諸々の事情が済んだので、匿名から本来のペンネームのほうでの投稿に切り替えようかと考えている狼です。
一応予定は私の誕生日辺りからにしようかとは思っていますが……
因みに、その日はとあるブルアカキャラ(割と気に入ってる子)の誕生日でもあるんだとか。
そんなことはさておき、本編をどうぞ
『サクセン リョウイキ ニ シンニュウ。テイシャ マデ アト 二分 デス』
「"みんな、準備はいい?"」
「おっけ〜先生。いつでも良いよ〜。」
「悪い子達にはお仕置きです〜♪」
「もう二度と学校を襲えないようにしてやるんだから!!」
「ん、殲滅する。」
「皆さん、サポートはお任せください!!」
アビドスの廃墟街を走る一台のジープのような車両。
搭乗している〇〇先生とアビドス高等学校の生徒達は武器の最終確認や軽いブリーフィングを行っていた。
あの後、セイジから支援機として輸送している航空機の一つを直で寄越すという通達が来た。
より具体的にはその航空機からの機関砲による支援砲火と、その航空機に詰め込まれているアビドスに配属予定の新型戦闘用ロボットを投下しての制圧らしい。
一体何を持ってきたのかは気になるが、アロナも詳しくは知らない以上現場で実物を見る他に確認のしようはない。
一先ずはアビドスの子達にこの事について伝え、セイジからの支援込みでの作戦を立てることとなった。
まず、ジープのようなものことドライブボットで正面からカチコミをかける。
車が停車次第、アビドスの皆を展開しヘルメット団と交戦を開始する。
それに合わせ、こちら側の反対の方向からセイジからの援軍が侵攻。
挟撃する形で残らず殲滅、捕縛を行うというのが今回の作戦となる。
今回はヘルメット団の裏で手を引いてる可能性のある組織を探るために、可能な限り無傷な状態の兵器類を回収したいというのがセイジにコルト、そしてアビドス廃校対策委員会書記のアヤネからの意見であった。
そのため、今回は不意をうっての奇襲作戦であると同時に素早く相手を無力化する電撃作戦でもある。
「"ドライブボット、やっちゃって!!"」
『センセイ カラノ オーダー ヲ ジュダク。プロトコル 正面突破 ヲ カンコウ シマス』
合図を出すとドライブボットは後部からミサイルタレットを展開。
装填されている小型ミサイルをヘルメット団の拠点の正面口のバリケードへと発射した。
「あぁっ…?なんだあr……ってぇ!?」
「ま、マズい!?避けろぉぉぉッ!?」
入口にいた歩哨のヘルメット団員はこちらに気づいたものの、すかさず展開されたミサイルをみてすぐにその場から逃げ出した。
一方、撃ち出されたミサイルは真っ直ぐバリケードへと突き刺さっていき起爆。
バリケードごと吹っ飛ばしてトラックが余裕で2台ぐらい通り抜けられるほどの大穴を開けた。
「"みんな、しっかり捕まって!!"」
『テイシャシマス。テイシャシマス。ショウゲキ ニ チュウイ シテクダサイ』
先生とドライブボットの警告から間もなく、爆煙を突き抜けるようにヘルメット団のアジトへとエントリーした車両は横にスライドするように急制動をかけて停車。
見事なドリフト停車を決めたドライブボットのドアが開き、すかさずアビドス廃校対策委員会の生徒たちが飛び出してヘルメット団達に襲いかかった。
「し、侵入者だ!?」
「げ、迎撃ぃぃッ!!迎撃し……がぁッ!?」
「はいは〜い、おとなしくしててね〜。」
突然の襲撃者に対して虚を突かれながらも、リーダー格なのだろう赤いヘルメットの団員は声を張り上げて指示を出そうとした。
が、そこでホシノがインターセプト。
目にも留まらない速さで近づくとゼロ距離で腹にショットガンを叩き込み、思いっきり怯んだところを追加の銃床による打撃で完全に意識を奪った。
この間、約3秒。
ヘルメット団員たちはその光景に恐怖し、動揺してしまったゆえにか混乱が加速。
前衛の団員達は何もできずに次々と後を追ってきた対策委員達に狩られていった。
「う、うわぁぁぁぁ!?」
「い、いやだぁぁ!?」
「に、逃げろぉぉッ!!」
リーダー格がやられ、混乱した団員たちはやられた味方には目もくれず逃げ出し始めた。
中には逃げ出さずに戦車や装甲車へと駆けていくヘルメット団員もいたが……
「ん、させない。」
「そこをど……てぇッ!?ギャァァァ!?」
「め、目がぁぁぁぁぁッ!?ぐぇッ!?」
そんな彼女たちをシロコが強襲。
先行の支援物資の中に入っていたフラッシュバン……閃光弾を至近距離で喰らってしまい一部は気絶。
生き残りも怯んだ隙を突かれてシロコの手によって次々と制圧されていった。
「そこぉ!!」
「逃がしませんよ〜☆」
「「「ギャァァァッ!?」」」
そして、マトモに反撃に移ることもできずに逃げ惑うヘルメット団達はノノミとセリカの二人によって掃討されていった。
だが、それでも一部の撃ち漏らし達はなんとか裏口まで逃げこめていた。
「急げぇ!!」
「こんなところで捕まってたまるか!!」
「私たちだけでも早く…!!」
ほんの十数人程度ではあるが、それでも早くこの場から逃げ出そうと必死になって裏口の扉を開けた。
だが、そんな彼女たちの思いは儚くも打ち砕かれることになる。
扉を開けた途端、どこからともなくヘリコプターのプロペラが回る音が2つ重なって聞こえてきた。
彼女たちが上空を見上げると空から黒い影が降りて……いや、落ちてきた。
「な、なんだあr……おわっ!?」
落下してきたそれは彼女たちのすぐ目の前へと砂埃を大きく立てながら着弾。
特に爆発とかはしなかったが、相当な質量のものなのだろうかかなり派手に着地していた。
砂埃が収まり姿を現したそれは……
「……コンテナ?なんだこれ…?」
「あれじゃないか?雇い主からの追加の補給とか……」
それは、よく貨物船とか貨物列車とかに積まれているのを見かけるタイプのサイズ感のコンテナだった。
全体的に白い箱と言える感じのデザインだが、ちょうどその扉部分が彼女たちの真正面にある。
「何が何だかわからないけど……これの中身使えばあいつらをやっつけられるんじゃね?」
「おっしゃあ!!雇い主さん様々だな!!これで勝てる!!」
「おいおい待て、何が入ってるか分からねぇんだからもうちょっと慎重に……」
こんな都合のいいタイミングで現れた謎のコンテナに対して、殆どのヘルメット団員達は浮足立ちながらコンテナに近づいていく。
一人だけ何か怪しいと感じ取って仲間を止めようとするが、それはもうすでに遅かった。
突如として、コンテナの扉が開いた。
それをただの演出的なものだろうとウキウキとした様子のヘルメット団員達はその中身を拝見してやろうとコンテナの中を覗き込もうとした……ところで数人が何かを撃たれて大きく吹っ飛んだ。
「なぁ!?」
慌てて巻き込まれずに済んだ団員たちは扉の向こうへと銃口を向ける。
コンテナの開いた扉の奥。
夜闇も相まって真っ暗なその中から一つの……いや、いくつもの赤い点と、それから溢れるような感じの赤い放射状の何かが浮かび上がる。
『不良生徒集団「ヘルメット団」の構成員を検知』
『目標を制圧します』
無機質な女性っぽく聞こえるその音声とともに、いくつもの照射ビームがヘルメット団員達を襲った
いかがでしたでしょうか?
一体、セイジは何をよこしやがったんでしょうかね…()
それと、特に描写はされていませんが〇〇先生とアヤネはしっかりドライブボット君の中からオペレーションと戦術指揮を行ってます。
それでは、また次の話をお楽しみに
追伸:前書きの予想は感想欄にどうぞ。