本会議のヤジについて、国民の皆さんに伝わっていないことがあります。まず、議員は手元に総理の演説原稿が配られています。事前に入手もできることもあります。ですので、「人の話を聞いていない」ということは一切ありません。むしろ、意義のあるヤジは演説内容を深く理解しないとできないものです。
もう一つは、憲法において国会は総理大臣を監視監督する責務を負っており、個々の国会議員はそれを遂行する責務を負っています。
ようするに、総理の本会議演説はそれが丸ごと国会の監視監督の対象なのです。
(国権の最高機関を構成する国会議員がうやうやしく拝聴する対象ではないのです)
その演説の中に、
①国民への責任から逃れようとしている(裏金隠し、政治改革放棄)
②国民生活に多大な悪影響を及ぼす政策を遂行しようとしている(アベノミクスの継承)
③国民主権や議会制民主主義そのものを破壊しようとしている(任期延長改憲の実行)
などの悪政があれば、その場に居合わせる国会議員がそれをただ黙って聞いているだけでは、総理への監視監督の責任を果たすことになりません。
もちろん、それがどこまでヤジとして許容されるかについては、品位保持などの観点も含め、衆参の議院(ハウス)が自律的に判断すべきものです。
しかし、現実の総理演説は、それ自体が議院内閣制における総理と国会議員の政治闘争の場であり、個々の国会議員の総理への監視監督の信条は尊重されるべきと考えます。
逆に、この本会議における議会制民主主義の機能を否定すると、ヤジの全くない中国や北朝鮮の国会のようになってしまいます。
ヤジによって動画をご覧頂く国民の皆さんが総理の演説を聴き取りにくいということがあるのかもしれません。
ただ、その場合も演説とヤジの双方が本会議における議会政治とご理解を頂ければと思います。
※ 仮に、本当にヤジのために視聴者の国民が全く総理演説を聴き取れないということがあるのであれば、集音装置などの技術的な改善が必要と考えます。
※ なお、衆参のHP動画はヤジはほとんど拾わないものとなっています。
Quote
小西ひろゆき (参議院議員)
@konishihiroyuki
自民・維新連立の高市政権の最大の欺瞞を鋭く突いて、実際に、高市総理の動揺を引き出した素晴らしいヤジだと思います。
これぞ、議会政治であり、このヤジを放った議員は国民代表として称賛されるべきだと思います。 x.com/kazu10233147/s…