神奈川県職員が飲酒し自転車を運転、停職3カ月の処分 県庁初の懲戒処分
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自転車の酒気帯び運転をしたとして、神奈川県は9日、県土整備局のグループリーダーの男性職員(44)を停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は同日付。自転車の酒気帯び運転で県が職員を懲戒処分とするのは初めてという。 県によると、男性職員は6月20日夜、同僚と私的な飲み会を横浜市内で開き、ビールとサワーを計3杯飲んだ。厚木市内の自宅に帰宅後、菓子を購入するために自宅から約2キロ離れたコンビニへ自転車で向かった。 その際、県警第二交通機動隊による検問で、呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。本人の申告により県は事案を把握したといい、県人事課の聞き取りに「ちょっとだけならという軽率な気持ちだった」と話したという。 同課の担当者は「自転車含め、飲酒運転は危険性を伴う。職員に対しては改めて注意を周知していきたい」としている。
神奈川新聞社
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