今回は小数同士の割り算を含む計算問題に挑戦しましょう。
小数同士の計算というとあまり良い印象は持っていないかと思います。
小学生の頃に習った当時はあまりよく分からなかったという方もいるかもしれません。
しかし、大人になった今では計算方法をすんなり理解できるはずですので復習して見ましょう。
問題
次の計算をしなさい。
3.2÷0.4−7
3.2÷0.4を基本に忠実に計算していきましょう。
解説
この問題の答えは「1」です。基本の筆算の方法で解いていきましょう。
〈小数同士の割り算(筆算)〉
(1)割る数と割られる数のどちらも整数になるまで小数点を同じ回数だけ右へ移動させる。
(2)整数同士の割り算として計算していく。
(3)移動させた小数点を商の部分に真っ直ぐ移動させる。
では実際に計算していきましょう。筆算の図をメインに解いていきます。
小数点を移動させることで、32÷4という簡単な計算にすることができました。引き続き割り算を進めていきましょう。
商は8.0となりますが、これは8と同じ値なので省略して商を8とします。残りは引き算ですね。
3.2÷0.4−7
=8−7
=1
これで計算完了です。
まとめ
小数を含む割り算の計算は筆算で解くのが基本の方法でした。
実は他の解き方もあるのですが、本質的にはこの筆算を理解していなければいけない応用的なものです。
しっかり復習しておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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