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エニアグラム:タイプ4の「個性的」タイプ5の「奇人変人」違いはどこ?

エニアグラムは、自分や他者を深く理解するための有効なツールです。
しかし、時に似たようなタイプ間で混同が生じることもあります。
特に、タイプ4の「個性的な人」とタイプ5の「調べる人」は、共に独自の視点を持ち、周囲とは異なる存在として認識されがちです。

「あの人は個性的だ」
「あの人は奇人変人だ」

これらの評価は一見似ていますが、そのニュアンスは大きく異なります。
そして、その違いの背景には、エニアグラムが示す各タイプの「根源的な動機」が深く関わっています。

本記事では、リソ・ハドソンのエニアグラム理論に基づき、タイプ4が「個性的」と称される所以と、タイプ5が「奇人変人」と評される理由を掘り下げていきます。

この考察が、エニアグラムを使った自己理解および他者理解に役立つことを願っています。

タイプ5:知識を深く探求する「奇人変人」

タイプ5は「調べる人(The Investigator)」というニックネームを、リソによって与えられています。
「頭で考えるタイプ」に属し、心の奥底に「不安」を抱えています。
この不安を乗り越えるため、タイプ5は知識や情報をとことん集め、物事を頭で理解しようとします。知識は、外の世界の混乱から自分を守る「武器」なのです。

タイプ5が「奇人変人」と見られるのは、その極端な内向性と、特定の分野への深い集中が理由です。
彼らはエネルギーの消耗を恐れ、人との関わりを最小限にして、特定のテーマの探求に没頭します。その結果、周りからは理解されにくい、独自の考え方や行動をするようになるのです。

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タイプ4:自分らしさを表現する「個性的」な人

一方、タイプ4は「個性的な人(The Individualist)」と呼ばれ、「感情で動くタイプ」に属し、心の奥底に「恥」を抱えています。
「自分はどこか根本的に足りない」という感覚から、自分だけの特別な個性を見つけるために、自分の内面を探り、それをなにかの形でクリエイティブに表現しようとします。

タイプ4が「個性的」と評価されるのは、彼らが自分の感情と内面の世界を深く掘り下げ、それを自分らしい形で表現することに価値を見出しているからです。
彼らは「普通」であることを嫌い、自分がいかに他の人とは違っていて、特別な存在であるかを意識します。自分の感性を活かせる世界でこそ、本当の自分を輝かせることができると感じています。

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「奇人変人」と「個性的」の本当の違い

タイプ5とタイプ4は、どちらも自分の世界にこもりがちで独自の道を歩むように見えますが、その心の動きと表現の仕方にははっきりとした違いがあります。

タイプ5の「奇人変人」は、不安から自分を守るために、知識や専門性を追求し、感情を表に出さず、外の世界と距離を置こうとします。
彼らが「変わっている」と見られるのは、特定の分野に深く没頭し、感情的な距離感があるためです。
彼らは「知的な孤高」を追い求める中で、結果的に周りから浮き上がって見えます。

対照的に、タイプ4の「個性的」は、足りない感覚を埋めるために、自分の内面や感情を深く探求し、それを自分らしい形で表現しようとします。
彼らが「変わっている」と見られるのは、他の人との違いを意識し、それを際立たせようとする内なる衝動からくるものです。
彼らは「感情的な深み」を追い求める中で、結果的に他の人とは異なる、自分だけの存在として認識されるのです。

「個性的」と「奇人変人」という評価への反応

タイプ4とタイプ5は、それぞれ「個性的」と「奇人変人」という評価を異なる形で受け止め、反応します。

タイプ4:「個性的」という評価への反応

タイプ4にとって「個性的」という評価は、多くの場合、良い意味で受け止められます。彼らは「自分は特別である」という感覚を強く持ち、他の人とは違う自分だけの個性を見つけようとします。
そのため、「個性的」という言葉は、彼らの自己認識とぴったり合い、自分に自信を持つことにつながります。

しかし、世間一般で「変わっている」という評価が、タイプ5に用いられるような「奇人変人」という言葉と一緒くたにされることに対しては、強い不快感や抵抗を感じます。
これは、彼らが大切にする「個性的」な自己表現が、意図しない奇妙さや社会からの逸脱といったネガティブなニュアンスで捉えられることを嫌うためです。
(笑いものにされるの大嫌いですね!人格を否定されているように感じます)

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タイプ5:「奇人変人」という評価への反応

一方、タイプ5にとって「奇人変人」という評価は、必ずしも良い意味で受け止められるとは限りません。
彼らはわざと「変わっている」ことをアピールするわけではなく、不安から自分を守るための行動の結果としてそう見えているに過ぎないからです。

多くの場合、タイプ5は他の人の評価にあまり関心がありません。しかし、もしその評価が彼らのプライベートを侵害したり、探求の邪魔になったりするようであれば、困惑したり、不快感を示したりすることがあります。
自分の考え方や興味の対象が他の人に理解されにくいことを経験上知っているため、「奇人変人」と評されても「やはりそうか」と諦めや受け入れる態度を示すこともあります。

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まとめ

タイプ5の「奇人変人」とタイプ4の「個性的」は、心の奥底にある動機と行動の理由が大きく異なります。
タイプ5は不安から知識を追求し、感情を抑えることで自分を守ろうとしますが、タイプ4は足りない感覚から自分らしさを探求し、感情を表現することで自分を確立しようとします。

この違いを理解することは、エニアグラムを通じて自分と他人を深く理解し、より良い関係を築くための大切な一歩となります。

タイプ4とタイプ5を見分ける対照質問

もしあなたがタイプ4とタイプ5のどちらであるか迷った場合、以下の質問が自己理解の助けとなるでしょう。
それぞれの質問に対し、より強く「はい」と感じる方が、あなたのタイプに近いかもしれません。

1.あなたは、自分の感情や内面世界を他者に理解してもらいたいと強く願いますか? それとも、自分の知識や専門性を他者に認められたいと強く願いますか?

  • 感情や内面世界を理解してもらいたい → タイプ4の傾向

  • 知識や専門性を認められたい → タイプ5の傾向

2.あなたは、自分のエネルギーが尽きることを恐れ、人との関わりを避ける傾向がありますか? それとも、「普通」であることや、他の人と同じであることに強い抵抗を感じますか?

  • エネルギーの消耗を恐れ、人との関わりを避ける → タイプ5の傾向

  • 「普通」であることに強い抵抗を感じる → タイプ4の傾向

3.あなたは、自分の独自性や個性を表現することで、自分自身の価値を確立しようとしますか? それとも、特定の分野の知識を深く探求し、その専門性によって自分の存在意義を見出そうとしますか?

  • 独自性や個性を表現することで価値を確立する → タイプ4の傾向

  • 特定の分野の知識を探求し、専門性によって存在意義を見出す → タイプ5の傾向


タイプ4と5の本音トークを読んでください

私自身、タイプ4です。ウイング5がつよいと自認していますが、今回の「かたらい」で、タイプ5のみなさんの話を伺い、「本物には到底かなわない!もうタイプ5かもしれないなど二度と言わない!」とついに観念?いたしました。
(ほかのタイプも、自分のウイングについては同意見です。いかにウイングが強かろうと、本物には敵いません。)


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