、店員さんがラーメンを持ってきた。

 

ふふ、二日ぶりのまともな食事ね。

 

四人で分け合うからお腹いっぱいとはいかないけど、それでも水だけの生活に比べたらまだま………えっ?

 

「えっ、あああの……?」

 

「……私たちは一杯しか頼んでないはずだけど?」

 

ハルカとカヨコが困惑しながら店員さんに尋ねている

 

それもそのはず、目の前に置かれているのは四杯のラーメン。

 

私たちは一杯しか頼んでいないはずなのだけれど……

 

注文をミスしたのかしら? 

 

「これはあちらのせ……んん、あちらのお客様からです。」

 

そう店員さんに言われ、彼女が指している方を見ると……

 

 

 

 

「……ッ!?」

 

 

 

 

カウンター席に座る二人の人間の男性。

 

ヘイローがないことからキヴォトス外の人たちなのだろうか?

 

そのうちの一人がこちらを見ながら片腕をあげた。

 

『気にするな』

 

親指を立て、こちらに対してジェスチャーのみを送る男性。

 

あれはまさしく……

 

 

 

「アルちゃん、早く食べようよ〜。せっかく奢ってもらえるんだしさ〜?」

 

――ハッ!?

 

ムツキの催促を受け、私は意識を戻した。

 

せっかくの機会なのだ。

 

ここで呆けて麺が伸びようものなら、あの男性にとても申し訳がたたない。

 

箸を手に取り、私たちはいただきますと唱えて麺を一口啜った。

 

「……っ!お、おいしい!」

 

濃厚でありながらくどさのないスープの絡んだ少し硬めの麺。

 

一口すするだけで次を食べたいと思うほどに食欲をかき立てられる。

 

気づけば二口目の麺を掴み上げて啜っている。

 

――暖かい。

 

このラーメンを食べていると、なんだか心がほぐれていくような感じがする。

 

皆も美味しそうに食べているようで、お腹も心も満ちていくように感じられた。

 

 

 

 

 

気づけば、もうあと一口分の麺とスープだけしか残っていなかった。

 

夢中で食べていた為か、いつの間にかトッピングまで無心になって食していたらしい。

 

名残惜しくもあるが、最後の一口を口に含んで……

 

「よぉ、うまかったか?」

 

突然誰かに声をかけられた。

 

声の方向を向くと、先ほどまでカウンターに座っていたはずのラーメンを奢ってくれた男性がそこにいた。

 

(……えぇっ!?)

 

突然の事に、私は心の中で仰天していた。

 

今先程までラーメンに夢中になりふわふわとしたままの頭の中で、私の思考は酷い混乱を起こしていた。

 

服装は軍人さんが着るような、いわゆる野戦服というものの上に少し古ぼけたロングコートを羽織っている。

 

雑に少しだけ伸ばしているようなウルフカットに近い髪は、まるで頭から煤とか灰をかぶったかのように少し黒ずんだ灰色。

 

そして……何よりもその目。

 

まるで狼のように鋭いその目は濁って見えるのに……それと同時にその奥にはギラつくような何かが見える。

 

よくよく見てみれば腰のベルトには少し古い見た目のリボルバーまで下がっている。

 

そう、彼は間違いなく……

 

 

 

 

(私の目指すアウトローそのものじゃない……!)

 

 

 

 

今もなお憧れ続けている、フィクションの物語に出てくる悪をもって悪を制するアウトロー。

 

本やテレビの世界から飛び出してきたのではないかと思えるほどに、彼の姿はそんな憧れの存在達とよく似ていた。

 

「貴方は……っ!?」

 

「おっと、名乗るのを忘れていたな。」

 

彼はそう言いながら、胸ポケットの中から1枚の名刺らしき紙を引き抜いた。

 

「俺は「掃除屋セイジ」。便利屋68……あんたらとはまぁ、同業者みたいなもんだ。よろしく頼む。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファーストコンタクトとしては悪くはないはずだ。

 

まず、この時点では本職の方を敢えて名乗って近づく。

 

変に上の立場から話しかけると、相手が警戒などをして情報を引き出しづらくなる。

 

故に、あくまで同業者として接することでそういった障害を軽減させる。

 

もちろん、口裏を合わせるためにこっそりと〇〇経由でアビドスの奴らには軽く指示を飛ばしている。

 

『多少の干渉はしても良いが、俺について「先生」という立場であることを示唆する発言はしないように』と。

 

ついでに何か関わり合いがあるような言動もしないように伝えてはいるが、まぁそこは最悪どうとでもなる。

 

肝心なのは重要な情報の間接的な部分について、うっかり口を滑らせてくれるように誘導をすることだ。

 

「まぁ、ここであったのも何かの縁だ。ちょっとした情報交換でもしないか?」

 

大将に断りを入れて近くから引っ張ってきた椅子に腰掛けながら、俺は便利屋68……

 

そのリーダーである陸八魔へと視線を送った。




いかがでしたか?
諸事情によりちょっと駆け足で執筆することになりましてね……。
どうにも違和感があるような気がしますが、現状これが私にできる精一杯ですわ……。
時間が……時間が欲しい……。
そんな訳で、また次の話をお楽しみに

あっ、それとちょっとしたアンケートを取ります。良ければ是非

今後ちょっとしたお茶濁しに書くならどのような話がいいでしょうか?

  • とあるMs.ナニーによるトンチキラジオ
  • エンジニア部のとんでも発明記録
  • 一方その頃アパラチア
  • 掲示板(観測者サイド)
  • 掲示板(キヴォトスサイド)
  • アイボット君のキヴォトス浮遊旅
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