福岡空港→博多駅の間にある“ナゾの途中駅”「東比恵」には何がある?
さっそく地上に出てみると…
地上には、オフィスや学校などが並んでいるのだろうか。そりゃあ、空港にも新幹線にも近い東比恵、オフィスを置くにもこれほど便利な場所はほかにあるまい。 そんなことを言っても、実際がどうなのかは地上に出ねばわからない。さっそく改札を抜けて階段を登る。 東比恵駅の真上には、「百年橋通り」という大通りが通っている。何が百年なんだと調べてみると、この通りのかなり西の方で那珂川をその名も百年橋という橋で渡っている。 1967年、明治100年を記念して名付けられたのだとか。それが通り名の由来にもなったというわけだ。 そんな百年橋通りは、東比恵駅の南側あたりで国道3号・県道112号線と交差している。 交差点の名は、駅名と同じ「東比恵」。金融機関やオフィスビルが四つ角に建ち並び、少し離れた所にはアパホテルがあるという、典型的な大都市のど真ん中といった風景が広がっている。
脇道にはサッカーの強豪校も
クルマ通りの絶えない百年橋通りを北に歩く。奥には福岡高速の高架が見える。 そのさらに向こうには福岡空港があるのだろう。離着陸する飛行機が、いまだかつてないほど大きく見える。 飛行機のエンジン音も響く東比恵の町。百年橋通り沿いには小学校があり、その脇を西に入ってゆくと東福岡高校の校舎が見える。泣く子も黙る、サッカーやラグビーの強豪校だ。 きっと生徒数も多いだろうから、朝限定の改札口は東福岡高校のためなのだろうか。 そんな文教ゾーンからさらに奥に入ると今度は住宅地……というのが都市近郊の町歩きの常のようなものだ。 だから東比恵もそうなのだろうと思っていたら、どうやらここは違うようだ。
東比恵に目立つ“意外なモノ”
もちろんマンションなどもあるにはあるのだが、むしろ目立つのは小さな工場や事業所など。百年橋通りの反対側も似たようなものだ。 中には物流関係の事業所もあり、このあたりは福岡空港にも博多駅にも近いという立地によるものに違いない。 いずれにしても、東比恵駅周辺は大都市近郊というよりもむしろ大都会のど真ん中。陸空ターミナルに挟まれた町、やっぱり並大抵ではないようだ。