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畑のじかん

北関東の田舎で畑をやりながらのんびり暮らしています。

実家の干し柿作り

2010年11月13日 12時39分45秒 | 実家手伝い
このところ秋晴れが続いていますね!
11/10、11/12の2日間で、実家の干し柿作りを手伝って来ました。
(12日はお昼前曇りでちょこっとだけ通り雨が降ったけれど、あとはよく晴れた!)


実家では柿の木が3本ありまして、甘柿は1本だけ。
あとの2本は渋柿です。

ひとつは蜂屋柿という、大ぶりの柿。

有名な「あんぽ柿」などにも使われるちょっと高級な柿だそうですが、あまり沢山実をつけません…

 もうひとつのフツーの柿はたわわになります。


去年は裏年だったようで、どの柿も全然実をつけなかったようですが
途中で落ちてしまうものや鳥につつかれてしまうものを除いても500ちょっと取れた様で、今年はまぁまぁ。
(一昨年は大変な当たり年で、1000個以上採れた!と実父が言ってました)


 さて、皮をむいて干します。

父親とニョーボで流れ作業。
ニョーボが包丁でヘタの周りとおしりの周りをむいて、父親がピーラーで残りの皮をむく。
それぞれが道具を持ち替えてむくよりずっと早いです。

 おしりのところはこんな風に皮を少し残します。


今年は例年より1週間近く遅い作業になってしまった、と父親がボヤいていました。
例年は11月のあたま(3~4日頃)にしているそうなのです。

「あんまり遅くなると、”ずっくし”になるからな」と父親。

はて???
ずっくし=柿が熟してぐずぐずになってしまうこと。(ずくずくになるともいう)

今まで聞いてきた言葉なのでしょうが、あらためて聞くとなんだか新鮮な響き。


さて、皮をむいた柿。

これを麻ひもの両端に縛り付けて、日当たり良く風通しもバッチリの屋外に干します。



これで1ヵ月もすると干し柿の出来上がり♪


剥いた皮も干して、
 たくあん漬けに使います。
(この間干していたショウガの葉もたくあん漬けに使うのだそうです)

ニョーボの実父は自家製のたくあん漬けが自慢で、干し柿を作る事より、
”たくあんを漬ける為に、柿の皮が欲しくて干し柿を作る”のではないか?と密かに考えるニョーボであります。

とはいえ、干し柿も美味しいんですけどね







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