【維新・吉村洋文代表生出演②】『企業・団体献金の禁止』について
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▼すぐに禁止を求めず、自民党に猶予を与える?
日本維新の会 吉村洋文代表
「ここは溝がかなりある。これは正直申し上げてある」「公明党が離脱したのはここが原因。企業・団体献金、僕らは廃止。実際に口だけじゃなく、僕たちは実際にやっている」
「他の政党、なかなかやらない。口では言うが実際はやらない。我々は実際に廃止している。受け取らないとやってる」
「自民党は“透明化”を掲げている。少しここには溝があると思っているが、それをできるだけ何らかの形で1歩でも2歩でも前に進めたいと思っている」
「ただ、僕は政治改革でいくと、本質は議員定数の大幅削減だと思っている。国会議員の議員定数の大幅削減」
「本気の社会保障改革とか副首都もそう、それ以外で12項目でたくさん国家の課題ある。もちろんまず目の前の物価高対策、これは絶対やらなきゃいけない。ガソリン税の減税や物価高対策の支援策、生活しんどいですから国民の皆さん、これやるのはもう当たり前」
「そのうえで、連立を含めた協議になっている。国家のあるべき姿というものを含めた協議をしている。そうすると、みんなにいい顔ばっかりできるわけではない」
「そうなってくると、改革はまずやらないといけない。政治改革の1丁目1番地で一番難しいのは、議員定数の削減」
「これは自民党も民主党も今まで約束したが、やらなかった」
「我々、維新の会は地方の政治だが、これを約束して、109あった議員定数を88まで2割削減というのをまず一番最初原点としてやって、そしてその後にいろんな事をやった」
「今回肝になるのはもちろん、企業・団体献金の禁止をできるだけ埋めていきたいと思うが、国会議員が本当に嫌がって難しいかもしれないが、国会議員の大幅定数削減。衆議院で500人近くいるわけですから。これは本気でやれるかどうか、ここがポイント」
▼立憲民主党・野田代表が“批判”も
『政治とカネの問題にけじめがついたと言う人たちと手を組むようなことは絶対いけない』
日本維新の会 吉村洋文代表
(Q.この野田代表の批判に対して思うことは)
「もちろん政治とカネの問題は当然、正していかなければならない」
「そのうえで、“政党”対“政党”になるので、たとえば企業・団体献金の禁止について完全一致するのであれば、その政党になったらいいわけで、考え方が違うところがある」
「それでいいとは思っていないので、できるだけ埋めたいとは思っているし、政治とカネを正していくのは当然のことだと思う」
(Q.自民に求める“政策12項目”について、最重要2項目以外が後回しになる懸念は?)
「まさにそこ。僕らは文書通信交通滞在費をオープンにしていこうと自民党と合意したが、それを反故されたという経験がある」
「文書でいくら交わしたとて、期限を決めたとて、やっぱりやめようと言われたら、そこで終わってしまう」
「そう考えた時に、僕はこれだけある改革を本気でやろうとすると、議員定数の大幅削減をこの臨時国会にやるべきだと思う。そこは譲らない」
「めちゃくちゃ高いハードルです。でもそれぐらいやらないと日本の改革なんかできない」
(Q.自民党は“閣内協力”を要請。閣僚を維新から出す?)
「政策合意がまだできていないので、まず政策合意ができるかどうかがポイント」
「入閣の要請、連立で一緒に責任持ってくださいという要請は受けている。これは事実。ここは最後、代表として判断すべき、非常に難しいが、きっちり判断すべきところ。もし合意がまとまればというところ」
「紙に書いたはいいが実際、実行しないというのはこれまでもあった話で、僕はやはり改革のセンターピン、メルクマールになるのはになるのは、本気でこれから日本を変えていくんだという高市総裁に思いがあるのであれば、議員定数削減をやるべき。臨時国会で」
「それがどうなるか、きちんとみたいという思いはあるし、僕らはやったので、そこが1つポイントになると思っている」
(Q.あす高市総裁と会う予定は)
「現時点ではないが、本当にこの数日間、自分でも自分の予定がころころ変わる状況になっているので、どういう予定になるのか分からないが、今はない」
(Q.あす“連立合意”の判子を押す可能性も?)
「いやそれはないと思う。まだ政策協議の合意がまとまってないので」
「あすまた政策協議をすると藤田共同代表から報告を受けているので、あす何かなるようなものではない」
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